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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

カテゴリ:繋がる想い( 336 )

「ケホケホケホ」
めずらしくカメちゃんが
咳をする。
すべてが凍りついていた
寒い寒い朝だったからね。



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カメちゃんの作品文集
『カメちゃんのひとこと 〜色鉛筆はボクの友達〜』
ご紹介ページへのたくさんのアクセス、
そしてご注文していただいたみなさん
ありがとうございます。



たくさんの皆さんに見ていただけるコトが
カメちゃん制作の励みになります、、という
テンプレート的な言い方は、
たぶんカメちゃんにはあてはめられないのかもしれなくて、
まわりでどんな計画が進行していようとカメちゃんはカメちゃんのペースで
熱意を持って淡々と、
カメちゃんはただ絵を描き続けてゆくのだと思います。
「けれどもやっぱりうれしいよねカメちゃん?」
今朝、この本の話しをして、たくさんの人が見に来てくれているコトを
伝えた時に、やっぱりカメちゃんにっこりと微笑んでくれたものね。 (^〜^)


『カメちゃんのひとこと 〜色鉛筆はボクの友達〜』
ご紹介しているページから注文出来ますので、
どうぞよろしくお願いします。 (^〜^)



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そんなカメちゃん作品文集から
きょうは色鉛筆についてカメちゃんが語っている
文章を一つご紹介させていただきますね。(5〜6年前に書かれたモノだそうです)



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『あったらいいなこんなもの』

ある学校の授業で、
“あったらいいなこんなもの”
という、
自分が今欲しいものを発表する時間があった。

たいていのみんなは、
“タイムマシン” “空飛ぶマント” “おそうじロボット”
など、未開発なものを発表していた。

ところがボクは、
いろんな絵が描けちゃう色鉛筆だ
と発表した。

“そんなものは、普通にあるだろ”
と批判はされたが、

ボクは今でも、
色鉛筆が一番欲しいものだ
と思っている。






午後からの「個人レッスン」体験教室は
とても和やかな空気の中で無事に終了。
本人は昨日から眠れぬ程に凄まじく緊張していたらしいけど
とてもゆったりとした時間の中で鉛筆の使い方を指導して
鉛筆画を一枚、
描いてもらいました
。(画像無し)

きょう描いた鉛筆画の画像は残念ながら無いのだけれど
昨日からの極度の緊張状態にあった気持ちと
今日の教室後の気持ち
を現してくれた図はコチラです。

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とっても
わかりやすいです
。 (^〜^)






冬に入ってから
カッコいい黒革のジャケットを着ている
カズイ君にも、、
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自画像を描いてもらいました。


カズイ君にとっての鏡を見る
(鏡に映る自分を見る)という行為は
辛くなったりしないのだろうか
、、と毎回(毎年)
少し心配するの
ですが、、
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真っすぐに鏡を見つめて描いてくれる
カズイ君がいるのでした



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カズイ君らしい自画像
が描き上がりました




(微笑)






by yoshikazusuzuky | 2017-12-12 00:00 | 繋がる想い | Comments(0)
ひさしぶりに
「僕の鞄(ぼくのかばん)」
と再会したの
でした

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ぼくのかばん http://suzuky.exblog.jp/23594420/


こわれてしまった僕の鞄はいま
『NORDFELD』に在ります。



黒磯の
『NORDFELD』
で、、

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『NORDFELD』https://www.facebook.com/nordfeld.leather/

再生の為の時を
過ごしています



もうすぐまた
コノどでかい体に小さな鞄を襷掛けして歩ける日が
戻って来てくれるのがとても嬉しいのです。



新たに作ってもらうストラップの幅や真鍮製の金具、
交換部分の側面の襠についての打ち合わせを済ませ
この鞄に対する(ちょっと入れ込み過ぎな)僕の気持ちも
たくさん聞いてもらって、
いよいよ再生する為の作業へと
進めてもらったのです。



『NORDFELD』
栃木県那須塩原市豊町8-40
tel.fax : 0287-74-3735
open . 11:00 ~ 19:00 close : 水・木



