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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

水晶が記憶するもの 8

『水晶が記憶するもの』シリーズ(シリーズだったんだ!?)を一週間も続けてしまいました。
水晶は(「は」、、って?)この辺にしておきましょうかね、切りがないのでとりあえず?(笑)

では『水晶が記憶するもの』の最後を飾るのは『緑水晶』です。

僕の大好きな大好きな、ヒマラヤはネパール( Nepal)の『緑水晶』です。
ヒマラヤ山脈の中央、標高7000mを越える山々が連なるガネッシュ・ヒマール(Ganesh Himal)連峰のダジン( Dhading)地区で産出されます。
ダジンの『緑水晶』は『緑泥石 〜Chlorite〜( クローライト)』を含むタイプの『緑水晶』です。

今回の文章はこれでお終いです。 後はちょびっとの説明文だけ。 横道話しは書きません。(笑) 写真だけで十分に感じてもらえるのではないかと思うので、、、見てみて下さい。 素敵な素敵なダジンの『緑水晶』たちです。

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    緑泥石 の濃緑色。 氷のように透明な白色。 そして鉄分にコーティングされた朱色。

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いきなり手持ちで最高の切り札を開いてしまいますが、僕が持っているダジンの『緑水晶』の中で、この子たち三人は、とてもとても特別な子たちです。 その三人の中でも、この子(下の写真二枚の子)がいちばん、僕に語りかけてきます。 僕のところにやって来てから、ずっとずっとずっとずっと『途切れる事のない物語』を、語り聞かせてくれています。
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              この子は僕にとっての『特別な子』です。




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               両錐(ダブルポイント)の水晶です。



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この水晶ポイントは 9.5cm あります。光を透過する部分は無くて全体をキラキラとした緑泥と白色緑泥の粉が覆っています。(表面だけでなく「ぽきり」と折れても内部も同じ濃緑色です) 白い部分は母岩に共生していた『長石(ちょうせき)』です。



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              この水晶は『山』そのモノの様に思えます。



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 この水晶クラスターは 15cm弱 の大きさがあります。荒々しさと静けさが同存している感じです。



最後にもう一つだけ、、。 日本の『緑水晶』をご紹介。
秋田県大仙市協和荒川の「荒川鉱山」産出の『緑水晶』です。(「荒川鉱山」は1700年の発見に始まり、1940年まで銅鉱山として稼働していた鉱山です)
どうでしょう? 外国のモノとは、やはり違いますよね、、。 この佇まい、「日本の鉱物だなあ」、、と思いませんか?(微笑)

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by yoshikazusuzuky | 2011-02-18 23:11 | 理科室の記憶 | Comments(0)