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スズキヨシカズ幻燈画室

suzuky.exblog.jp

満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

アフリカシーラカンス

時間が「ぐん」と
巻き戻されますが、、

12月2週目の水曜日、
創芸工房に作品を搬入した日の海は
青空に映えていた海でした。(晴れた日の搬入 → http://suzuky.exblog.jp/21911303/

12月4週目の水曜日、
作品搬出で向かった日の
海は、、
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ゆっくりと冬空に沈み込んでゆくような色で、
少しだけ寂し気な表情に
変わっていました。



この海から
僕は、、
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たくさんのモノ(実体を伴う物としてのモノと
実体を伴わない者としてのモノ)を
もらいました。


でも今は、手のひらにその存在を
確認するだけで、、
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海からは何も持ち帰りません。(どんな小さなモノであったとしても
そこから発散される気は強大に過ぎて、、
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僕の手には負えないのです)



そしてその場から
離れる時には、、
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両の掌を彼方へと
静かに合わせ
去るのです。




(合掌)




搬出でいわき市へと向かった日の車中で僕は、
『いわき市石炭化石館』で「フタバスズキリュウ」の骨格標本を観るか
『アクアマリンふくしま』で「アフリカシーラカンス」の標本を観るかを
悩んだあげく、
アクアマリンふくしまに向かいました。(入館したのは夕方の4時半過ぎになってしまいましたが
シーラカンスしか観るつもりはないので
問題は無いのです)

アフリカシーラカンスの標本は、、
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もうすっかり乳白色の
硝子の体になっていました。


このシーラカンスは、、
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2008年10月にアフリカコモロ諸島より
アクアマリンふくしまに運ばれてきて
解剖による探索が行われた後(のち)
標本になった個体です。


やはり涙が出ました。


もう10年以上前に
同じこの場所で、

「インドネシアシーラカンス」の
標本を観た時と同じように、、
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やはり涙が溢れ出して
来たのでした。




「何故でしょう?」

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きっと悲しかったから
ですね。





アフリカシーラカンスの標本を観た僕は
アクアマリンふくしまを出て創芸工房へと
作品搬出に向かいました。



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「僕はシーラカンスに何を求めるだろうか?」




シーラカンスの出逢うと
いつもそう考えます。






あすでリベラ教室は
お仕舞いです。

12月29日(火)から
1月2日(土)までは

お休みです。



もうすぐ新年です。


新年かあ、、、




(てんてんてん)




今夜は冷えます。

白河は一日中
雪が舞っていました。


あたたかくして、、



おやすみなさい。





(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2015-12-28 00:17 | 理科室の記憶 | Comments(0)