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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

もし僕が魚だったら

空気がとても重たい。


湿度のせいなのだろうか?
東京駅の新幹線ホームに上がったとたん、
呼吸が出来なくなってしまうのではないかと
本気で思った。


僕は人間だから
空気について考えているの?


もし僕が魚だったら、、
水について考えるのだろうか?


空気に含まれる匂いは関係ないのかもしれない。
でも、
空気に何かは含まれていて、、
その何かは間違いなく関係していて、
その場所の空気になっている。


もし僕が魚だったら、、

この水の何を考えるのだろうか?


「ここが僕の住んでいる場所なんだ」


そう思った。


イギリスで巡った土地土地や、
スペインで出逢った人々とその暮らしに、
懐かしさとそれ以上の何かが含まれる感情は(もちろん)抱いたけれど、
その場所や、
そこに暮らす人々を羨むコトは無かった。

そこに行けば(日本から出れば)僕は自分の中に、
もっと何か別の感情が生まれると思っていた。

その場所に行けば、
人々に出逢えば、、
自分が10代20代の頃と同じ何かを感じて、
自分が変われるような(リセットしてやり直せるような)根拠も無いのに確信に似た想いを持ってその場所に行った。
人々に逢った。


でも何かが違っていた。


僕はその土地を巡れたコトが嬉しくてならなかったし、
人々と出逢えたそのコトは、
スゴくスゴくスゴくスゴく嬉しかったコトに、
何の嘘偽りも無かったコトは、写真の中の僕を見てもらえればわかってもらえるよね。


でも、、
そこには、もうすでに僕が存在していたんだ。

「新たに生まれる」コトも「あの頃に戻る」コトも無く、、

何の違和感も無く、
今の自分と同じ自分がその場所に暮らす人々の中に存在して(存在し続けて)いたんだよ。
そこには「時間差」というモノが存在していなかったんだ。
僕はそこに居るだけでよかった。
特別な会話も、
何も必要なかった。

「僕はやっぱり僕なんだ」


そうとしか思えなかった。


他に何も感じなかった。


いったい僕は何を期待していたんだろう?


場所に? 人々に? 、、自分に?



あれ?

ただ湿度の話をしようと思っただけだったのに、
なんでこんな話になったかな? (笑)


でもね?


「あしたからどうすればいいのかな?」


そう思っている僕が居ることも確かなんです。


たぶん、、 ではなくて間違いなく僕は日常の中に戻って行きます。


僕を必要としてくれている誰かが居てくれるから、
僕は日常に戻って行きます。


不思議でね、、

スペインに着いたらスペイン語が(めちゃくちゃな文法使いのスペイン語だけど)口から湧いて出てきましたよ。 こんな単語も憶えていたんだ、、 と自分でもびっくりするくらいにね。


リセット(なんのためにリセットしたかったんだろう?)出来なかったならば、

、、、止めようこんな話は。


スーツケースの荷物の整理をしていたら、
いつの間にかその場で眠ってしまっていて、、
起きてお風呂に入ったら、(久し振りに湯船につかってくつろいだ)
こんどは目が冴えてしまった。 (笑)
もう夜中の3時半じゃないか?
パトはさっき帰ってきてまた出て行った。
久し振りなのに、
久し振りじゃないみたいな顔をしてたな。 (笑)

ベッドに入ろう。


そして、


もう一度、

眠ってみよう。


ここは僕のいるべき場所なのだ。


目が覚めたらやるコトがいっぱいだ。



僕は魚だから、
水があるココに棲むのだ。
水の無いところには棲むコトは出来ないのだ。
そして、、
水は繋がっているのだ。
全ての場所と繋がっている。

空気だってそうだ。

同じ水温を感じるように、

同じ気温を感じている。



そして、
そこに存在している、、 そこだけではないな、 あらゆる場所に存在していている全ての誰かの体温も感じるコトが出来るはずだ。



だって、
水も空気も繋がっているからね。


透明でも濁っていても重くても軽やかでも、、


そこに存在しているのは同じモノたちだ。   (たぶん)





おやすみなさい。




(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2013-08-07 03:31 | 繋がる想い | Comments(0)