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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

カテゴリ:スペイン残像( 10 )

ピッカピカに凍りました。

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あのピッカピカに凍りついて
「大理石よりも堅く」なった
雪の上を
「こんな面白い日が、またとあるでしょうか。」
と、スキップしたい衝動に激しく駆り立てられますが
現実的には(僕が)上に載った途端にピッカピカで堅いハズの
大理石の板は無惨にも割れ砕け、
(僕は)間違いなく雪中へと埋もれ
姿が見えなくなるコトでしょう。 (悲しいかなこの体型)

(ははははは)



昨晩はかなり吹雪いていたので
今朝は「またまた雪かきだ」、、と
もうあきらめて、、
久し振りにパエーリャを
作りました。(なんで? 笑)


材料が足りなかったので
簡易パエーリャだけどね。


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バージンオリーブオイルでいろいろ炒めます(赤ピーマンとか甲イカとかパセリとか
トマトとかが無かったので入ってない)

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米を洗わないで加えてしっかりと炒めます(洗わないのは旨味を吸収させるためで
炒めるのは炊きあがりをパリッと仕上げるため)

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スープと塩を加えます(味付けはそれだけでじゅうぶん)

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ホントはパエーリャ鍋のままオーブンに入れるのだけど
オーブンなんて無いのでアルミホイル(笑)

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ぐつぐつぐつぐつ出来上がり

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リュウノスケんちからもらった瑞々しいレモンを添えて
簡易パエーリャ出来上がり!(ニンニクは皮を剥かずにまるのまま入れると美味しい!
ほんとにスゴく美味しーんだから!)




スペインのスリアに住んでいたときにパン屋のパキータから作り方を教わったパエーリャ!

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ひさしぶりに作ったらやっぱり美味かったので
今度はちゃんと材料揃えて作ろう〜っと!!(パキータのパエーリャの美味しさは
こんなもんじゃないかんね!!)



クリックしてねパキータのパエーリャが
見れますよ! ☞ http://suzuky.exblog.jp/18229569/







(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2016-01-22 00:17 | スペイン残像 | Comments(0)
画家 富山恵美子さんの展覧会が今年3月に
『中本誠司現代美術館』(宮城県仙台市)にて
開催されます。

富山さんの facebook でも紹介されたようなので
ここでも案内を掲載させていただきますね。

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富山さんとは『風花画廊』(福島市)の展覧会で
知り合いました。

緻密な存在感に溢れた具象表現と技法を用いているにもかかわらず
画面の中に展開される物語は超現実的であり、まるでその場所が世界の果ての
時間の境界であるかのような、、そんな絵を描く作家さんだと
僕は感じたのでした。

富山さんは1983年よりスペインのマドリードで絵を描いていて
僕はその3年後の1986年にスペインはバルセロナに渡りました。
残念ながら現地での面識は得られませんでしたが、
おなじく1994年、日本に帰国したのでした。

そんなご縁もあって、、と言って良いのかな?(依頼をいただいた時
とても恐縮してしまったのですが)今回の案内で表題にもなっている作品
『 Good Earth 』を僕なりに解釈した文章を、、書かせていただいたの
でした。




石畳に響かせる山羊たちの蹄の音が
「始まる命」と「終わる命」とを
連れて来る。
「Blanco(白)」と「Negro(黒)」との世界では、
どんなに優しく、あるいは鮮烈な色彩で在ったとしても
その意味を逆転せざるを得ないのだろう?
Lápiz(鉛筆)によって刻み込まれた時間の中で、
それらの命はTrompeta(金管楽器)の
産声を上げる。 (スズキヨシカズ/画家)



2ヵ月先に始まる
展覧会

富山さんの作品に
出逢えるのを

とても楽しみに
していま
す。



(微笑)








個展に向けてお忙しく制作を続けておられる富山さんには申し訳無いのですが


今日の僕は
とりあえず


調整のための一日で
した。




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(にゃ?)