(萬)吉田商店 さん http://suzuky.exblog.jp/19342677/
がNORDFELDさんとの出逢いを
取り持ってくれました。


感謝。


「楽しみだあ」
「僕の鞄が返って来てくれるのだ」




(微笑)





by yoshikazusuzuky | 2017-11-30 00:08 | 繋がる想い | Comments(0)
まるで
「仕込んだのか?」
と思われるほど絶妙に設定された光景
でした。

土曜日の誰かが床に落としたまま
ずっとそこに在ったのでしょう
、、
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先端を少し丸くした鉛筆に
プリズムの虹が架かっていました


(みつけたときほほえんでいました)








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そんな眩しい光に満たされた
月曜日の朝は
カメちゃんの教室でした



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カメちゃんが
オレンジ色のファイルを持って来て
くれました。


中に入っていたのは
26枚の水彩画の動物たちです。


『ひとことシリーズ』と名付けられた
それら一枚一枚には、
短くシンプルに
「カメちゃんの言葉」
が添えられて
ありました





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じぶんの
つよいとこ
やさしいとこ
すばらしいとこ

それが人間の
さいこうの
おしゃれ

ヒツジのひとこと
2016.10.1




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正しい生き方
それは
自分を信じ
素直で正直な
気持ちであること

ネコのひとこと
2017.3.5



カメちゃんの前だから
涙したりはしませんが、
羊さんと猫さんの一言に
じんわりと、
胸が暖かくなり
目頭も熱くなりました



カメちゃんのカメちゃんたる
「ひとこと」
もありましたよ。


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急がないで
ゆっくりと
あせらないで
のんびりと
あわてずに
落ちついて
生き方がベストの
カメペース

「カメのひとこと」
2015.12.5




ずいぶん前から描きためていた(書き留めていた)
「ひとことシリーズ」を、
僕は、今日初めて目にするコトが出来たのでした。

今回カメちゃんが見せてくれた26枚全部をご紹介したくて
「うずうず」
しているのですがそれは出来ません。

何故ならば現在、コレらの言葉たちを集めた
カメちゃんの作品集が制作されているから
です。

いつかご紹介出来ると思います。

カメちゃんが呟いた
全ての言葉にも
プリズムの虹
がかかっているかの様でした




(微笑)




by yoshikazusuzuky | 2017-11-28 00:03 | 繋がる想い | Comments(0)
素晴らしい青空が
広がっていたの
です

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射し込む陽光が
青いガラスを透過して
素敵な光景を
繰り広げて見せておりました



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はのおちたふゆえだに
ちいさなちいさなとりのすが
ありました



夕暮れを待って降り出した雨
は、とても
とてもとても
冷たくて、、
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氷雨に変わり
雪を降らそうとしているかの様
でした





風花画廊 collection 展
は、仕舞いとなりました 。



お逢い出来た方にも
(お逢い出来なかった方々にも)
足を運んで下さった
すべての皆さま方に(僕の絵に目を留めて下さった
皆さま方に)

心から
感謝
します



「ありがとうございました」





(微笑)







by yoshikazusuzuky | 2017-11-27 00:02 | 繋がる想い | Comments(0)
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" Hola ! Que-tal ? "
(やあこんにちはごきげんいかが)

レメディオス・マリーモ : 作
紙に鉛筆
(年齢性別国籍不詳)
1908年〜?



、、
というワケ
で(と言うのはもちろんウソで
ムッちゃんが描いたいた落書きだけど)
、、


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我が愛車
プリウス君

です


2017年11月9日(金)
きょう現在の走行距離は
289、264km
です。


とてもとても
頑張って、
僕の無理な要求にも欲求にも応え続けて来てくれた
我が愛車
プリウス君
でしたが、
29万Kmを目前として
ついに、
引退が決まりました






まだ名前はありません
が、
今月末か来月の始めから
新たに僕の相棒となってくれる
(新しくはないけど新しい)
青い色のプリウス君
です



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このプリウス君にはタイヤが無くて
ホバークラフトのように宙に浮かび上がり
路面の状況に左右されず走るコトが出来、
水中に進入可能な潜水機能も装備しています

