10年後 私は/僕は
リベラっ子になってちょうど一ヶ月の
A子ちゃん(小5)曰く
「先生の夢を見たよ!」(「先生」って呼び方で何の問題も無いのだけれど
入ったばかりなのでまだ「ヨシさん」とは呼べないA子ちゃん)
「え!どんな夢?」(A子ちゃんと知り合ってまだ一ヶ月なのに夢の中に登場させてもらえたコトが嬉しくてついつい弾んだ声で聞き返した僕)f^^:
「あのね先生が裸で『恋するホーチュンクッキー』歌いながら踊ってた!」
「ははははは」(笑うしかなかった僕)
(ははははは)
知り合って日も浅いのに
すでに「ヨシさん」のイメージは正しく正しく正確に、
A子ちゃんの無意識の領域に記憶された
ようなのでした。(とは言え
「裸で『恋するホーチュンクッキー』」
はヤバくね!)><:
先週から(3月から)
子どもたちは何が始まったのか
を、
お知らせ。
10年後の自分を想像するコトを「テーマ」に、
四つ切り画用紙を縦長に使い
真ん中に10年後の自分(全身像)を立たせ
その時自分が居るであろう場所の風景(光景)を
背景として描き込んでもらう、、
その下絵描きを
先週から子どもたちは始めていたのでした。
10年後19歳になっている
カナメが描いた「この下絵」を見て
僕はある絵描きの自画像を連想しました。
が亡くなる年に描いた自画像
『立てる像』
です
。
松本竣介が亡くなる年に、、などと書くと
暗いイメージでとらえられてしまうかもしれないけれど、
僕は10代だった頃に初めて出逢って以来
『立てる像』
がとても好きです。
松本竣介が生きた時代背景を知らずとも
その作品(自画像)は、とても多くのコトを
観覧者に訴えかけて(語りかけて)くる作品だと僕は思います。
このカナメの下絵も同じです。
緻密に計算された構図があるワケでも
象徴的な何かを描き込んでいるワケでもないのに、
そこにはあらゆるモノが存在しているように
思えます。
なんだか
「人生 (life)」
を感じるのです
。
ステキな
カナメの下絵です。 (微笑)
午前5時過ぎに眠りました。
一度目に目を覚ますと午前9時15分でした。
僕のベッドの掛け布団の上でパトが眠っているのを感じました。
二度目に目を覚ましたのは午前11時。
パトの温かさが掛け布団を通しても感じられて
ぼんやり「起きなきゃ」と思ったけれどまた目を閉じてしまいました。
三度目に目覚めるて時計を見たら午後1時だったのでビックリして
おもわず「うがあ」と唸ったら、
パトもビックリして飛び上がり台所の方に駆けて行ったので僕もベッドから抜け出したのでした。
えらく長い時間(7時間も!)眠ってしまいました。
歯を磨いて顔を洗ってコンタクトレンズを入れて、
炭酸水を飲みながらお昼ご飯にカレーライスを食べました。
それから風呂を沸かしている間に髪の毛を切りました。
子どもの頃から友だちのS君の美容室で髪を切ってもらっていたのですが
S君が引っ越しをしていまった7年前からは、ずっと自分で髪の毛を切っています。
そして毎回のお約束。
右耳の耳介結節部を「すきバサミ」で切って血を出しました。
最後の最後に(気を抜くワケではないのだけれど必ずその部分を切るのでした)
風呂に入ってヒゲも剃って風呂もキレイに掃除して、
ファンヒーターに給油もして(その間二度パト帰宅して食事)午後も遅くになってから
教室へとやって来たのでした。
「さあ描くぞ!」
と思った夜の教室に
来客/珍客/招かれざる客
が数名。
その極めつけが「自称:レコード会社を解雇された絵の上手い歌手『森一夫』さん」です。(「もりいっぷと書きます」と森一夫さんは言いました)足音も高らかにいきなり教室に入って来た森一夫さんは(なんか何処かで見たコトあるお顔でした)うるんだ(と言うか真っ赤に充血した)目で僕を睨みつけ「絵で勝負だー!」と高らかに宣言。小学校中学校時代に金賞をもらった自慢話や高校生時代のワケのわからない武勇伝を聞かされたアト、僕が描いている絵を見て今度は正座した森一夫さん、これまた長い長い話が始まったのでしたがもちろん内容は支離滅裂です。正座してうつむいているので森一夫さんの口からはヨダレが垂れ流し状態で膝の前に水たまりを作ります。もうおわかりだとは思いますが森一夫さんは泥酔状態なのでモノ凄まじいアルコール臭を放っているのです。「ここはあなたの世界ではないの、さあ森へお返り、、」と蟲笛を振り回しながらナントカカントカなだめすかして森一夫さんを立たせ、階段を踏み外さないように注意しながら外の通りへ送り出すまでに30分近くかかったのではないだろうか?床を拭き掃除して換気扇を回しっ放しにしているけど、まだアルコール臭が抜けないんだよね。(やれやれ)
リベラ教室は通りに面しているので(通りと言っても裏通りなので)
生徒さんがいるうちは良いのですが僕一人になった夜には
皆さんがビックリするようなコトが多々起こるのです。
ほんと、、ビックリするようなコトがね。(ふふふふふ)
、、なんて話し
している場合ではないですね。 f^^:
細部に加筆しながら気持ちの落ち着く先を探し、、
いま額装をしています。
あすの午前中はカメちゃんの教室ですが
午後から夕方のカズイ君まで時間を空けてあるので、
さいごの加筆をしたら作品を梱包し
火曜日午前中の集荷を待ちます。
『あの赤い空の向こう側まで飛ぼうと思う』(F100号)
出品前の全体像は
あすの夜にお見せ出来ると思います。
こんやはココまでです。
(微笑)
。
by yoshikazusuzuky
| 2017-03-06 00:00
| かいがきょうしつ リベラ
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