いんせきらっか
ロシア南部のウラル地方チェリャビンスク州の上空で爆発した隕石のニュースが
(地方紙だけど)新聞の一面に大きく写真入りで取り上げられていますね。
ネットニュースのトップも隕石でした。
爆発による衝撃波で破壊された窓ガラス片などで負傷した人の数は1,000人以上と言うから、
かなりの大爆発ですよね、、と言うか
隕石の爆発で負傷者が出るなんて危険予測や映画の中のお話しだけに思ってしまうけど、
偶然さえ重なれば、こうして現実に起こり得るコトなのですよね。
(ちなみに、チェリャビンスク州はウラル山脈の南東部西シベリア平原の西南端に位置する鉄鉱石や亜鉛などを産出する金属加工業がさかんな州なんですって。「へ〜〜」しか感想が出て来ないけどね。)
過去の隕石落下(、、とは断定されていないけれど)で、
一番に思い出すのは、、
、、『ツングースカ大爆発』ですよね。
1908年に、ポドカメンナヤ・ツングースカ川上流( (現在のロシア連邦クラスノヤルスク地方)で起こった大爆発で、
爆心地では巨大なキノコ雲が立ちのぼり、
その半径約30キロメートルにわたる森林は炎上、約2,150平方kmの範囲の樹木がなぎ倒され、、
その爆発の波動で、1,000km離れた町の建物の窓ガラスも砕け散ったそうです。
もの凄まじい爆発ですよね。
隕石落下とは言い切れず、(隕石の落下孔が存在しないのです)
いまだに諸説混沌とする事件ですが、
もしも隕石落下が原因だとすると、質量約100,000t、直径60〜100mの小天体が、地表から6〜8Kmの上空で爆発したと考えられるそうです。
今回のチェリャビンスク州に飛来した隕石の質量が10t。大きさは直径約10m(大気圏突入前の質量7,000〜10,000t。直径は約15〜17mとNASAは推定)ですから、「ツングースカ大爆発」エネルギー量の強大さは数字からも一目瞭然ですね。
教室に(小さな写真用額縁に入って)一枚の絵が飾ってあります。
1947年、ロシアのウラジオストック北部、シホテアリンに隕石が落下した時の様子を
現地の画家が描いた絵です。
この時の隕石は『シホテアリン隕石』(「鉄質隕石」、、「隕鉄」ですね)と呼ばれています。発見回収された個体数は1000個以上(50t以上)におよぶのですが、空中爆発を起こして分裂落下したため、どれほどの質量があったかはわかっていません。空に残された軌跡(煙のように見える隕石の微粉粒子)は5時間以上も消えなかったのだそうです。
この絵を原画として、、
隕石落下から10年後に
切手も発行されました。
これがその切手(実物)です。
『シホテアリン隕石』の原石をお見せ出来れば良かったのですが
(どのダンボールに入れたのか忘れてしまって、、、)これでゴメンナサイ。
ペンダントトップに仕立てた
『シホテアリン隕石』です。
地球には一日に数兆個、、、
重さにして数10t の隕石が降り注いでいるそうですが、
大きさ(質量)のちょっとした違い(ちょっとなのか?)で、
それは夜空を舞台に繰り広げられるロマンチックな現象ではなく、
人類の滅亡にも繋がる、もの凄まじくも恐ろしい「モノ」に変わるのですね。
様々な理由で生物の大量絶滅と生態系の激変を繰り返してきたこの惑星です。
いつ、
どんなモノが、
その理由となって起こるのかは分かりませんが(現代においては分かっていても誰もが目を閉じ耳を塞ぎ気づかぬ振りをしているのかもしれませんが、、)、
約6,600万年前、
恐竜時代にピリオドを打ったかもしれない可能性のある隕石は、
直径およそ10kmの隕石でした。(小惑星と呼ぶのが正しいのかな?)
「小惑星早期警戒システムはどの程度信頼出来るのだろうか?」
「シャリン」 と、
夜空を走った流れ星も、
そんなコトを考えながら見ていると
なんだか怖いですよね。
土曜日の教室でした。
午前も、
午後の教室も、
賑やかに平和でした。
種の滅亡的なコトを静かに考えた後だと、
癇に障るような賑やかさ(笑)の中にでも、
平穏と仕合わせな何かを感じるコトが出来るモノですね。 (笑)
土曜日の子どもたちの物語も、、
きょうでお仕舞いになりました。(たくさんあるね! 微笑)
でも今日は、
すでに話しが長くなってしまっているので
また明日ね。
明日に、
ご紹介させていただきますよ。 (微笑)
では、、
地球と呼ぶ惑星と、
そこに生きるモノたちすべてに、
『宇宙』に満ちた(満ち満ちているであろう)
『意思』のご加護がありますように、、。
(シャリン)
ネットニュースのトップも隕石でした。
爆発による衝撃波で破壊された窓ガラス片などで負傷した人の数は1,000人以上と言うから、
かなりの大爆発ですよね、、と言うか
隕石の爆発で負傷者が出るなんて危険予測や映画の中のお話しだけに思ってしまうけど、
偶然さえ重なれば、こうして現実に起こり得るコトなのですよね。
(ちなみに、チェリャビンスク州はウラル山脈の南東部西シベリア平原の西南端に位置する鉄鉱石や亜鉛などを産出する金属加工業がさかんな州なんですって。「へ〜〜」しか感想が出て来ないけどね。)
過去の隕石落下(、、とは断定されていないけれど)で、
一番に思い出すのは、、
1908年に、ポドカメンナヤ・ツングースカ川上流( (現在のロシア連邦クラスノヤルスク地方)で起こった大爆発で、