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(だにゃ)






あすは朝から夕方までかけて

今年の公募展と個展に向けて
新作制作のために必要な

材料を集めに
行って来ま
す。






(ども)
by yoshikazusuzuky | 2016-01-14 00:47 | スペイン残像 | Comments(0)
どこにチャンネルしてもメデイアは、
2020年東京オリンピック開催決定の話題で持ち切りですね。

僕が初めてスペインを訪れた1985年、
あの時も、、
バルセロナは、「人」も「街」も、、
1992年開催予定のオリンピックゲームス招致活動の熱気に溢れていました。

1992年のオリンピックゲームスには、
フランス(パリ)、オーストラリア(ブリスベン)、ユーゴスラビア(ベオグラード)、イギリス(バーミンガム)、オランダ(アムステルダム)の、、6カ国(6都市)が立候補していたんだね。


幾度かの飛行機移動旅行での
ハードすぎる荷物取り扱い状況にも耐えて、
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今も僕のギターケースにその姿をとどめ
貼られたままになっているステッカーは
その当時のモノです。

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(『K』と大書きされた桑田さんがソロで歌ってた時のステッカーも懐かしいでしょ? ^^)

たしか、、
タクシーの運転手さんがスペイン語を全く理解できない僕に向かって、
「そんなコトはおかまいなし!」的な口調で興奮気味に何事かをまくしたてた後に、
満面の笑顔で手渡してくれた、、 と記憶しています。
(笑顔でなかったら叱られてるのかと思うような口調だったよ。 笑)

このギターケースには、
たくさんたくさんステッカーが貼られていたんだけど
残っているのはこの3枚だけです。(バルセロナも桑田さんもスゴい! ^^)


僕がバルセロナに移住した年、
1986年10月に、
バルセロナでのオリンピックゲームス開催は
決定しました。


オリンピックが開催されるまでの6年間に、バルセロナの街は変わりました。「変わった」という言葉では表現できないくらい、バルセロナの街は大きな「変貌」を遂げましたね。それは素晴らしい変化だったと思います。でも、「そうではない」と感じざるを得ない変化にも、多々出遭った気がします。オリンピックを迎えるまでの6年間、そしてオリンピックが終了してからの現在まで、、バルセロナを19年振りに訪問した先の旅行(帰国後直で忙し過ぎて海外旅行をして来た実感が体に残っていない、、)ででも、言葉には出来ない(言葉にならない)何かを感じました。それは、「ある時点で変化してしまったモノは元の姿には戻れない」と言うような「何か」でした。「オリンピックゲームス」とは「フシギ」な「モノ」だと思います。

日本の、
そしてオリンピックゲームスに参加する
全ての国の子どもたちと
未来のアスリートたちにエールを贈ります。
それは輝ける『目標』であり、
素晴らしい『夢』ですね。

でも、、

なんだか、
複雑な想いでこの決定に盛り上がる報道を見ている、
僕が居るコトも事実です。


2020年。


東京オリンピック開催の
その年までに、


いろいろな問題が解決されていますように。





明日は中学校の美術のお手伝い、
中島村中学校の「校内写生会」に行ってきます。
外での授業です。
中島中学校周辺及び童里夢公園、
中島村々内を自転車で走り回っておりますので、
よろしかったら、、。 (よろしかったら何だって言うんだい? 笑)


明日も良いお天気だとイイな!



(^〜^)
by yoshikazusuzuky | 2013-09-09 19:09 | スペイン残像 | Comments(0)
cuando te perdi, de mis manos

tambien se derramo el mundo.

no puedo sentir nada.


cuando salgo a la ciudad, como siempre,

corro presionado por trabajos sin sentido.

no oigo nada.


el sufrimiento que me dejo sin poder volver a levantarme,

lo voy aceptando, con una fuerza humana inexplicable,

dejando atras este dolor insuperable.


paro coche bajo la ventana de tu cuarto,

y busco la luz que nunca se encendera.

no veo nada.


como las letras escritas sobre la arena,

las memorias se van borrando.

siempre paseabamos por la playa.

fragiles y fuertes.


aun el sufrimiento que me dejo sin poder volver a levantarme,

lo voy aceptando, con una fuerza humana inexplicable,

dejando atras este dolor insuperable.





by yoshikazusuzuky | 2013-08-09 03:39 | スペイン残像 | Comments(0)
「子どもたちはお出かけ中ですか?」
そんな声が聞こえてきます。
そうね、しばらく子どもたちの表情をお届けしていませんでしたね。

「子どもたちはリベラにいますよ!」 (^0^)

でもね、なんか風邪や胃腸炎や、
水疱瘡(みずぼうそう)まで、流行ってきているみたいで、、
今週は、お休みする子が多いんです。

5日、火曜日は3人きりでの教室でした。
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3人きりでは寂しいよね。

