日本語の手紙と王様たちの石炭
スペインはバルセロナから、2通の日本語で書かれた手紙が届きました。
『バルセロナからの日本語の手紙』 、、、なんか「良い本」の題名になりそうな言葉だね。
それでは先ずは、、1通目。
アルバちゃんからのクリスマスカードです。
千代紙(梅の柄?)で折ってくれたサンタクロースが屋根の上の煙突にいる図柄の、
アルバちゃん手づくりのクリスマスカードです。
アルバちゃんは、カタルーニャ州立語学学校で日本語を勉強しているそうで、「来年日本に行きたいです。 、、、大さかかならの大学に行きたいです。」と手紙に書いてくれてました。 大阪か奈良かあ? 大阪と奈良にはアルバちゃんの興味を引く何があるんだろうか?
『アルバちゃんへ
素敵(すてき)なクリスマスカード(くりすますかあど)をありがとう。
大阪(おおさか)と奈良(なら)で、アルバちゃんは、どんな場所(ばしょ)に行(い)って、
何(なに)を見 (み)たい ですか?
僕(ぼく)のスペイン語(すぺいんご)は、上手(じょうず)ではないので、
日本語(にほんご)のメール(めいる)でごめんなさい。
日本(にほん)でアルバちゃんに会(あ)えるのを、楽(たの)しみにしています。
スズキヨシカズより』
2通目をくれたのはバルセロナの建築家、ラウラさんです。
ラウラさんは、半紙に筆と墨で手紙を書いてくれました。
そして手紙と一緒に同封されていたのは、、、
「よしかず」
、、と平仮名で僕の名前が書かれた『お習字栞』の一枚でした。
裏面には
書いて
くれた
ラウラさんの名前も書かれていますよ。
僕の名前が書かれたこの『お習字栞』が封筒から現れたのを見たとき僕は、、
とてもとても温かな気持ちになったのでした。
なんだか言葉では言い表せないくらいに、、、温かな気持ちになったのです。
「うれしいなあ、、」
凝縮された優しさの欠片を掌で「ぎゅっ」と握りしめたような、そんな気持ちになって
「うれしいなあ、、」と、 ひとり言していたのでした。
ラウラさんは日本語を勉強し始めて3年目だそうです。
「日本に行きたいので日本ごをべんきょうしています。 、、、 北から南までりょこうしたいとおもいます。」と書いてあります。 とくに、北海道と『せんだいメディアテーク』(ラウラさんは建築家の伊藤豊男の大ファンなのだそうです)と屋久島を「、、、見に行きたいです。」と書いてくれていました。
『ラウラさんへ
お習字(しゅうじ)の手紙(てがみ)と、『お習字栞(しゅうじしおり)』に僕(ぼく)の名前
(なまえ)を書(か)いてくれて、ありがとうございました。
手紙(てがみ)の入(はい)った封筒(ふうとう)の中(なか)に、僕(ぼく)の名前(なまえ)が
書(か)いてある栞(しおり)が入(はい)っているのを見(み)つけて、
僕(ぼく)は、とてもとてもとてもとても嬉(うれ)しかったです。
嬉(うれ)しくて嬉(うれ)しくて涙(なみだ)が出(で)そうになりました。
三人(さんにん)の王様(おうさま)からの贈(おく)り物(もの)だと思(おも)いました。
『三人(さんにん)の王様(おうさま)』=『 Reyes Magos 』
本当(ほんとう)に、ありがとうございました!
ラウラさんは建築家(けんちくか)なのですね。素晴(すば)らしいお仕事(しごと)ですね。
僕(ぼく)は、毎年(まいとし)、秋(あき)に「かいがきょうしつ リベラ」の子(こ)どもたち
の絵(え)の展覧会(てんらんかい)を観(み)に『せんだいメディアテーク』に行(い)きます。
建築(けんちく)の絵(え)の展覧会(てんらんかい)です。
ラウラさんが日本(にほん)に来(き)て、『せんだいメディアテーク』に行(い)くときに、
「かいがきょうしつ リベラ」の子(こ)どもたちの絵(え)も観(み)てもらえたら、
「素晴(すば)らしいだろうな」と考(かんが)えると楽(たの)しくなります。
日本(にほん)でラウラさんに会(あ)えるのを、楽(たの)しみにしています。
スズキヨシカズより』
アルバちゃん、らうらさん、「ありがとうございました!」
とても嬉しかったです!! (微笑)
さて、『三人(さんにん)の王様(おうさま)』のお話しが出たので、、
今日の教室
木曜日の子どもたちと、、
スペインのゆきちゃんが送ってくれた『 CARBON DE REYES 』を食べました。
『 CARBON DE REYES 』って何でしょう?
