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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

1500万年前の、、

棚倉町立図書館での教室日でした。

天気予報では耳にしていたけど、
ほんとうに、こんなに暖かいとは、、
「なんか間違ってんじゃないの?」 、、って思っちゃいますよね? (来週はキチンとした冬の寒さが戻って来るようですが)

青空広がり「ぽかぽか」な感じ。

棚倉町は白河市から浜通りに向かって25Kmほど近づいだけなのに、、
こんなにも気温が違うんです。

小春日和のようでした。 (^〜^)

棚倉教室の生徒さんたちは
それぞれに、、
風景画の制作に取り組んでいるのですが、
自然からのメッセージの受け取り方に表れる個性とは、
「面白いモノだなあ」 、、と思います。

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三人三様三色で作品の中に、
気持ちが表現され始めているように見えます。

次回はどんな風に描き進められているのでしょう?

楽しみにしていましょうね。


(^〜^)




教室が終了した
お昼の12時、

時間に余裕があったワケでは
ないのだけれど、、

帰り道とは反対方向(茨城県水戸方面)に車を走らせて、、
震災以来訪れていなかった場所に
行ってみました。

ここが、、
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その場所。

棚倉町を抜けて塙町方面に向かう国道289線を
途中から山道に逸れた場所にある、
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土砂の採掘場所です。

切り崩された山肌の
白っぽく見える層に近づいてみると、
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中に「何か」が見えて来ます。

白っぽい層は砂岩状で脆いので、
露出している「白いモノ」は道具を使わなくとも簡単に採取出来ます。

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「コレはなんでしょう?」

コレらは、
今から約1500万年前(新生代第三紀中新生)の貝化石です。
エゾイガイなどの牡蠣の仲間や、ハタイサルボウなどの二枚貝、
アシヤタマガイなどの巻貝の化石たちですね。(この場所は海の潮溜まりだったらしくクジラやサカナの化石も見つかっています)
1500万年前では、
まだ化石としては若いです。
完全に石化する前の段階なので、
まだ貝としてのカルシウムなどの天然ミネラル成分が
ふんだんに残っています。
棚倉町のいくつかの会社が採取したこの貝化石は、
貝化石肥料(野菜などを栽培する肥料、、)として
全国に出荷されているんですね。

この場所で見つかるモノは貝化石ばかりではありません。

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この黒いモノは何でしょう?

黒い板状のモノが層になっているコレ、、
何だと思いますか?

これは、、
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炭化した樹木です。 (なんか、外国語会話の初期レッスンみたいな受け答えですね。 ^0^)

簡単に言えば「木の化石」です。

もっともっと時間と圧力がかけられると、
これはピカピカ光る宝石のような
『石炭』になります。


震災前には
よくこの場所に通っていたのです。
子どもたちの夏休みの理科自由研究の題材探しにも来ましたね。
化石の研究ばかりではなくて、
ここのカラフルな土砂を使って絵の具を作ったコトもありました。
白は貝化石で、
黒は炭化した樹木を使いました。

稼働している
重機が置かれていると言うコトは、
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震災後も掘削作業は続いていたんですね。


僕にとっても
子どもたちにとっても、
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ここは、
思い出のある場所なのでした。




(^〜^)
by yoshikazusuzuky | 2014-01-25 00:10 | 理科室の記憶 | Comments(0)