今週は、小さい絵をもう少し描いてもらっています。
自由課題です。

6日、
水曜日は、2人お休み。
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「ん?」
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「う〜〜〜む? なんだなんだ?」 (笑)


そして、本日7日は木曜日。 (あ?きょうはおやすみいませんでした)

子:「きょうは、なにかくの〜〜 ヨシさ〜ん?」
ヨ:「なに描いてもイイよ! 紙はい〜〜っぱいあるぞ! 何枚でも自由に描きな描きな!!」
子:「、、、、、」

幾度となく繰り返されている(繰り返され続けている)会話ですね。

『自由』と聞くと、
「驚喜し画用紙の中の自分の世界に没頭して動かなくなる子」と「ぼんやりと宙を見つめたまま動かなくなる子」 、、の、ふた通りに分かれます。 (笑)
笑っては良くないのだけれど、
その正直すぎる感情表現に、
思わず笑ってしまうのでした。

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「おおお?」
ウッドデッキで、誰か「知らないおじさん」(、、と子どもたちが言った)がくつろいでいますね。

「誰かな誰かな?」

「なおゆきさんです!」 (微笑)
スペイン時代に偶然にも劇的に出会って以来の、
僕の友人です。(現在:東京都渋谷区在住)
どんなふうに「偶然にも劇的に」出会ったのかと言いますと、、

僕がバルセロナで住んでいた、
古い地区の、もの凄いぼろアパートのお隣の部屋に、
入居して来たのが、なおゆきさんだったのです。
ある日、
廊下から「ガチャガチャカチャカチャ」と音がするのでドアを開けて覗いてみたら、
なおゆきさんがドアの鍵開けに奮闘していたのでした。

ヨ:「日本の方ですか?」
な:「はい、日本人です。」

僕となおゆきさんの最初の会話でした。
僕は、バルセロナに来たばかりで19歳でした。
なおゆきさんは、長いイギリスでの仕事を終えて、日本に帰国する前の休息的なスペイン滞在で23歳でした。
広い世界の外つ国の地で、、
こんな風に同胞に出会えるなんて、ちょっとないコトだと思いませんか?

なおゆきさんが隣の部屋に住んでいた1年間に、
なおゆきさんを通して、今も深く大切なお友達も出来たのでした。

余談ですが、偶然の出会いによる友人には『偶然』がつきまとうのです。
きょう、
なおゆきさんが教室にいる間に、
なんと、そのバルセロナでなおゆきさんを通して知り合った友人、四国の心霊研究家 O さん(現在:愛媛県松山市在住)から、ほんとにほんとに久しぶりのメールが届いたのです。 (わお!)
さっそく、教室のなおゆきさんを写メしてメールで盛り上がった(?)のでした。 (^〜^)

お仕舞いのお話しになってしまいましたが、
なおゆきさんは、7月に東京でスペイン料理の食べられるパン屋さんをオープンするのです。
「東京タワーの近くです。」
東京タワーの近くの、スペイン料理が食べられるパン屋さんです。

オープンが近くなったら『特集!』させていただきますので、
どうぞお楽しみに!

なおゆきさんはお仕事帰りに新幹線で仙台から14時15分にやって来て、
リベラの子どもたちに「ぐわんぐわん」と身も心もひっかきまわされて(笑)18時20分の新幹線で東京へと帰って行ったのでした。


「なおゆきさんと逢えて楽しい素敵な時間を過ごせた午後でした」



(微笑)



あ?

きょうの午前中は白河保育園だったのでした!
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(微笑)

「なにしてきたのかな?」 、、のご報告は、

また次回です。


お楽しみに!!



