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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

復刻されたモノ (4月19日)

雨が、、いつの間にか霰にかわり、「こつこつ」と自動車の屋根や窓を叩いていました。

リサイクル本屋さん(古本屋とは呼ばないのかな?)をちょうど出たところでした。

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「こつこつこつ、、」
ごま塩の瓶に入っているような、
いびつなカタチをした霰でした。



じつは、、、
リサイクル本屋さんで「うわっ!」と小さく叫んでしまったのです。


       
       その原因が、、、
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                               、、、これです。



                 宮沢賢治の『春と修羅』、、
                 そして、
                
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                 『注文の多い料理店』です。



もちろん、大正13年に出版されたオリジナルではありません。 昭和50年代の後半に刊行された復刻版日本文学全集のシリーズ中のモノですね。(いままでネットオークションの画面の中では何度か見かけてはいたのですが、、、手が出ませんでした。『春と修羅』は初めて見ました!)
でも、、
オリジナルであろうと復刻版であろうと、こうして出逢えたことは大きな大きな歓びです!
もっと大きな声で「うわっ!」 っと叫んでも良かったと後悔しているほどです。(笑)


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しかし、、

何度読んでもこの『注文の多い料理店』の『序』の文章、そして『春と修羅』の『序』の文章は特別的に素晴らしいです。

理屈ではない文章です。

「ただ感じれば良いのだよ、、」

文章中の活字、
その一文字一文字から、、
優しくそう語りかけられている気がします。


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       活版印刷の文字は温かいですよね。

       そのカタチ自体(字体)が、
       温かみを含んでいる気がします。


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                      オリジナルの本って何処で見れるのだろう?
                      岩手県の花巻市にある『宮沢賢治記念館』に行けば
                      展示されているのだろうか?



『宮沢賢治記念館』のホームページは普通通りに表示されている。
地震の被害は、なかったのだろうか?
そうだといいなと思います。

いつか、、訪れてみたい場所です。


さて、、

我が教室の親愛なる詩人たち、、、。

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カメラ片手に色鉛筆を白黒画像で確認しながら描くケンセイを横目に(横目にも気にかけず、、笑)ひまりちゃんが新技を披露してくれました。

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ひまりちゃんが何をしているか、、、
わかりますか?

なんと!
鉛筆でカナヅチを叩いているのです!

ん?

書き間違いではなく鉛筆でカナヅチを叩いているのですよ。

なんだか村上春樹の小説のタイトルになりそうですね。
『鉛筆でカナヅチを叩く』

(笑)

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べつに、ひまりちゃんは
無茶をやってるわけではないんです。

ひまりちゃん曰く、、、

「かなづちにえんぴつがあたるとえんぴつのこながでるでしょ、そのこなはかみのうえにこぼれるでしょ、そのこなをてでこするといろがぬれるの。」

だそうです。 わかりましたか? 鉛筆でカナヅチを叩いて鉛筆の芯を粉にして色付けしている、、と言う、かなり高度なテクニックだったのですよ。

素晴らしい! (笑)



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               明日は雨やむと良いな、、と思う。


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                     あっ、、

                   月が零れてる。
by yoshikazusuzuky | 2011-04-19 23:11 | 繋がる想い | Comments(2)
Commented by ひめママ at 2011-04-19 23:54 x
賢治本に小さく「わお」と叫び、そしてブログのデッカイ文字『うわっ!』に同じく「うわー」(爆笑))と叫び、ひまりちゃんの発想に「なるほど!」と感心しました(^^)

PS 「賢治記念館」・・・素敵なものがいっぱいありましたヨ。記念館の周りの風景もステキでした。変わってないと良いのだけれど・・・。
Commented by yoshikazusuzuky at 2011-04-21 01:09
青森から三陸の海岸線を南下し遠野まで野宿徒歩旅をしたとき、花巻までに行こうか行くまいかと迷ったのでしたが、、次回は必ずや訪れたいと思います。
そうですよね。
間違いなく素敵なモノが溢れている場所ですよね。

ひめママさん、コメントをありがとうございました。