くろいろえのぐでいろとりどりにばらのはなをかく(7)
白河の桜が「ぐんぐん」と花を咲かせ始めました。
震災からちょうど一年目だった先月3月11日に見たどんな映像よりも、、、
この光景の方が心に強く「震災から一年経つんだなあ」と感じ、一年という時間の不確かさを思います。(我が家もそうだけれどまだまだ手付かずの状態でそのままになっている建物は多いです)
この画像は、ふるくからの造り酒屋さんの蔵に咲く桜です。
この造り酒屋さんは震災のとき、お酒を造る為の地下水をホースで通りまで導いて、誰にでも無償で振る舞ってくれたんです。
この蔵もかなりの被害を受けていたのですが、、、 今回、桜の花に誘われて近づいてみて初めてキレイに補修されていることに気づいたのでした。(漆喰の土壁ではなくて、、何なのかな? 知らない素材を貼った壁に変わっていました)
「キレイですね、、 さくら」 (微笑)
あっという間に満開になってしまいそうです。
満開の桜の花はお好きですか?
「僕は残念ながら桜の花が嫌いです」 (苦笑)
何故嫌いなのかは自分でもわかりません。 「ごめんなさい」(何故だか分からないけれど謝ってしまおう)
きっと何か理由があるのでしょうが、、、 思い当たらないのでそう言うコトにしておいて下さい。
(微笑)
『くろいろえのぐでいろとりどりにばらのはなをかく(黒色絵の具で色とりどりにバラの花を描く)』7回目は着彩にはいりました。
18日水曜日の子どもたちです。
幼稚園年長さんのダンペイちゃんは、先週の教室で色付けまで終わらせてしまったので、今日はヨシさんと工作大会でした。
ヨシさんは、巨大なキャタピラがついた『移動式スペースシャトル発射台』(スペースシャトルは着脱式です!)を作りましたよ。 (^0^)
「ダンペイちゃんは?」
ダンペイちゃんは(ん? よ、、妖怪白目んめ、、か? 笑)左腕に装着する最強の『レーザービームライフル』を作り、悪(?)に立ち向かっていました。 (^〜^)
「あ!」こっちは本家本元の『妖怪 白目んめ(ようかいしろめんめ)』ですね。 (笑)
「おおお!」
どうですか? 「なんか、良い感じではありませんか?」
黒色絵の具のバラの花に色を感じますよね。
しかも、そこに感じるのは色ばかりではないですね。 色ばかりではなく、バラの花がその身の内に秘めた『何か』まで、表現され始めているように感じるのは僕だけでしょうか?
ほんとうは、着彩を1回の教室で仕上げてもらおう、、、と思っていたのですが、それはやっぱり無理なようなので、今月いっぱいはバラの絵を描いてもらうように予定を変更です。
「時間はかかるだけかかるモノだから、、」 と言うのがヨシさんの口癖で、事実ヨシさんはその言葉の通りだと思っているのですが、ただ怠惰に時間だけを過ごしてしまってはダメだよ。
絵は宿題のプリントではないからね!
升目を埋めれば「お終い」ではないんだからね!
誰かから与えられた課題をこなすだけでは不十分なのです。
完成には至らないのです。
時間は誰にでも平等です。
その平等に与えられる時間をどう使うかは、みんな次第だからね。
「生きた時間の中で、
じっくりと描いて、
素敵に仕上げてもらえると良いな。」
ヨシさんはそう思います。
(微笑)
あっという間に満開になってしまいそうです。
満開の桜の花はお好きですか?
「僕は残念ながら桜の花が嫌いです」 (苦笑)
何故嫌いなのかは自分でもわかりません。 「ごめんなさい」(何故だか分からないけれど謝ってしまおう)
きっと何か理由があるのでしょうが、、、 思い当たらないのでそう言うコトにしておいて下さい。
(微笑)
『くろいろえのぐでいろとりどりにばらのはなをかく(黒色絵の具で色とりどりにバラの花を描く)』7回目は着彩にはいりました。
ダンペイちゃんは(ん? よ、、妖怪白目んめ、、か? 笑)左腕に装着する最強の『レーザービームライフル』を作り、悪(?)に立ち向かっていました。 (^〜^)
どうですか? 「なんか、良い感じではありませんか?」
しかも、そこに感じるのは色ばかりではないですね。 色ばかりではなく、バラの花がその身の内に秘めた『何か』まで、表現され始めているように感じるのは僕だけでしょうか?
