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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

いちばん落ち着ける場所 (4月25日)

月曜日の午前中の教室です。

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久し振りに『彼』の絵をご紹介しますね。


          『彼』は、ここ二週間ほど『理想の部屋』を描いています。

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気に入ったモノたちで埋め尽くされた、彼の理想とする部屋の光景です。(まだ途中の作品だけれど特別に撮影の許可をもらいました)


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彼は描くテーマやモノによって画材を選択しているのですが、今回は150色の色鉛筆を使用しています。



アクリル画も水彩画もカラーマーカー画もボールペン画も鉛筆画も、、どれも素晴らしく彩色された作品たちなのですが、その中でも色鉛筆で描かれたモノたちは特別に色彩豊かな世界が展開します。


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綺麗(、、という言葉では単純すぎるのだけれど、、)でしょう!?




150色の色鉛筆と一緒に撮影しても、色鉛筆に負けないくらいに(もちろん色鉛筆以上に!)鮮やかに綺麗なのです。


こんげつは、子どもたちのモノクロに色彩豊かな世界を見つめ続けてきたので、なおさらに彼の色々彩の世界が目に染み渡るのかなあ。(微笑)


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僕個人的にはこの壁が好きです。



アフリカの平原を満たす夕暮れの光(あるいは明けゆく始まりの世界を満たす光)にも似た薄紅のグラデーションとキリンのシルエットが、、僕の中の何かを震わせます。
それは細胞に刻まれた記憶の欠片、、、。
原始の(原子の)記憶、、、?

彼の絵の中に存在する何かは(それは絵一枚ぜんぶの場合もあれば、、こんな風に絵の中のワンピースの場合もあります)いつも僕の中の何処かの部分に繋がろうとするのです。(いや、、。僕が繋がろうとしているのかもしれないな。)




天気予報通りに空の模様が崩れ始めました。
日射しは途絶え、小雨が降り始めています。
空気を小刻みに震わせる雷鳴が、遠く小さく聞こえます。


彼がそわそわと外を気にしています。
雷(カミナリ)がとても苦手なのです。

でもね、初めて逢った6年前とは違うのです。雷(カミナリ)に対してすごく、、、どんな表現をすれば良いのだろう? すごく「我慢強く」なりました。 でもそれは彼が頑張って頑張って我慢している、、って事ですからね。 やはり、嫌いなものは嫌いなのです。



彼は急いで帰宅の途につきました。



外は真っ暗です。

雨も風も強くなりました。

壁を震わせるほどに、雷は教室の真上で鳴っています。



もう家に着いただろうか?

彼の画室に、、
着いたかな。

彼が、いちばん落ち着ける場所に、、、。



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スズキヨシカズ、

 2011年4月25日(月曜日)午前11時58分、、
     僕がいちばん落ち着ける場所『幻燈画室』にて、、、
by yoshikazusuzuky | 2011-04-25 23:11 | 繋がる想い | Comments(2)
Commented by kibi at 2011-04-26 04:22 x
ホントホント綺麗な色の綺麗な絵です。
ズートズーット観ていたい深い深い絵です。
何やらまだ途中とか
完成した絵も観せてもらえるのでしょうか?
Commented by yoshikazusuzuky at 2011-04-27 00:55
彼は(ほぼ)毎回、絵を持ち帰り家でも制作して完成すると次回は別な絵を持って来るので、僕も見ていない完成作品がたくさんあります。 彼は多作なんです。 彼が完成作品を持って来てくれたらkibiさんにもお見せしますよ。(^^)

ほんとうに、彼の絵からは色彩が溢れ出しているんです。

誰も知らない場所でこんこんと湧き出し続けている冷たく透明な湧き水のように、、、。

kibiさん、コメントをありがとうございました。