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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

化石標本の作り方

どんなモノでも
(どんなコトにも)
正しい使い方を知るための
「取扱説明書」
が付属しています。

それを熟読してから始めれば
まあたいがいのモノは使いこなせるだろうし
たいがいのコトは上手くハズです。

もし何か不測の事態が起こっても
正しい方法で使用していればメーカーさんは親切に対応してくれます。

僕は基本的に取扱説明書の類いを読まないヒトです。(言わずともお察しの通り)f^^:

自分勝手な解釈と判断で(早い話しが「行き当たりなったり」で、、*余談ですがビーパルと言う雑誌でシェルパ齋藤さんが連載していた『行き当たりばっ旅』と言うコラムが好きだったなあ〜今も載ってるのかなあ〜?)コトを進めているワケですから7割方成功しても残り3割の不具合にみまわれたりします。自分で解決出来るコトもあれば、誰かの手を必要以上に煩わせてしまって解決するコトもあるし、そのまま失敗なんてコトもあります。 でもね、、言葉は格好良さ気な響きですがぜんぜんそんなコトはない「独学」と言えば「独学」と言えないコトも無い、僕のやっている方法の良いトコロはね、失敗しても誰かのせいにしたり誰かを責める必要がないコトです。自分で勝手にやって失敗しているワケですからね。非難されても非難する必要が無いとは素晴らしい!

と言うワケで、、

今日は『化石標本』を作りましょう!
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(なんでだ?)f^^:

僕の使う道具や方法をまっとうな蒐集家の方々が知ったなら本気で怒られそうですが
「まあまあまあまあ」僕は化石を掌にのせてコロコロさせたりニギニギしたり
果てはポケットに入れて持ち歩いたりもしたいヒトなので、、
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母岩から作った粘土で造形したり(今回はヤらないけど)
ヤスリで削って角を落としたりしても「やれやれ」と広い心で許していただきたいワケです。

では、、しばしお付き合い下さい。

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母岩から外した二枚貝化石にこびりついた土を落とします。



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僕は二枚貝の蝶番部分の形態がもの凄く好きなので丁寧に掘り出して行きます。



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ステキですよね。(微笑)



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周りに付着した砂も適度にクリーニングするのですが貝の紋を傷つけないように



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丁寧に丁寧に。



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欠けてしまってトゲトゲになった部分にヤスリをかけて滑らかに整えます。



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下準備を終えたら全体にメディウムをしみ込ませてコーティングします。
(この貝は1500万年前のモノなのですがまだ若くて石化しておらずにとても脆く崩れやすいので木工用ボンドでも良いのですが僕は絵に使うマットメディウム/つや消し剤を使って内と外から補強しています)



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しみ込ませては拭き取る作業を3回ほど繰り返します。



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じゅうぶんに乾燥させたら「靴墨(くつずみ)」が登場します。



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まずは全体に黒い色の靴墨をまんべんなく塗り



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ペーパータオル(僕は「Scott ショップタオル」がお気に入り)
で擦り込みながら拭き取ります。



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こんな感じに紋が浮き出してきます。



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作業前と比べるとこの段階でもじゅうぶん素敵なこんな感じです。



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さらにココに茶色の靴墨で同じ作業を重ねます。


すると、、
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ナンと言うコトでしょう!



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まるでロシアの永久凍土帯から発掘された
「マンモスの牙」
のような風合いになったではありませんか。




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コレをね、(本物の化石で標本を作るコノ作業をね、)
夏休みに「りょうぜんこどもの村・遊びと学びのミュージアム」でね、
貝化石鉱山の協力とミュージアムスタッフの皆さんの手を借りて、
子どもたちといっしょに出来ないだろうかと模索中なのです。(「模索中」と言いながらも
実施日は7月某日とすでに決まっているのです)



なんだかね、
幼稚園や小学校の出張授業から手を引いたにもかかわらず
状況はさらに密度濃く動いてゆくのです。
たぶん僕は、
僕がヤりたかったコトを僕の方法でヤらせてもらえる(リベラに次ぐ新たなる)フィールドに
もしかしたら出逢えたのではないだろうか、、とか思ってしまっているのかもしれません。

小学校の授業でもマニュアル通りのテーマばかりではなくて
僕のヤりたいようにヤらせてもらえていたならば
きっと僕は子どもたちに
「もっともっと多くのコトを残してあげれたのではないだろうか」
そう後悔しきりなのです。

まあイイです。

「仕方ない」の世界では
僕は別の次元の異端のモノなのです。

そんなワケで、

すでに出逢っている子どもたちも、
コレから出逢う子どもたちも、

乞うご期待だよ子どもたち!



(微笑)









by yoshikazusuzuky | 2017-04-20 00:00 | 繋がる想い | Comments(0)