、、と言うのは
もちろんウソで、、


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普通に4本タイヤの
FF駆動で(ちょっとスポーティーな感じで)
地面の上を
走ります



まだしばらくは
我が愛車、
白いプリウス君との日々は
続きますが、
なんとも
寂しい気持ち
です。



白いプリウス君と別れて
青いプリウス君に乗るようになったら
僕もいろいろなコトを変えてゆこうと
思います。



とても寂しい気持ち
です。



なのできょうは教室の話しはイイや。

これでお仕舞い。



明日は
棚倉町立図書館教室
から始まります。

棚倉教室は
来週に迫った発表会の準備
で忙しいです






by yoshikazusuzuky | 2017-11-10 00:02 | 繋がる想い | Comments(0)
益子陶器市
栃木県は益子町へ
行って来ました。

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ハルちゃん


、、に
であった
よ。

(ふふふ)



そして
この子たち
にも
であった

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しがみさこ さく



とてもとても
素敵な子たちで、
この子たちを(に?)もとめられたお客さまと
楽しいお話し
も出来ました


きっと今夕
この子たちは、

あたらしいお家の
この子たちの場所で、

あたたかねむるコト
でしょう

。 (微笑)




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ハルちゃん

、、も




(ふふふ)



たのしいいちにちだったなあ。


ありがとう!



(^〜^)












by yoshikazusuzuky | 2017-11-06 00:00 | 繋がる想い | Comments(0)
たくさんのキラキラが
ありました。


たくさんのキラキラを
残して来れたね。



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僕の中にも
たくさんのキラキラが
残されました。



「うれしかったよ」



たくさんたくさん
ありがとう。




「ありがとうね」




(微笑)





そして、、


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「ヨウコソワガヤヘ」







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「オジャマシマスニャン」




あたらしい黒猫さんを
招きました





(微笑)





by yoshikazusuzuky | 2017-10-30 01:05 | 繋がる想い | Comments(0)
猫による
猫のための「猫の展覧会」ではない
けれど、、
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『猫をめぐる物語』の展覧会は
閉会しました。


『猫をめぐる物語』
に想いを巡らせて下さった
皆さんに、、
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心からの
「ありがとう」
を、贈らせてください


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「にゃあ(ありがとう)」


『風花画廊』
後藤五木君と
『珈琲楓舎』
のテッちゃんにも

「ありがとうだニャん!」


(感謝)




きょうは午前10時から午後6時まで
『白河市総合美術展覧会』
の作品受付のお手伝いをさせていただきました。


日本画・洋画・彫塑工芸・書・写真・
5部門に、
218名/309点
の出品がありました

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リベラの生徒さんたちも
絵画部門と写真部門
に出品しています。


僕は写真部門から、
絵画部門の実行委員に移動したの
で今回は、
写真作品は出品出来ず
、、
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絵画作品
『月繭(つきまゆ)』
〜ブブに捧げる〜
出品しています


明日の午後から
審査が行われ
、、
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公募者174名の中から
67名の受賞者が選ばれます。 (^〜^)


審査会のあとに陳列作業が
行われるのですが、
僕は一日フルに教室なのでお手伝いには行けないのでした。


出品者の皆さんに
幸運を。



(微笑)







by yoshikazusuzuky | 2017-10-16 00:11 | 繋がる想い | Comments(0)
神様が連れて来てくれた5匹の猫と
その5匹から生まれた
5つの絵は、、

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『風花画廊』
へと移動しました




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『夜の塔(よるのとう)』



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『煙突(えんとつ)』



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『夜の気配(よるのけはい)』



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『海(うみ)』



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『山(やま)』




と言うワケ
で、ある夜突然に現われた神様は
僕に、5匹の猫と
5つのイメージ
を、
残して行ったのでした。


ニャんとも
ボクにも
よくワカラナイコトなのです
が、、
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「山では神さまはニャハハニャハハハと笑っているのだよ」


そういうワケなのですから
仕方のないコト
なのでした。
      (にゃはは
にゃははは)



