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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

シュワッチ!

月曜日の朝、
可燃ゴミの袋が山と積まれた、地区のゴミ集積場。

束ねられたダンボールのいちばん上にウルトラマン(複数形)がいました。

地震から1ヶ月めの朝に微笑んだ僕は、ウルトラマン(複数形)に元気をもらいました。

「いまこそヒーローがひつようなんだ!」

、、って?

誰が言ってたんだっけな?

「もちろん僕が言いましたっ!」(笑)


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「シュワッチ!」



そんな良い気分で始まった『きょう』だったのですが、、、

怖かったですね、、余震。

先週の金曜日につづき、大きな大きな余震でした。

しかも僕は、
きょうの余震が起こったその時に、最高震度を記録した町を車で走っていたのでした。
雨に濡れ黒々としたアスファルトの道が地鳴りと共に波打つようにうねり震えたかと思うと車が跳ねたのでした。

「車って跳ねるんだ、、」と思いました。

車って跳ねるんですよ。


いまこの瞬間も大きく揺れ続いています。

夕方からずっとずっと揺れ続けています。

地面が揺れていないときはカラダとココロが揺れています。


今晩も長い夜になりそうです。



ダンボールに描かれたウルトラマン(複数形)に出逢ったきょうは、
楽しいお話しになるはずだったのになあ、、、。



「シュワッチ!」




「ん?」 って思いました? (微笑)
「読んだことあるよ、、これ」 って思ってくれた方、長いおつきあいをありがとうございます。 (再微笑)
今朝パソコンを開いたらログイン前のブログページの下の方に「このページ」のタグが出ていて、「おお!」と思ってクリックして三人のウルトラマンに再会したのでした。
2011年4月11日(月)午後11時11分、、、。
地震からちょうど一ヶ月目の月曜の朝、可燃ゴミ集積所に置かれた段ボールの束に描かれた三人のウルトラ戦士たちを発見してしまった! 、、という内容のお話しでしたね。
まだまだ大きな余震が続いていた時期でした。
昨晩(現在の昨晩)も大きな揺れを感じましたが、あの頃の余震は、余震なのか本震なのか判別つかないくらいに大きく激しく大地は揺れ続けていました。
昨日の夜、日曜洋画劇場で映画観ましたか?
『Journey to the Center of the Earth(センター・オブ・ジ・アース)』という2008年制作のアメリカ映画です。 『The Mummy(ハムナプトラ/失われた砂漠の都)』などに主演していたブレンダン・フレイザーがここでも主役を務めていました。(この映画は僕も初めて観たのでした)この手の探検モノに、彼はハマリ役ですよね。
「センター・オブ・ジ・アース」は、その題名そのままに「地球内部の物語」です。
僕の大好きなフランスのSF作家『Jules Verne(ジュール・ヴェルヌ)』(SF作家といってもSFという言葉で表現される物語の始発点こそがジュール・ヴェルヌですよね)の『 Voyage au centre de la terre(地底旅行)』をモチーフにしているんですね。 地底旅行の基盤となる『地球空洞説』(地球は空洞でその中心にはもう一つの太陽が輝き別世界が広がっている、、という説。 極点にその世界への入り口となる穴があって、UFOもそこから現れる、、なんて説まであります。)について、何時だったか子どもたちに長々と話したことがあったなあ。 何曜日の子どもたちに話したんだったかなぁ? 忘れてしまったけどその子どもたちの中で昨日の映画を見た子がいたらヨシさんの話を思い出してくれたかな? あの時は、地球空洞説を熱く語るヨシさんを「また始まったよ、、、」的な目で子どもらは見てたけど(いつものことですが、、 笑)「ほらね!」ヨシさんの話はヨシさんの作り話だけではなかっただろう!?(誰に言ってんだ? 笑)

映画の中でジュール・ヴェルヌ信奉者のコトを『ヴェルニアン』と呼んでいたけど、、 『ヴェルニアン』って素敵な響きだあ(微笑) 、、僕もヴェルニアンになりたいなあ。 (^〜^)

