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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

優しくやわらかにつつみこむモノ

強風に飛ばされる雪片も
こつこつとした霙も降らず、、
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穏やかに夜明けて
くれました




昨日の白河市の積雪量は
全国ニュースにも流れた程でした
が、、
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今朝の気温は氷点下になる
コトはなく、
暖かな陽光が融雪を促し始めて
おりました。




自動車の
助手席に置かれた
木箱の中身は、、と始まった
先日の宝箱のお話し、、
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一つ一つに手を入れて
キレイにしたので、
中身をご紹介しましょう
ね。 (微笑)


『TSCO』200倍率の顕微鏡です。
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全高15cm程の小さなサイズでも
本体部品は全て金属製、本格的な
単眼顕微鏡です。

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シンプルなラベルも
素敵でしょう。


何を計るのに使うのか?
使用方法もわからない
けれど、、
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真鍮の質感が素敵な
『秤(はかり)』です。(本当に秤なのかどうかも
わからないけど、、)


色インクや絵具の顔料などが入っていたと思われる
『ガラス瓶』です。
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コルクやアルミや小豆色の
合成樹脂製のフタも素敵だけど
側面に貼られた小さな識別ラベルと手書きのペン文字が
僕にとってはビン以上に魅力的なモノだったりします。


はじめはピンホールカメラ用のレンズなのではないかと
推測したのですが、、
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見れば見るほど正体不明な
日本製の『レンズ』です。(日本とアメリカで特許登録された
マイクロスコープと書かれています)


産地不明の
『二枚貝化石』です。(2000〜5000万年前くらいのモノだと
思います)
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カルシウムの表皮が残されたままの白色の質感も素敵なの
ですが、

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まるで発掘された陶器片(瓦?)の様な
黒色の質感も素敵
です。


コレは大型草食動物の
すり減った奥歯だと
思います。(どんな種類の動物なの
でしょう?)
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エナメル質が摩耗して露出してしまった神経の
縞模様が美しいです。


黄鉄鉱の結晶
です。
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箱の底の土にまみれて
真っ黒に煤けてしまっていた表面を
柔らかいブラシで擦る度に甦って来る輝きに
ドキドキ魅了されました。


球状の玉随(右)と
瑪瑙(左)です。
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石の表皮の隙間から
「ちらり」と垣間見える『玉随』は
果実のように瑞々しい
です。

そして箱の中でいちばん僕が心奪われているのが
この『瑪瑙(めのう)』です。

イイですか陽の光に翳してみますよ、、

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「ため息、、」 言葉を失います。

蜂蜜の様でしょうか
琥珀の様でしょうか
鉱物とはこんなにも柔らかく
優しく包み込んでくれるモノでしょうか。

ポケットにいつでも
しのばせておきたくなる、、

そんな優しいモノです。


(あ、、すでにそれは
僕のコートのポケットの中で、、
手のひらに在りますよ)




(微笑)




今夜の白河市の気温は
「ー2.5℃」を下回る様なので、
雪はぜんぶが凍り
つき、、
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きっと『雪渡り』の朝に
なります
ね。



「堅雪(かたゆき)かんこ、
しみ雪しんこ。」

「堅雪(かたゆき)かんこ、
しみ雪しんこ。」





(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2016-01-20 00:14 | 理科室の記憶 | Comments(0)