風穴
朝日の中で
なにやら無邪気に
「いってらっしゃいきんようびにあいにいくからね」 (微笑)
夕方の子どもたちがやって来る時刻が近づく頃から気温が下がり始めました。
気温に反応して体温が上昇し
なんだか熱っぽいなあと感じるほどに冷え込むと
雪降りになりました
。
「わあーボクたちまたきたんだよー」 *^0^*
という歓声で空間全体が満たされたと思った次の瞬間には
辺り一面
真っ白になっていました
。
「びっくりしたよ」
小一時間で雪雲は切れて
よわよわしくも射し込んで来た陽光に
「きらきら(ケタケタ)」
と笑う雪ん子たちに話しかけてみましたが
降り始めた時とおなじで
「あっ」
という間に雪ん子たちは
姿を隠してしまいました
。
世界の成り立ちは予期せぬ出来事の積み重ねであったとしても
やはり予期せぬ出来事には驚かされてしまいます。
火曜日きょうしつの子がひとり
退会するコトになりました。
卒業する子たちを見送る心構えは出来ていても
心構えていないコトに
心は対応出来ぬものです。
なんだか心にぽっかりと
大きな風穴(かざあな)が空いてしまったかのようで
心許ない気がします。
集荷が終わるまで無視し続けていた無数の伝票を睨みつけ
電卓に打ち込んだ数字を書き写し続けている今夜です。
その後の予定に支障をきたすモノですので終わるまでやらねば)
いまこの時にこの世のモノでは無いモノに攻撃されたなら
「ひとたまりもない」
と自覚出来る程に、
風がうつした心の穴が笛吹くように
鳴いています
。
寂しくなるなあ
。
by yoshikazusuzuky
| 2017-03-08 00:04
| かいがきょうしつ リベラ
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