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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

石を作る(3)

ヨシト君の「夢にみた場所」、、制作は続いています。
石を作る(3)_a0199297_11344319.jpg
前回の石垣を描いていた時の柔らかい色合いとは対称的に、

今日はパレットの中では落ち着いた色合いの絵の具たちが混じり合い、

絵に引き締まった空気を描き加えています。

石を作る(3)_a0199297_11361477.jpg



いま筆を入れているのは窓の部分。

くらい室内に「ほんのりとした明かりが灯るかもしれない、、」のだそうです。
(微笑)
石を作る(3)_a0199297_11393062.jpg



空や大地、
土に石垣に紫の樹々の林、
蒼い屋根に「明かりが灯るかもしれない、、」今はまだ暗い室内。

それぞれの場所に、それぞれに違った空気が流れて、、
それぞれに違った物語が展開されている、、、

そんな絵。

「夢にみた場所」、、、ですね。

(微笑)


昨日、水曜日も「ぺたぺた」で「べたべた」でした。(今日この後も、明日も、明後日も、、、「ぺたぺた」で「べたべた」が続きます)
石を作る(3)_a0199297_19525612.jpg昨日、水曜日の制作風景です。 やってますねやってますね。(微笑) 一昨日の子たちは幼稚園生からの低学年チームだったんだけど、今日は中学年組。 中学年くらいになるとこういった単純作業は敬遠されるかな?と思うんだけど逆だったりするんですね。 昨日の子たちは時間になって「止めるべ!」って言っても、いっこうに手を止めてくれる気配なく、、、「(お迎えが来る)ギリギリまでやる!」と、、、
「何気張ってんだ?」と言いたくなるような頑張りを見せてくれたりしちゃってたのでした。(微笑)
石を作る(3)_a0199297_10352654.jpg石を作る(3)_a0199297_10361195.jpg
「ガンガン」いってるもんね!         「ガンガン」いってます!
いつもは下描きだけで2、3週は、たっぷりと時間をかける「慎重派」で通っている某ユータなんか(何かから解き放たれたような)それはそれは目にもとまらぬ超ハイスピードで両手が糊と新聞紙と石の原型の間を行ったり来たりし、、「ユ−タ、将来それで商売出来んじゃね!?」と、某ソウイチロウが真剣な口調で言ったくらいでした。 (どんな商売なんだろうか?興味のわくところではありますが、、、ね? 笑)
石を作る(3)_a0199297_10513392.jpg
作業台には新聞紙を敷いているのですが(別に敷かなくとも問題無いくらいに傷だらけ絵の具だらけの古い会議室机なんですけどね)新聞紙を敷いているとちょくちょくこんな光景も見られます。

僕らも部屋掃除の途中で出てきた新聞古雑誌を読みふけってしまったりしますよね。 子どもたちも例外ではなく、ふと見ると敷いてある新聞記事を読んでその記事について語り合ったり議論したりしているのです。

まあ、一番多いのは四コマ漫画読んで笑ってる光景ですがね。(笑)

石を作る(3)_a0199297_1124979.jpg

新聞紙の模様で何がどうなっているのかわかりづらいかもしれませんが、、

「石」になりたい「石」たちは、増えてゆきますよ。

今日も増えます。

明日も、明後日も、、「どんどん」「どんどん」増えてゆきます。


(^〜^)
by yoshikazusuzuky | 2012-01-19 16:00 | かいがきょうしつ リベラ | Comments(2)
Commented by 月子...☆+。。 at 2012-01-19 16:22 x
はじめてコメントを書かせて頂いています。 
那須の〝三匹の猫〟での個展で、お会いした者です。 

年賀状で教えて頂き、何度か。。伺い、心配なこともありましたが、それぞれの思いのこもった石が作られる様子を拝見して、ホッとしています。 
また、福島の現実を、ヨシさんを通して痛感している毎日です。 

子供さん達の伸び伸びとした絵が好きです。 
ヨシさんの言葉や世界観が好きです。 
ヨシさんの心の温かさが伝わってきます。 

1/16が、ヨシさんのブログの一歳の誕生日だったのですね。 
おめでとうございます...☆+。。 
これからも。。伺いたいと思っています。 
よろしくお願いします...☆+。。 
Commented by yoshikazusuzuky at 2012-01-19 19:38
月子さん、、
遠く遠くの月世界から、、、いらっしゃいませ。(微笑)
『三匹の猫』での個展以来、
随分と長い時間が経ってしまいましたが、
僕の中には、僕の作品を一生懸命見つめ僕の話しに耳を傾けてくれた月子さんの姿が
鮮明に焼きついています。
「ありがとうございました」
とてもとても励みになりました。

『〜幻燈画室』でご覧いただいた通り、いまはこんな風に毎日を送っています。

子どもたちの絵、、、
また見に来てあげて下さいね。

あの時の僕と同じように、、
子どもたちにとってもそれが、何かを繋げてゆく(自身の心を未来へと繋げてゆく、、)力になるのだと思うのです。(微笑)

月子さん、訪問していただきありがとうございました。
またお待ちしています。(微笑)



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