「時間はかかるだけかかるモノだから、、」 と言うのがヨシさんの口癖で、事実ヨシさんはその言葉の通りだと思っているのですが、ただ怠惰に時間だけを過ごしてしまってはダメだよ。
絵は宿題のプリントではないからね!
升目を埋めれば「お終い」ではないんだからね!
誰かから与えられた課題をこなすだけでは不十分なのです。
完成には至らないのです。
時間は誰にでも平等です。
その平等に与えられる時間をどう使うかは、みんな次第だからね。
「生きた時間の中で、
じっくりと描いて、
素敵に仕上げてもらえると良いな。」
ヨシさんはそう思います。
(微笑)
by yoshikazusuzuky
| 2012-04-19 00:00
| かいがきょうしつ リベラ
|
Comments(2)
Commented
by
テツ
at 2012-04-20 00:04
x
実は僕も桜の花があまり好きではないです。
理由は・・・なんだか哀しい、切ない気持ちにさせられるからでしょか?
おそらく、満開の時期に産まれた自分は、産まれたことによって何かを失ってしまったのだろう・・・そんなふうに感じています。
そのキオク?カンジョウ?を毎年毎年見せる桜の花が憎らしいのかもしれません。
葉桜の色はとても好きなんですが・・・散った事実を受け入れて、精一杯生きることに前向きな気がして。
毎年春はそんな微妙な心境になっております。
理由は・・・なんだか哀しい、切ない気持ちにさせられるからでしょか?
おそらく、満開の時期に産まれた自分は、産まれたことによって何かを失ってしまったのだろう・・・そんなふうに感じています。
そのキオク?カンジョウ?を毎年毎年見せる桜の花が憎らしいのかもしれません。
葉桜の色はとても好きなんですが・・・散った事実を受け入れて、精一杯生きることに前向きな気がして。
毎年春はそんな微妙な心境になっております。
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Commented
by
yoshikazusuzuky at 2012-04-20 09:06
テッちゃんの言う意味、わかる気がします。(「わかるわけはないのだけれどわかります」 ふ、、複雑な言い回しだけどね 笑)
あの淡い紅色は、たしかに何かを吸い取ってしまう色なのです。(「吸収」という言葉よりも「吸い取る」と言う表現でいいと思う)
始まりの季節に咲く桜。
終わる季節に咲く桜。
「誰一人として見る人のいない場所に咲き続けた桜の花を目にするコトがあったとしたら、人はそれを『桜の花』として認識できるのだろうか?」
好きにはなれない花だけれど、
特別な花なのだと思う。
「誰一人として見る人のいない場所でも桜の花は咲けるのだろうか?」
その疑問を自分の中で解決出来たとしたら、
桜の花を少しだけ、
愛おしく思えるようになるのかもしれないね。 (微笑)
テッちゃん、コメントをありがとう。
あの淡い紅色は、たしかに何かを吸い取ってしまう色なのです。(「吸収」という言葉よりも「吸い取る」と言う表現でいいと思う)
始まりの季節に咲く桜。
終わる季節に咲く桜。
「誰一人として見る人のいない場所に咲き続けた桜の花を目にするコトがあったとしたら、人はそれを『桜の花』として認識できるのだろうか?」
好きにはなれない花だけれど、
特別な花なのだと思う。
「誰一人として見る人のいない場所でも桜の花は咲けるのだろうか?」
その疑問を自分の中で解決出来たとしたら、
桜の花を少しだけ、
愛おしく思えるようになるのかもしれないね。 (微笑)
テッちゃん、コメントをありがとう。