爆心地では巨大なキノコ雲が立ちのぼり、
その半径約30キロメートルにわたる森林は炎上、約2,150平方kmの範囲の樹木がなぎ倒され、、
その爆発の波動で、1,000km離れた町の建物の窓ガラスも砕け散ったそうです。
もの凄まじい爆発ですよね。
隕石落下とは言い切れず、(隕石の落下孔が存在しないのです)
いまだに諸説混沌とする事件ですが、
もしも隕石落下が原因だとすると、質量約100,000t、直径60〜100mの小天体が、地表から6〜8Kmの上空で爆発したと考えられるそうです。
今回のチェリャビンスク州に飛来した隕石の質量が10t。大きさは直径約10m(大気圏突入前の質量7,000〜10,000t。直径は約15〜17mとNASAは推定)ですから、「ツングースカ大爆発」エネルギー量の強大さは数字からも一目瞭然ですね。
教室に(小さな写真用額縁に入って)一枚の絵が飾ってあります。
1947年、ロシアのウラジオストック北部、シホテアリンに隕石が落下した時の様子を
この時の隕石は『シホテアリン隕石』(「鉄質隕石」、、「隕鉄」ですね)と呼ばれています。発見回収された個体数は1000個以上(50t以上)におよぶのですが、空中爆発を起こして分裂落下したため、どれほどの質量があったかはわかっていません。空に残された軌跡(煙のように見える隕石の微粉粒子)は5時間以上も消えなかったのだそうです。
この絵を原画として、、
切手も発行されました。
これがその切手(実物)です。
『シホテアリン隕石』の原石をお見せ出来れば良かったのですが
ペンダントトップに仕立てた
地球には一日に数兆個、、、
重さにして数10t の隕石が降り注いでいるそうですが、
大きさ(質量)のちょっとした違い(ちょっとなのか?)で、
それは夜空を舞台に繰り広げられるロマンチックな現象ではなく、
人類の滅亡にも繋がる、もの凄まじくも恐ろしい「モノ」に変わるのですね。
様々な理由で生物の大量絶滅と生態系の激変を繰り返してきたこの惑星です。
いつ、
どんなモノが、
その理由となって起こるのかは分かりませんが(現代においては分かっていても誰もが目を閉じ耳を塞ぎ気づかぬ振りをしているのかもしれませんが、、)、
約6,600万年前、
恐竜時代にピリオドを打ったかもしれない可能性のある隕石は、
直径およそ10kmの隕石でした。(小惑星と呼ぶのが正しいのかな?)
「小惑星早期警戒システムはどの程度信頼出来るのだろうか?」
「シャリン」 と、
夜空を走った流れ星も、
そんなコトを考えながら見ていると
なんだか怖いですよね。
土曜日の教室でした。
午前も、
午後の教室も、
賑やかに平和でした。
種の滅亡的なコトを静かに考えた後だと、
癇に障るような賑やかさ(笑)の中にでも、
平穏と仕合わせな何かを感じるコトが出来るモノですね。 (笑)
土曜日の子どもたちの物語も、、
でも今日は、
すでに話しが長くなってしまっているので
また明日ね。
明日に、
ご紹介させていただきますよ。 (微笑)
では、、
地球と呼ぶ惑星と、
そこに生きるモノたちすべてに、
『宇宙』に満ちた(満ち満ちているであろう)
『意思』のご加護がありますように、、。
(シャリン)
by yoshikazusuzuky
| 2013-02-16 23:10
| かいがきょうしつ リベラ
|
Comments(2)
Commented
by
yasato8310 at 2013-02-17 18:27
すごい、すごい。隕石で恐竜が絶滅したの、なんだか納得しちゃう今日この頃。
隕石落下の絵を描いたひとがいたのもびっくり。
カメラが無い時代のひとでしょうか?衝撃の瞬間画家?
それに較べて、運転しながら動画を撮ってる手軽さ。
対照的ですよね。
隕石落下の絵を描いたひとがいたのもびっくり。
カメラが無い時代のひとでしょうか?衝撃の瞬間画家?
それに較べて、運転しながら動画を撮ってる手軽さ。
対照的ですよね。
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Commented
by
yoshikazusuzuky at 2013-02-18 10:57
シホテアリン隕石が落下した1947年当時のロシアには、『フェド』という名前のバルナック型ライカカメラを模した(、、と言うかライカそのもののコピーカメラです)カメラがすでに存在していました。そしてまさに1947年から『キエフ』という、やはりドイツのコンタックスカメラと全く同じ機能と外観を備えたロシアカメラの生産が開始されるのですが、、それはまた別なお話しですね。(笑)カメラが存在していたと言っても今のデジタルのような簡単操作のオートフォーカスカメラではないし、誰もが手にできる品物でもなかったでしょう。今は携帯電話には必ず静止/動画像を記録出来る機能がついているし自動車にはドライブカメラも普及していますものね。未確認飛行物体の動画や不可思議な、、あるいは衝撃的な自然現象の写真(かなりのフェイク画像は存在するにしても、、)が、世(ネット上?)に溢れるのも当然のコトですよね。でもあまりにも溢れすぎて真実が見えなくなってしまっているのが悲しいなあ、、、。不思議なモノが不思議ではなくなった時、、妖精たちは何処に行ってしまうのだろう?