(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2012-06-07 23:11 | スペイン残像 | Comments(0)
スペインのゆきちゃんからリベラの子どもたちへ、、、
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たくさんのバラの花の写真が届きました。(いまリベラの子どもたちは白黒だけどバラの花の絵を描いているのでバラの花の写真を贈ってくれたのですね! 「ありがとう!!」 微笑)
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ゆきちゃんが先生を務める美術学校のあるサリア(バルセロナの海とは反対側の山の手に広がる地区です)の花屋さんが、
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町の道路を通行止めにしてバラの花を並べて作った『バラの道』だそうです。(「通行止め」ってすごいね!)
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でも「なぜバラの道を?」、、ですよね?(しかもこのバラ、、葉っぱばかりで花がない! 微笑)
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ゆきちゃんがこれらの写真を添えて手紙をくれたのは、4月23日でした。
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4月23日は、『SANT JORDI(サン・ジョルディ)の日』だったのです。 『サン・ジョルディの日』って知ってますか?
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何年前からだか知らないですけど、日本では「日本書店組合連合会」と「日本カタルーニャ友好親善協会」とが中心となって、4月23日を『本を贈る記念日』に決めたのだそうですよ。 『子どもの読書活動の推進に関する法律』という法律があるそうで、『子ども読書の日』にも定められているそうです。
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『サン・ジョルディの日』のスペイン、カタルーニャ地方では、
男性は女性に赤いバラを贈り、
女性は男性に本を贈る日とされています。
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そこで、この『バラの道』の登場となったわけですね。 (微笑)
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「とてもとても素敵なバラの花の道です!」
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道行く人々は、その飾られた中から好みのバラの花を選んで、贈り物のリボンをかけてもらうのだそうです。
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ゆきちゃんから「サン・ジョルディの竜退治の話をヨッちゃんから子どもたちにしてあげて!」とのお達しを受けておりますので、「ちょこっと」しか知らないので「ちょこっと」だけお話しさせていただきますと、、、
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その昔のある国に、巨大な竜が棲んでいて、悪行の限りを尽くしていました。 国の人々は毎日毎日二匹の羊を竜への生け贄としてして捧げ、竜の怒りを鎮めることによってなんとか暮らしていたそうです。 ところがとうとう生け贄として捧げる羊が一匹もいなくなってしまいました。 人々は困り果て、ついに人間を生け贄として差し出すことに決め、その生け贄を決めるためのクジ引きを行います。
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ところが、何と言うことか生け贄の当たりくじを引いてしまったのは、国のお姫さまだったのです。 王様は何とかお姫さまを救おうと手を尽くしますが人々は納得しません。 そんなある日、その国を旅の聖人が通りかかります。 その聖人こそがキリスト教の『聖ゲオルギオス (サン・ジョルディ)』だったのです。 サン・ジョルディは見事に竜を退治してお姫さまを救います。 そして、異教の国だったその国の人々をキリスト教徒に回心させた、、、
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と言うお話しが『サン・ジョルディの竜退治』のお話しだったと思います。 (たぶん? 笑)

5月のリベラのお手紙より抜粋
『10月にスペインでリベラの子どもたちの絵の展覧会が開催されることが決定しました! 6月の終わりにスペインから友人が帰国し(ゆきちゃんのコトですね)、展覧会の詰めの打ち合わせをすることになっています。 そうでした、だから5月は今回の黒い絵の締めくくりとしてスペインの展覧会に展示する作品(合作)を制作してもらうのでした。 内容は、、、』
と言う文章を、毎月子どもたちに手渡しているお手紙に書いたのでしたが、
スペインでの展覧会の日程が「9月27日から10月20日まで」に、正式「決定しました」と
ゆきちゃんからのメールに書いてありました。
ゆきちゃんとの打ち合わせはこれからも続くのですが、
お手紙にも書いた通り子どもたちは合作で絵を描いてもらおうと思っています。
きっと子どもたちは『繋がる絵のシリーズ』の時のようなエネルギッシュで生命感に溢れる絵を描いてくれるのではないだろうか、、 とヨシさんは想像するのですよ。 (微笑)
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さっそく今日(26日)木曜日の子どもたちから下描きが始まっています。
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これらの絵が一つに合わさると、、 (ん?ん?ん?)  どんな絵になるのかな?

「楽しみです!」     ね?


(微笑)


今日の締めくくりは展覧会のお知らせです。
明日、27日(金曜日)からギャラリー『風花画廊』にて、
『一木窯 後藤五木 陶展』が開催されます。
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『風花画廊』は僕がお世話になっている福島県福島市のギャラリーで、後藤五木氏は風花画廊主であり一木窯を構える陶芸家でもあります。
五木(いつき)氏は毎年春に個展を開いています。
今年はどんな作品が発表されるのでしょう?
「楽しみです!」 (微笑)

『一木窯 後藤五木 陶展』
2012年4月27日(金)〜5月6日(日)
午前11時〜午後7時 (展覧会期中無休)
960−2156
福島県福島市荒井字横塚3−252
TEL:024−593−0450
URL:http://g-kazahana.com/

