絵にできるコト 〜町(まち)〜(4月12日)
きょうのお話しは、まさに『絵にできるコト』のお話しだと思います。
(あるいは『絵だからこそできるコト』かな)
先週中にリベラの子どもたちのほとんどが帰って来てくれました。
まだ顔を見れてない子が4人いるのですが、ケガや病気をしているわけではなさそうなので少し安心、、、。 きっと今週には逢えるでしょう。
いろんな色やカタチに彩られた画用紙たちによって埋づめられていた教室の壁も、
少しだけ様子が変わりつつあります。
先週から少しずつ紹介し始めていますが、
いま子どもたちは、
四つ切りの画用紙に鉛筆だけで『町(まち)』を描き始めています。
『始まりの世界』、、、
子どもたちの新しい始まりの風景です。
今回は鉛筆(4B のみ)なんです。
色も(絵の具もクレヨンも色鉛筆も使わず)、鉛筆だけの白黒濃淡で表現してもらっています。
『色』は、いらないです。
色のない世界にこそ色は生まれるのではないかと僕は思います。
赤は赤です。
青は青だし、黄色は黄色です。
でも色のない世界では自由です。
色のない世界では、ありとあらゆる色がありとあらゆる色になり得るのです。
色のない世界に存在しない色は無いのです。(あらゆる色が存在しています)
赤は赤であると同時に青であり、黄色でもあるのです。
白い画用紙には、
子どもたちの素敵な想像力の世界が展開していますよ。
火や水や風やその他想像もつかない何かに電力を求めようと『発電所』を描き連ねる子。 たくさんにモノが溢れたお店を描く子。 摩訶不思議な建物が画用紙を埋め尽くすように建ち並び
見たこともない花が咲き様々な種類の果実をつける不思議な木のある風景を描く子。
動物たちがたくさんいて、
子どもたちがたくさんいて、、
道は、、、
どこまでもどこまでも真っ直ぐに続いている。
地震から1ヶ月が経ちましたが余震は続き、
大地の活動は、また活発になりつつあります。
ヒトの作りしモノは破壊されるばかりで未だ再構築するには時間を要します。
でも、ここでは始まっています。
真っ白な画用紙の中では始まっているのです。
子どもたちの心の中には、
新しい町が生まれ始めていますよ。
子どもたちの想いをのせた想像力の世界は制限されることは無く、
果てしなく果てしなく真っ直ぐ延びる道のように続いてゆくのです。
ひまりちゃんの始まりは『噴水』でした。
噴水のまわりには素敵に楽しそうな町が出来ました。
けんせいの始まりは
『非常用ドーム』でした。
風力と水力と最新鋭の科学の力で建造された非常用ドームは
しっかりと町を見守っています。
あたらしい町は、
本当の意味で『人(人間)』と『自然(地球)』が理解し合える『町』になるのでしょう。
自然(地球)がもう一度、人(人間)に機会を与えてくれますように、、。
人がもう一度、立ち上がれるように見守ってくれますように、、。
くれますように、、、。
(あるいは『絵だからこそできるコト』かな)
先週中にリベラの子どもたちのほとんどが帰って来てくれました。
まだ顔を見れてない子が4人いるのですが、ケガや病気をしているわけではなさそうなので少し安心、、、。 きっと今週には逢えるでしょう。
いろんな色やカタチに彩られた画用紙たちによって埋づめられていた教室の壁も、
少しだけ様子が変わりつつあります。
先週から少しずつ紹介し始めていますが、
いま子どもたちは、
四つ切りの画用紙に鉛筆だけで『町(まち)』を描き始めています。
『始まりの世界』、、、
子どもたちの新しい始まりの風景です。
今回は鉛筆(4B のみ)なんです。
色も(絵の具もクレヨンも色鉛筆も使わず)、鉛筆だけの白黒濃淡で表現してもらっています。
『色』は、いらないです。
色のない世界にこそ色は生まれるのではないかと僕は思います。
赤は赤です。
青は青だし、黄色は黄色です。
でも色のない世界では自由です。
色のない世界では、ありとあらゆる色がありとあらゆる色になり得るのです。
色のない世界に存在しない色は無いのです。(あらゆる色が存在しています)
赤は赤であると同時に青であり、黄色でもあるのです。
白い画用紙には、
子どもたちの素敵な想像力の世界が展開していますよ。
火や水や風やその他想像もつかない何かに電力を求めようと『発電所』を描き連ねる子。 たくさんにモノが溢れたお店を描く子。 摩訶不思議な建物が画用紙を埋め尽くすように建ち並び
見たこともない花が咲き様々な種類の果実をつける不思議な木のある風景を描く子。
動物たちがたくさんいて、
子どもたちがたくさんいて、、
道は、、、
