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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

とどけ ありがとう

「きょう僕はスーパーマンに出逢ったのです!」

夜が明けても風鳴りは止んではいませんでした。

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ふてくされたままのパトとベッドの中で風鳴りを聴きながら、「さてどうしたものか?」と考えました。
「でも、、、」
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でも考えていても仕方がないので屋根に上りました。
吹き飛ばされるのをなんとか免れたブルーシートを直して土嚢で押さえたまではよかったのですが、完全にはぎ取られてしまった場所にブルーシートを一人で広げることは、あの強風の中ではもうどう頑張ってみても出来ないのです。
ブルーシートを押さえつけているだけで精一杯です。 だってブルーシートよりも僕が(この巨体の僕が!)吹き飛ばされないようにしゃがみ込んで踏ん張っているのがやっとなんですから。
「しかも、、」
しかも吹雪いていたのです。 雪ですよ!! 激しい降雪です。

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正直な話、、、 僕は泣きたくなりました。
「もういいや」 と、泣きたくなったのです。
太陽は輝いていて、ブルーシートのうねる海はギラギラとしていて、風は激しく鳴きながら吹き荒んでいて、、 そして吹雪です。
僕はブルーシートに埋もれたままで、、 「もうだめだ」 と、思ったのでした。


「でもそのときスーパーマンは現れたのです」

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スーパーマンが現れたのですよ。

スーパーマンはカンちゃんのお父さんです。
カンちゃんのお父さんは大工さんなのです。
カンちゃんのお父さんが助けにきてくれたのです。

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「センセイと私の二人でやってしまいましょう」 そうカンちゃんのお父さんは言いました。

もうね、、 いまあの時のコトを思い出しながら文字を打ち込んでいるだけで、僕は涙が出そうになるのですよ。 (っていうか涙出てます)

「ほんとうにスーパーマンがきてくれた!」

僕はそう思ったのです。

教室開始時間までになんとか応急処置を終えられたのです。
心から心からの感謝です。

カンちゃん父さんのスーパーマンに、、、

「ありがとうございました!」

心から心から、ありがとうございました!



とても嬉しい気持ちなので、
もうひとつうれしい気持ちになったお話を、、、。

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『とどけ ありがとう』という題名の絵本です。
ミラー郁子さんの絵本です。
陶芸家の友人が贈ってくれて一目で心をうばわれてしまいました。
『ミラー郁子』さんの作詞(『詞』なんです『曲』もついているのです)に『ドン . カ . ジョン』さんが絵を描いています。
すてきなすてきな絵本です。
すてきなすてきな繋がりが紡ぎだした、、、
すてきなすてきな絵本なんです。

僕は10冊の絵本を譲っていただくコトにしました。

「僕が行っている小学校や幼稚園や保育園の子供たちに贈るんだ!」 (^〜^)

僕が感じた「すてきなすてきな気持ち」を、
僕が出逢った(僕が出逢う)子供たちにも「感じてほしいな」と思うからね。


(微笑)



ああ

あんなにたいへんな一夜を過ごしたのに、

きょうは嬉しい日になったよ!


「涙が出るのも嬉しいからだね?」


うん、嬉しいからだよ。 (微笑)




ヨシ
by yoshikazusuzuky | 2012-04-05 00:12 | 繋がる想い | Comments(0)