『CARBON』は『石炭』のコトです。
『REYES』は『王様たち、、』のコトなので、『王様たちの石炭』。 スペインのクリスマスで『三人の王様』たちが届けてくれたプレゼントの『石炭』ってコトなのですが、、、
「何でプレゼントが石炭なの?」と言えば、悪い子には石炭のプレゼントが届いてしまうのですよ。
、、、で
これが麻袋の中身の石炭です。
書き始めで
「子どもたちと、、、食べた」って
書いてしまったのでね、、、。
そうです、お察しの通りです。
見た目はご覧通りで口に入れるコトなどはばかられるような姿の石炭そのものですが、口に入れれば「甘〜〜〜く」ほろほろととろける砂糖菓子なのでした。
悪い子ちゃんにもちゃんと救いの手をさしのべてくれる、、、
やさしいやさしい『三人の王様』たちなのでした。 (微笑)
、、、でで
リベラの子どもたちはと言うと、「せきたんがなぜこんなにおいしくなるのか?(石炭が何故こんなに美味しくなるのか?)」をみんなで頭を付き合わせて「あーでもないこーでもない」と議論していましたよ。(笑) もちろん優しいヨシさんは、コトの真相など子どもたちには教えてあげないで、「なんでだろうなあ?」と、子どもたちと一緒になって腕組みして眉間にシワなど寄せて見せたりしていたのでした。 (けけけ、、、悪笑)
カンちゃんなんか、僕が鉱物の仕分けに使っているチャック付きの厚手ビニール小袋に、ひとかけらの『石炭』を入れて大切そうに持って帰ったしね。 いまごろ家で、お父さんお母さんと『甘い石炭』の正体を暴くべく研究してんのかな? (微笑)
きょうはね、そんな感じに『スペイン』な、「かいがきょうしつ リベラ」でしたよ。
(^〜^)(^〜^)(^〜^)(^〜^)
(^〜^)(^〜^)(^〜^)
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『バルセロナからの日本語の手紙』 、、、なんか「良い本」の題名になりそうな言葉だね。
それでは先ずは、、1通目。
アルバちゃんからのクリスマスカードです。
千代紙(梅の柄?)で折ってくれたサンタクロースが屋根の上の煙突にいる図柄の、
アルバちゃん手づくりのクリスマスカードです。
アルバちゃんは、カタルーニャ州立語学学校で日本語を勉強しているそうで、「来年日本に行きたいです。 、、、大さかかならの大学に行きたいです。」と手紙に書いてくれてました。 大阪か奈良かあ? 大阪と奈良にはアルバちゃんの興味を引く何があるんだろうか?
『アルバちゃんへ
素敵(すてき)なクリスマスカード(くりすますかあど)をありがとう。
大阪(おおさか)と奈良(なら)で、アルバちゃんは、どんな場所(ばしょ)に行(い)って、
何(なに)を見 (み)たい ですか?