どこまでもどこまでも真っ直ぐに続いている。
地震から1ヶ月が経ちましたが余震は続き、
大地の活動は、また活発になりつつあります。
ヒトの作りしモノは破壊されるばかりで未だ再構築するには時間を要します。
でも、ここでは始まっています。
真っ白な画用紙の中では始まっているのです。
子どもたちの心の中には、
新しい町が生まれ始めていますよ。
子どもたちの想いをのせた想像力の世界は制限されることは無く、
果てしなく果てしなく真っ直ぐ延びる道のように続いてゆくのです。
ひまりちゃんの始まりは『噴水』でした。
噴水のまわりには素敵に楽しそうな町が出来ました。
けんせいの始まりは
『非常用ドーム』でした。
風力と水力と最新鋭の科学の力で建造された非常用ドームは
しっかりと町を見守っています。
あたらしい町は、
本当の意味で『人(人間)』と『自然(地球)』が理解し合える『町』になるのでしょう。
自然(地球)がもう一度、人(人間)に機会を与えてくれますように、、。
人がもう一度、立ち上がれるように見守ってくれますように、、。
くれますように、、、。
by yoshikazusuzuky
| 2011-04-12 23:11
| 繋がる想い
|
Comments(4)
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ひめママ
at 2011-04-12 23:52
x
先がない道はないと信じています。もし・・・なかったら・・・切り開く力を持っていると信じています。
「噴水」の水は様々な種に命を与えてくれているようですね(^^)
ひめママのおうちは井戸水です。この時期とっても水圧が低くなります。水がチョロチョロになるんです。それは何故か・・・木々が思いっきり水を吸っているからなんですよね。生きようと必死に水を吸い上げているんですよね。子供達も然りデス。
未来は輝いているはずです。
「噴水」の水は様々な種に命を与えてくれているようですね(^^)
ひめママのおうちは井戸水です。この時期とっても水圧が低くなります。水がチョロチョロになるんです。それは何故か・・・木々が思いっきり水を吸っているからなんですよね。生きようと必死に水を吸い上げているんですよね。子供達も然りデス。
未来は輝いているはずです。
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yoshikazusuzuky at 2011-04-12 23:57
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kibi
at 2011-04-13 02:25
x
絵画教室にデッサンとは別に色のない作品をテーマにするのは心を大切にする画伯以外に思いつかないです。
描き終えた後、一番驚いたのは描いた本人かも知れません。
描くことによって自分を知るという授業はホント素晴らしいです。
描き終えた後、一番驚いたのは描いた本人かも知れません。
描くことによって自分を知るという授業はホント素晴らしいです。
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yoshikazusuzuky at 2011-04-14 11:38
「、、でなくてはならない」
そう思った瞬間から世界は色褪せてゆくのかもしれません。
『かいがきょうしつ リベラ』の入会案内の隅っこにはこんな文字が書かれています。
「絵画、造形、空想教室」
教室の見学などがあると、「僕の教室に通っても絵は上手くなりませんよ」と僕は言います。(絵画教室失格!!!)
出逢ったモノ。 すれ違ったモノ。 毎日、目の前に現れ、そして通り過ぎてゆく何か、それらのモノたちを『感じるコトの出来る心』を持っていられるように、僕は、ほんの少しの手伝いがしたいだけなのです。(微笑)
kibi さん、コメントをありがとうございまいた。
そう思った瞬間から世界は色褪せてゆくのかもしれません。
『かいがきょうしつ リベラ』の入会案内の隅っこにはこんな文字が書かれています。
「絵画、造形、空想教室」
教室の見学などがあると、「僕の教室に通っても絵は上手くなりませんよ」と僕は言います。(絵画教室失格!!!)
出逢ったモノ。 すれ違ったモノ。 毎日、目の前に現れ、そして通り過ぎてゆく何か、それらのモノたちを『感じるコトの出来る心』を持っていられるように、僕は、ほんの少しの手伝いがしたいだけなのです。(微笑)
kibi さん、コメントをありがとうございまいた。