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『猫をめぐる物語』


越後しの
加茂幸子
齋藤ナオ
スズキヨシカズ
樋口佳絵
三浦麻梨乃
矢島幸枝
吉川裕子


8人の作家による
猫への想いを綴った物語



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『猫をめぐる物語』
2017年10月6日(金)〜10月15日(日)
11:00 ~ 19:00(会期中無休)

「風花画廊」
福島県福島市荒井字横塚3-252
024-593-0450




10月6日(金)
午前11時になると
あらゆるモノに
谺(こだま)
して

開幕を告げるブザーの音が
あなたの耳にも届く筈です





(微笑)





by yoshikazusuzuky | 2017-10-05 00:00 | 繋がる想い | Comments(0)
ずいぶんと前のと言っても夏の仕舞いのコトですが
白猫ノラさんの家族(かどうかはワカラナイけど)
を紹介したことがありました。 コチラ → http://suzuky.exblog.jp/237661679/

あの時の画像で
お顔が写っていなかった子
が、、
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この子です。(あらイイおかお)

なんだか背中に、、
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トラ猫子猫をおんぶしているような模様です。 (^〜^)


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「ニャに?」


可燃物ゴミ収集日(白河市は月曜日と木曜日)になるとノラさんの3匹の子どもたちはゴミ集積場を覆う緑色のナイロンネットの中に入り込んでゴミと戯れているのですが誰かが通りかかる度に慌てて外に出ようとしてネットにひっかかりみんなで大騒ぎしています。(笑) と言うワケで
見張り役なのかな?
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塀の上から
ゴミの中の兄弟(姉妹)2匹の様子をうかがっていた
この子だったのでした。

(微笑)




不定期ですがコラムを書かせていただいている美術情報誌
『つくりびと』第63号(国民みらい出版)
が発刊となりましたので紹介させていただきます。

今回は
『太古の海(とおいうみ)からの手紙』
と題された、
「りょうぜんこどもの村・遊びと学びのミュージアム」(福島県伊達市霊山町)
で夏に開催された「化石標本作り」のワークショップ
の様子を書かせていただきました。


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 創作活動の視点からこどものみらいを考えるコラム アートガイド・ぷらす


『太古の海(とおいうみ)からの手紙』~二千万年前の貝化石標本を作る~ 


僕は福島県白河市で、子どもから大人までを対象とした絵画造形教室『かいがきょうしつ リベラ』を主宰しています。僕の住む白河市から東南に約三十Kmの場所に福島県東白川郡塙町(はなわまち)があります。塙町には新生代新第三紀(後期中新生)、今から約二〇〇〇万年前の久保田層と言う地層が広がっていて、その場所からは貝化石を主とした海洋生物の化石が産出します。塙町の藤田砿業(藤田貝化石鉱山)はこの貝化石を採掘粉砕して肥料として全国に出荷しています(二〇〇〇万年前とは地球時間からするとまだ若く浅く、貝は石にはなり切れずに肥料となるカルシウム質を多く残したままなのです)。僕は以前から藤田砿業さんにお願いして白い絵具の原料としての使用目的で貝化石を採集させていただいていました。化石はサルボウ貝(現在も棲息する種に属する貝)という名前のとても美しい形をした二枚貝なのです。


今年はご縁あって『りょうぜんこどもの村・遊びと学びのミュージアム』(福島県伊達市霊山町)で、たくさんのワークショップを開催させていただいています。「絵具の材料として砕いてしまうばかりではもったいない」今回はコレを、ミュージアムに集まってくれる化石好きの子どもたちと標本にするコトを思い立ちました。そして初夏の或る日、ミュージアムスタッフと「子どもたちの為ならば」と今回の目的に賛同して下さった藤田砿業社長さん自らも参加して下さっての化石採集となったのでした。その場所は、かつては海の入り江の潮溜まりだった場所で、化石は密集しているのですがそれ故に標本に出来るような原形を保っているモノを探し、タガネとカナヅチを使って形を壊さないように丁寧に掘り出すのは、なかなか難しい作業なのでした。数日かけて予定した個数を確保、機械掘りされた大きなノジュール(化石を含む岩の塊)もミュージアムに運び込み、粗くクリーニングして子どもたちを迎える準備を整えたのでした。