会期中の画廊壁面には、やはり『風花画廊』の作家である銅版画家の『三浦麻梨乃』さんの作品が展示されます。
麻梨乃さんも素晴らしい作品を制作発表し続けている作家さんです。

ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

きっと素晴らしい作品たちに出会えるはずですよ。



(微笑)
by yoshikazusuzuky | 2012-04-26 22:00 | スペイン残像 | Comments(0)
場所の記憶が定かではないのだけれど、
バルセロナの大聖堂の裏道に美術品の修復を手掛ける工房があった。

狭い通りに面して大きな(おおきかったっけかな?)硝子窓があり、中で作業をする様子をうかがうことができたんだ。
絵の具の缶や筆や名前のわからない道具たちが雑然と(あるいは整然と)置かれた作業机に向かっていたのは、修復と言う仕事のイメージからは「エッ?」と思ってしまうほどに歳の若い職人さんたちだったと記憶している。

僕は、『修復する』と言う言葉が(行為が)とても好きだ。
その言葉を聞いただけで(その行為を見ているだけで)、「わくわく」と言うよりも「どきどき」してしまう。

それは人の『時間』だとか『想い』だとか『命』だとかに関連した事柄だからかもしれない。

その当時は、彼あるいは彼女らの手元にばかり目を奪われていてそこまで考えが巡らなかったのだけれども、、

「あの工房は修復の勉強ができる学校のような場所だったのかもしれないな」、、、とね

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今日の午後、、瓦礫をトラックに積み込んだ後、、、

「ふっ」と自分の足もとのひび割れを見たら、そんな事が(バルセロナのあの光景が)頭をよぎったのでした。



記憶って不思議だね。


突然、何かと何かが繋がってしまったりするんだね。
by yoshikazusuzuky | 2011-05-02 23:37 | スペイン残像 | Comments(0)
きょうはスリアのお話し、、、。

不揃いの自然石が不格好に敷きつめられたスリアの坂道。「Poble vell(プエブロ ビエッホ)」と呼ばれるスリアでいちばん古い一画の円形広場へとつづくその坂道の、ちょうど真ん中辺りの日溜まりには、いつでもこの二匹がいた。

二匹の名前を僕は知らない。(でも二匹も僕の名前を知らないのでおあいこだ)

何処かの家の飼い猫なのか野良猫なのか? 飼い犬なのか野良犬なのか? それさえも僕は知らない。

雨降りの日や、曇り空の日に、二匹が何処にいるのかは知らないけれど、、、太陽が暖かく坂道に日溜まりを作る時刻、、、二匹は必ずそこにいたのです。


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      「 猫は、少しだけ警戒した目をして身構えて、通りすぎる僕を見送る。」

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      「 犬は、何んにも気にかけていないかの様にゆうゆうと昼寝を続ける。」


猫は、少しだけ警戒した目をして身構えて、通りすぎる僕を見送る。
犬は、何んにも気にかけていないかの様にゆうゆうと昼寝を続ける。
昼寝中のこの犬の横をすり抜ける時に半開きの片方の目だけで見詰められるとね、自分が透明人間になったような気持ちになるんだよ。

「君は存在していないのかもしれないよ?」 「もういちど確認してみなさい」 、、と言われているみたいな気持ちになるんだよ。

僕を囚らえてしまったかのような、昼寝中の『犬』の半開きの片目が放つ『かいこうせん』に立ち止まったままになってしまいそうな僕の背中を『猫』の表情が押してくれる。 「はやく行きな」と猫が言う。 あるいは、「はやく逃げな」、、、と?

いつもの光景、、、。

「日常的な、、」 と呼ぶには少しだけ幻惑的な日常の光景。

太陽が暖かく、不揃いの自然石が不格好に敷きつめられた坂道に日溜まりを作る時刻に起こる、いつもの光景だよ。

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        不揃いの自然石が不格好に敷きつめられた坂道がある通りの名前は
             『サン . クリストフォウ 通り』と言いました。








 
by yoshikazusuzuky | 2011-03-02 23:11 | スペイン残像 | Comments(0)
『蚤の市』や『雑多なモノを雑然と扱っている店』が好きだ。

