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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

『幻燈博物館所蔵品』(其の壱)

             二つの機械(ふたつのきかい)をご紹介します。

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ひとつ目の機械は、、

『午前7時の光で星明かりを濾過し白水晶に蓄積して音に変換する機械』

、、です。

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数千年前の遺跡から発掘された、、

『星光収蓄板』

、、により収光した前夜の星明かりを


明けの明星の吐き出す星の息によって掃き清められた午前7時の光にさらし、
星明かりの種類を識別、選別し、、




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さらに濾過して、

白水晶に蓄光します。

白水晶に蓄光された星明かりは、
その種類と性質により音へと変換され、
星の音階を作り奏でます。

『午前7時の光で星明かりを濾過し白水晶に蓄積して音に変換する機械』

、、、です。



ふたつ目の機械は、、

『星の呟きを集録し人間に理解可能な音として翻訳する機械』

、、です。

a0199297_1718435.jpg冠に頂くのは、
遥かな昔に深海に沈められた(鎮められた)、
かの鉱珠採集船『コ . レニム 号』より収拾された
『翠玉』、『藍玉』、『紅玉』、『琥珀』、、、
4つの宝珠です。

これら宝珠は原石より人の手により削り出された『珠』とは異なり、
すでに磨かれた状態で採掘されます。

その理由に付いては幾多の説が『昔語り』として語り継がれていますが、、、
唯一わかっているコトは、
これらの『珠』が星の言葉を解し、集蓄する性質があると言うコトです。

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集蓄された『星の呟き』は、

月明かりより削り出された薄い薄い『月光集音コイル』に録音記録され、

星語翻訳回路を巡られた後に、
『音』に変換され奏でられます。



『星の呟きを集録し人間に理解可能な音として翻訳する機械』

、、です。




             永く永く『幻燈博物館』所蔵となっていた、
              
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      異界のモノとも語られる『 二つの機械(ふたつのきかい)』に出逢われる方々、、、。

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            どうか宙(そら)の声に、心惑わされんことを。
by yoshikazusuzuky | 2011-12-10 00:02 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)