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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

三角プリズム

「これなに?」 と子供たちは訊ねる。

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「三角プリズムだよ」 そう答えても子どもたちは「ぽかり」とした顔をしていたりする。

ん?理科室にいくらでも置いてあったよね?三角プリズムって。今の小学校の理科準備室の棚に三角プリズムは置いてないのかな?

「三角プリズムってなに?」 そんな質問から『光』と『虹』についての長い長い『お話し』が始まってしまって一時間くらい平気でつぶしてしまったりする。(だめですかあ? 笑)a0199297_935152.jpg
話の途中にタイミング良く窓から日が射し込んで、壁に三角プリズムが『虹』でも出現させようものならもう大変! もうその日は『三角プリズムの一日』になってしまうのです。

子どもの頃、何かの本の中で(それとも誰かから聞いた話の中だったかな?)『光がなければ色は存在しない』と言う文章(言葉)があって、その時は「そんなのあたりまえじゃん!」と単純に思ったけれど「当たり前」ではないんだよね、、、という事を理科室の三角プリズムが教えてくれたんだったな、と『三角プリズムの虹』を見る度に確認するのです。

そう、「当たり前のコトなんて一つも存在しないんだよね」

光はスペクトル分解されていろいろな場所に虹を出現させる。

雨上がりの空とか、満月の夜空にだとか、鉱物の中にだとか、ヒトの瞳の中にだとか、、、水たまりに広がったガソリンの皮膜にさえ、『光(ヒカリ)』は綺麗な綺麗な虹を作って見せてくれる。(ガソリンの虹にプリズム効果は関係ないのか?)

『光(ヒカリ)』。

僕は、『光(ヒカリ)』と、それを構成する『モノタチ』に、強く想いを馳せてみる。

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by yoshikazusuzuky | 2011-02-03 23:11 | 理科室の記憶 | Comments(0)