「がらくた、がらくた、、、」 と言うけれど『がらくた』とは『宝物』と同義語だと思っているので『がらくた』とは呼べないな。
道端に落ちているモノでもお店に並んでいるモノでも、とにかく、そのモノの前で足が止まってしまったら「お終い」だ。 そして、そのモノを手にとってしまったら「死んだも同然」である、、、と言うくらいのお話しですね。 あのね、『足を止める』のではないのです、『足が止まる』のです。
『止める』と『止まる』、、この二者は全くの別人です。
『止まる』には自由意志は全く含まれないのです。

小さな頃、、僕の実家の道路を挟んだ向こう側は廃車置き場になっていた。 壊れた車ばかりではなく電化製品やいろいろなモノが山と積み上げられていた。
僕は何時もそこにいた。
ドライバーセットと金槌とペンチとニッパーを持ってね。
実は、、或る時、家の中心となる場所に掛かっていた機械式振り子時計(長年我が家の時を刻んで来た大切なモノだ、、った)を歯車の一つにまでバラバラに分解してもの凄く怒られて「お前は向かいのゴミの山で車でも分解してろ!」と言われたのでドライバーセットと金槌とペンチとニッパーを持って何時でもそこに居たのだ。
僕はいろいろなモノを分解した。
組み立てるのには複雑な知識を要するが、分解する(別な言い方をすれば、、壊す)のには単純な手順に従えば良い。
僕は分解したモノを繋ぎ合わせていろいろなモノを作った。
「ロボット」「宇宙船のコクピット」「スーパーコンピュータ」、、、いっぱい作ったな。
もちろん起動などしない。
せいぜいランプが点灯するくらいだ。
でも、廃車置き場に区切られた僕の世界の中では、ロボットは機動していたし、宇宙船のコクピットの窓からは迫り来る巨大な惑星が見えたし、スーパーコンピュータは宇宙探検で起こり得るあらゆる危険を予測して対策を練ってくれていた。

もうたまらないよね。
思い出しただけでワクワクしてくる。

、、、、あれ? 何の話を書こうと思ってたんだろう?
バルセロナの話だ、、バルセロナの『蚤の市』の話しを書こうと思っていたんだった。

そんな僕なのでバルセロナでも毎週のように『蚤の市』に通っていた。
とにかくありとあらゆるモノが売り物になっている。
気分的には子どもの頃の廃車置き場に居るのと全く変わらない。(それがまたたまらない)

広場を埋め尽くすように建ち並んだ掘建て小屋と掘建て小屋との間に、小さな折りたたみ式のテーブル一つを置いて座っているおじいさんがいた。
いつも同じ場所で店(おじいさんに敬意を表して店と呼ぶ)を開いている。
おじいさんは何を売っているのか? テーブルの上には錆びた釘が4、5本並んでいるだけ、、中には直角に曲がった釘まである。 そんなモノが売れるわけないと思うでしょう? でもね、次ぎに行った時には錆びた釘が2本になっていて空いたスペースには螺子ヤマのつぶれかけた大きさの違うネジが小山を作って置かれていたりする。 売れているんだね。(売れるんだね)

いちど、おじいさんに「商売になるの?」と声をかけてみたことがある。

おじいさんの応えはこうだった、、。

「今日の食事のパンが買えればいいのさ」


、、、なるほど。


おじいさんを描いたスケッチです。


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by yoshikazusuzuky | 2011-01-26 14:20 | スペイン残像 | Comments(2)
『スリア』です。
僕が5年間を暮らした町(村?)です。
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スリア城(こんな小さな町でも王様が居るお城が在ったのです。そして王様は、この小さな町を守っていたんです。)と、サンクリストフォウ教会を中心に、小高い丘の斜面に作られた城壁都市の縮小模型のような町です。

羊飼いも住んでいました。
晴れた日には羊たちが新鮮な草を求めて丘を下ってきます。
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それぞれが一つずつ首から下げた、様々な形で様々な音色の鈴を鳴らしながら、、丘を下って来るのです。

町を囲む城壁の外は赤い岩がごろごろと転がり赤い土に覆われた荒れ地で、そこにはたくさんのオリーブとアーモンドの木が生えていました。
季節きせつにオリーブは黄緑と赤紫色の実をつけアーモンドは真っ白な花を咲かせました。
それらは赤茶けた大地の色の中に在って奇跡のように鮮烈でした。

素敵な町です、、スリアは。(微笑)

僕は巡り逢うべくしてスリアに巡り逢ったのです。
by yoshikazusuzuky | 2011-01-23 00:17 | スペイン残像 | Comments(0)