ブログトップ

スズキヨシカズ幻燈画室

suzuky.exblog.jp

満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

大雪でした

降り終わってみれば、『正しい冬の雪』な二日間でした。
a0199297_238528.jpga0199297_2393948.jpg










雪猫『パトだるま』、、なんて戯けていられたのは1日目の朝だけで(笑)、気づけばツラい筋肉疲労が記憶するばかりの雪かきな二日間でした。
a0199297_23253913.jpga0199297_2326748.jpg
夜に撮った、この4枚の写真は彩度を落としてモノクロに調整したモノではないのです。 雪降りの夜には、雪に喰われて『色』も『音』も消滅してしまうのですね。 『雪』は『雪』自身さえも喰いつくしてしまうのです。 「雪の音(声?)」が聴こえるのは、、『雪』が「意思を持つまで」の短い時間だけです。 意思を持ってしまった『雪』は、既に自然とは切り離された存在になっているのですから。
a0199297_2339033.jpga0199297_23394349.jpg 










「なんて、、、」そんなコトを考えながら、疲れに深く(不覚?)眠りに落ちて目覚めた朝は、、既に明け切った遅い時刻の朝でした。 夜明け間際に外出帰還した黒猫パトの『鈴の音』と『雪を踏む足音』以外で始めに耳にしたのは「雨垂れの音」、、、。 外に雨が降っていたわけではなくて、水分をたくさん含んだ重たい雪が少しの気温上昇の変化に反応していた、、『音』。
a0199297_2348164.jpga0199297_2349356.jpg










「さあ、雪かき、、」 起き出して雪かき作業標準装備な着替えをし、朝食にはどう見てもトトロには見えないトトロを模したメロンパン(トトロを模すのはかなり難しいと思う、アンパンマンでさえ模すのは難しのだから、、)を食べて玄関を出ると、外の空気はいくぶん落ち着きを取り戻しているように見えるけれども僕よりもはるかに臨戦態勢をとった攻撃的な光景が、そこには広がっていたのでした。
「ははん? この足跡が、、あの足音だったのだ!」と、ひとり大袈裟な感じで(ヒマラヤにイエティ探索に訪れ偶然にもイエティの足跡らしき痕跡に出会ってしまった研究者のような感じで、、)驚いてみせたりしながら雪かき作業を開始したのでした。
a0199297_082031.jpg
雪降りのこの二日間は、
我が愛猫、黒猫パトさんにとってもツラい二日間だったのでしょう。
いつもなら元気いっぱい飛び出してゆく夜の外出でも、
様子をうかがうように目を「まんまろ」にして慎重に『雪の音(声)』に聞き耳を立てていましたからね。

僕が雪かきに出掛けた時には、
こたつ掛けの端っこのほうで「しゅん、、」としていた黒猫パトでしたが、、、
a0199297_0384473.jpga0199297_039427.jpg
雪かき済んで路面の雪が消えてなくなり落ち着くと、多少の「ぐじょぐじょ」を気にかけつつも、また何処ぞへと出掛けて行ってしまいましたのでした。

さあ、、
自宅の雪かきが終われば次に待っているのは教室の雪かきでありますね。
雪が止んで午後にもなると、(それまで通行止めになっていた各高速道路の規制も解除になり、)主要道路はそれなりの速度で走れるくらいに機能回復しておりましたが今度は道路の轍の雪融け水量がものすごくて、対向車の跳ね上げる水しぶきをワイパーで拭いながらの走行でした。
a0199297_0544234.jpga0199297_0552776.jpg










(この水にもいろんな問題が含まれているんだろうなあ、、、)と考えながら運転して教室に到着すると、いきなり『シシ神』に(自然界と人間界との狭間に生き司る裁定者の象徴ともいえるシシ神に、、)遭遇してしまったのでした。

「かいがきょうしつ リベラ」周辺に生活する(野良)猫たちを束ねる長老格の猫です。

若かりし頃は艶やかな毛色から『キャラメルパパ』と呼ばれていた長老ですが、、歳を重ねるごとに毛並みもご覧の通りで顔まで『猫』だか『人』だかわからなくなり始め、、いまではすっかり『もののけ』的な風貌になってしまったのでした。
雪かきに現れた僕をじっと見つめるその眼力に圧されて「雪かきをさせていただきます、、」と、思わず一礼しながら呟いてしまったのでした。(笑)

a0199297_161914.jpg
 
そんなわけで、、
シシ神さまのご加護のもとに無事教室の雪かきも終了したのでした。
by yoshikazusuzuky | 2012-01-23 21:21 | 日常 | Comments(0)