僕(ぼく)のスペイン語(すぺいんご)は、上手(じょうず)ではないので、
日本語(にほんご)のメール(めいる)でごめんなさい。
日本(にほん)でアルバちゃんに会(あ)えるのを、楽(たの)しみにしています。
スズキヨシカズより』
2通目をくれたのはバルセロナの建築家、ラウラさんです。
ラウラさんは、半紙に筆と墨で手紙を書いてくれました。
そして手紙と一緒に同封されていたのは、、、
「よしかず」
、、と平仮名で僕の名前が書かれた『お習字栞』の一枚でした。
裏面には
書いて
くれた
ラウラさんの名前も書かれていますよ。
僕の名前が書かれたこの『お習字栞』が封筒から現れたのを見たとき僕は、、
とてもとても温かな気持ちになったのでした。
なんだか言葉では言い表せないくらいに、、、温かな気持ちになったのです。
「うれしいなあ、、」
凝縮された優しさの欠片を掌で「ぎゅっ」と握りしめたような、そんな気持ちになって
「うれしいなあ、、」と、 ひとり言していたのでした。
ラウラさんは日本語を勉強し始めて3年目だそうです。
「日本に行きたいので日本ごをべんきょうしています。 、、、 北から南までりょこうしたいとおもいます。」と書いてあります。 とくに、北海道と『せんだいメディアテーク』(ラウラさんは建築家の伊藤豊男の大ファンなのだそうです)と屋久島を「、、、見に行きたいです。」と書いてくれていました。
『ラウラさんへ
お習字(しゅうじ)の手紙(てがみ)と、『お習字栞(しゅうじしおり)』に僕(ぼく)の名前
(なまえ)を書(か)いてくれて、ありがとうございました。
手紙(てがみ)の入(はい)った封筒(ふうとう)の中(なか)に、僕(ぼく)の名前(なまえ)が
書(か)いてある栞(しおり)が入(はい)っているのを見(み)つけて、
僕(ぼく)は、とてもとてもとてもとても嬉(うれ)しかったです。
嬉(うれ)しくて嬉(うれ)しくて涙(なみだ)が出(で)そうになりました。
三人(さんにん)の王様(おうさま)からの贈(おく)り物(もの)だと思(おも)いました。
『三人(さんにん)の王様(おうさま)』=『 Reyes Magos 』
本当(ほんとう)に、ありがとうございました!
ラウラさんは建築家(けんちくか)なのですね。素晴(すば)らしいお仕事(しごと)ですね。
僕(ぼく)は、毎年(まいとし)、秋(あき)に「かいがきょうしつ リベラ」の子(こ)どもたち
の絵(え)の展覧会(てんらんかい)を観(み)に『せんだいメディアテーク』に行(い)きます。
建築(けんちく)の絵(え)の展覧会(てんらんかい)です。
ラウラさんが日本(にほん)に来(き)て、『せんだいメディアテーク』に行(い)くときに、
「かいがきょうしつ リベラ」の子(こ)どもたちの絵(え)も観(み)てもらえたら、
「素晴(すば)らしいだろうな」と考(かんが)えると楽(たの)しくなります。
日本(にほん)でラウラさんに会(あ)えるのを、楽(たの)しみにしています。
スズキヨシカズより』
アルバちゃん、らうらさん、「ありがとうございました!」
とても嬉しかったです!! (微笑)
さて、『三人(さんにん)の王様(おうさま)』のお話しが出たので、、
今日の教室
木曜日の子どもたちと、、
スペインのゆきちゃんが送ってくれた『 CARBON DE REYES 』を食べました。
『 CARBON DE REYES 』って何でしょう?
『CARBON』は『石炭』のコトです。
『REYES』は『王様たち、、』のコトなので、『王様たちの石炭』。 スペインのクリスマスで『三人の王様』たちが届けてくれたプレゼントの『石炭』ってコトなのですが、、、
「何でプレゼントが石炭なの?」と言えば、悪い子には石炭のプレゼントが届いてしまうのですよ。
、、、で
これが麻袋の中身の石炭です。
書き始めで
「子どもたちと、、、食べた」って
書いてしまったのでね、、、。
そうです、お察しの通りです。
見た目はご覧通りで口に入れるコトなどはばかられるような姿の石炭そのものですが、口に入れれば「甘〜〜〜く」ほろほろととろける砂糖菓子なのでした。
悪い子ちゃんにもちゃんと救いの手をさしのべてくれる、、、
やさしいやさしい『三人の王様』たちなのでした。 (微笑)
、、、でで
リベラの子どもたちはと言うと、「せきたんがなぜこんなにおいしくなるのか?(石炭が何故こんなに美味しくなるのか?)」をみんなで頭を付き合わせて「あーでもないこーでもない」と議論していましたよ。(笑) もちろん優しいヨシさんは、コトの真相など子どもたちには教えてあげないで、「なんでだろうなあ?」と、子どもたちと一緒になって腕組みして眉間にシワなど寄せて見せたりしていたのでした。 (けけけ、、、悪笑)
カンちゃんなんか、僕が鉱物の仕分けに使っているチャック付きの厚手ビニール小袋に、ひとかけらの『石炭』を入れて大切そうに持って帰ったしね。 いまごろ家で、お父さんお母さんと『甘い石炭』の正体を暴くべく研究してんのかな? (微笑)
きょうはね、そんな感じに『スペイン』な、「かいがきょうしつ リベラ」でしたよ。
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by yoshikazusuzuky
| 2012-01-12 21:21
| 繋がる想い
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