「あれ?」 何でこんな話してんだっけ? (笑)

映画の中の地底世界は素晴らしく美しい色彩で描かれていました。
けれどそれは活字と銅版画挿絵の世界でも、同じように美しすぎる色彩で文章は綴られているのです。
僕たちの頭の中に(心の中に)広がる世界、、、のお話しですよね。

『ウルトラ戦士』たちもそうです。

現実に起こっているコトは現実に起こっているコト。
それらは受け入れなければならないし(受け入れてソレに対処出来るかどうかは別な話ですが)、受け入れなければ先へは進めない。 けれど、逃げたくなる時もありますよ。 別な世界への逃避行、、、。 頭の中でだけの逃避行ですが、それが必要な時がありますよね。 僕は空想ばかりしています。 全てが絵空事だとわかっていても、僕は本気で頭の中に絵空事を描くのです。 深く深く描くのです。 「タイムリミットは?」 (タイムリミット?) 僕がその世界から引き戻されるタイムリミットは?

「僕のタイムリミットは朝日が昇るまでです」

あるいは、、、

「黒猫の鳴き声を聞くまで」

、、かな?  (微笑)


でも本当は、僕はその世界にはほとんどいられないのです。(ほとんど行ったことがないのです)
何故なら僕がその世界の入り口に辿り着くのは決まって夜明けのほんの少し前だから。
あるいは黒猫パトが僕の耳元にささやく、、ほんの少しだけ前だからなんです。


今日は月曜日なので午後はマイタウン白河の教室に行ってきました。
いつも子どもたちばかりの紹介なので、今夜はマイタウンの生徒さんたちの制作風景をお届けしましょうか。 (微笑)
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「午後の楽しいひと時、、、」的なサークルって言うよりも、何故だかみなさん本気モードなんですよね。 (笑) まあ、「本気モード」は良いことです。
マイタウン白河の生徒さんたちとは、僕が公民館の絵画教室に講師で呼ばれて行っていた頃からのおつき合いなので、かれこれ15年近くになるのでしょうか。
マイタウン白河には『コットマンサークル』という名前がついているのですが、ほとんどの生徒さんがサークル創立メンバーです。 みなさん本当に絵を描くことが好きなのだと、、教室の度に制作する生徒さんたちの後ろ姿を見ながら実感しています。 ほとんどの方が絵筆など持ったことのない初心者だったのですから、、時間は一生懸命な人の味方なんだなあと思いますよね。
毎年、秋に展覧会で発表しています。
いつもすばらしい展覧会になるんですよ。

今年も素晴らしい展覧会が開けそうですね。


(微笑)



マイタウン白河の入り口(南口)に空間線量計が設置されていました。
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幼稚園や小学校などに設置されたのと同じタイプのモノですね。

「これは目に見ることの出来る安心なのかな?」
それとも、、
「目に見える不安?」

どちらにしても、この装置が撤去される日が来るのだろうか?
(来るのかな?)

この装置が撤去されたら、、子どもたち帰って来れるのかな?
「あいたいなあ、、」



マイタウン白河教室が終わったその足で『白河保育園』に行ってきました。
新年度の授業お手伝いの打ち合わせです。
新年度は5月6月、9月10月、そして来年の1月2月に行けることになりました。
「すんごく楽しいコトいっぱい考えてっかんね!」 (笑)
白河保育園の子どもたち? 楽しみに待っていてね!! (微笑)



「あ!」

保育園手作りの『豆腐餅(トーフもち)』なる素晴らしく美味しいおやつをご馳走になって来てしまいました。 「すんごく美味かったぁ〜〜〜!」 (^0^)
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「ごちそうさまでしたっ!」



(^〜^)
by yoshikazusuzuky | 2012-03-26 22:22 | 記憶の欠片 | Comments(0)

by yoshikazusuzuky