海砂
バルト海沿岸の砂
とても特徴ある個性的な 海砂です)
バックライトに 照らしてみると 、、
海砂は「琥珀色(こはくいろ)」に その光を透過させます 。
『バルティック・アンバー』
です
。(ポーランドなのかロシアなのかリトアニアなのか?
場所は特定出来ないのですが、、
この海砂は
「琥珀色」
の名の通り
、、
「琥珀(アンバー)」
『バルティック・アンバー』
の欠片たちを含んでいる
砂なのです
。
何の本で読んだのか忘れてしまったけれど、海底の地層(3〜4000万年前・新生代古第三紀)から洗い出され海岸に流れ着く琥珀(『海の琥珀』と呼ばれていたらしい)を人々は、海の神さまから贈られた宝物としてお守りとして大切に身に着けていたそうです。確か、岩手県久慈市の琥珀(久慈の琥珀はバルティック・アンバーよりも来歴は古くて9000万年前の中生代白亜紀・後期まで時代を遡れたと思う)も昔は海に面した崖から波に削り取られて波に漂い洗われ打ち上げられていて、砂浜でそれを拾うコトが出来たらしいです。娘が小学生のとき理科の自由研究テーマに「琥珀」を選んだ時に、久慈の琥珀細工の職人さんから、それがどれくらい昔の話だったのかを聞いたのだけれども、、話の細部を忘れてしまったのです。>< でも砂浜の琥珀(海から生まれ来た琥珀)って神秘的で素敵ですよね。(^〜^) 僕は作品の中に琥珀(僕が使うのはコレらよりもはるかに若い琥珀)を溶かし込んだ油を使ったりするけど琥珀色と言うのはとても素敵な色ですね。琥珀色には時間が溶け込んでいる気がします。 だから、、ってワケではないけれども同じ意味でウイスキーの色も好きです。 (微笑)
砂の中には
琥珀ばかりではなくて
、、
ヘマタイトと共生した水晶片、
瑪瑙や綱玉(コランダム)
などもまざっていて
見ていてすごく楽しくて
まったく飽きないの
です
。
絵の下描きや
コラムの原稿締め切りも迫っているから
今日の日曜日は
描くぞ書くぞと思っていたのに
ピンセットとペンライトを両手に午後中を過ごしてしまった僕だったのでした。
あ〜あ 一日おわっちゃった
なあ〜
(てんてんてん)
@
by yoshikazusuzuky
| 2018-01-15 00:00
| 理科室の記憶
|
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