『太古の海(とおいうみ)からの手紙』。タイトルが決まり、告知もされて、子どもたちが夏休みに入った最初の日曜日にワークショップは開催されました。


僕の話しは耳に届いていたのだろうか、どうだろうか?と心配になるほど子どもたちの視線は作業台の上、目の前に置かれた二枚貝の化石に釘付けです。机が動き出すのではないかと思うくらい、子どもたちの「早くさわりたい早くさわりたい」という波動が空気を揺らし伝わって来ます。化石標本作りは本来とても面倒くさくて地味で単調な作業です。この一時間三〇分のワークショップで唯一不安だったのは子どもたちの集中力でした。ほとんどの時間をクリーニング作業に費やします。しかしもちろんいつもの如く、始まれば不安は吹き飛んでしまいました。千枚通しの針先を使い、表面を覆う砂岩を取り除き、貝の美しい紋様を掘り出してゆきます。貝本体を削らないよう、 ひと針ひと針丁寧に作業を進めてゆきます。もし皆さんがその場に居合わせたならば、子どもたちの真剣な眼差しとパワーに圧倒されたコトでしょう。 今の子どもたちにレコードの仕組みやレコード自体を説明するは困難ですが、貝の紋様の細い溝をなぞる針先から奏でられる太古の海の音楽は(波音か?)とても美しい旋律でした。子どもたちはその音楽に共鳴しながら指先に全神経を集中していたのかもしれません。

クリーニングを終えて硬化剤を湿布して脆いカルシウム質を固め、黒色や茶色の革靴用ワックスを使って表面を保護する。長いと思われた九十分間は瞬く間に過ぎてしまったし、子どもたちの好奇心が尽きることも無いようでした。最後に標本ラベルを記入して簡易標本箱(ダンボール箱)に収めて標本作りは仕舞いと成りました。


通常は使用しない靴用のワックスで表面を保護したり、標本箱に密閉してしまわなかった理由は、ダンボール箱からコロリと手のひらに転がして化石に触ってほしかったからです。ワックスは触れば触る程に艶を増して色を深めてゆきます。「触る」って大事です。化石の質感や重さや温度。手のひらはたくさんの情報から、それが生きていた海の記憶を脳に(心に)伝えてくれます。


「時間(とき)の彼方から届いた手紙を手のひらに、何度も読み返しては太古の海に思いを馳せているのかなあ」子どもたちが見せてくれたキラキラと輝く表情を思い出しては、微笑んでいる僕なのでした。



〔巻頭コラム・評論執筆〕

スズキヨシカズ 

1966年3月13日、福島県白河市に生まれる。1986年、スペイン国 バルセロナ市に移住。 カタロニア州文化局、スリア市(バルセロナ県)の後援によりカタロニア登録作家となりスペイン国内、イタリアなどで制作展覧会活動を行う。1990年、スリア市の古城にてスペインでの初個展開催。1989年、1991年、1992年、サラパレス主催バルセロナ新人賞展3回の入選を経て、1994年12月に帰国、白河市関辺に住居兼アトリエを構える。2005年1月、白河市新白河に『かいがきょうしつ リベラ』を開く。ブログ『スズキヨシカズ幻燈画室』http://suzuky.exblog.jp/




ココでは紹介出来ませんが

今回は、本編の中で

作品評論(自閉症の青年の作品を担当)

も書かせていただきました。


何処か美術館で目にとまりましたら

手に取っていただけたら嬉しいです。(Take Free の冊子です)






カメちゃんの背中を眺めるのを
「久し振り」
だと感じました。
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(たったの二週間振りなのですが)


今週からリベラ教室は、、
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(小学生も)通常の時間割りに戻ります。


でも僕が参加する展覧会や
生徒さんの展覧会、
そしてお手伝いする美術展などは
、、
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まだまだ
11月半ば過ぎ
まで続きます



毎日紹介していますが
次の展覧会はコチラ、、


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『猫をめぐる物語』
2017年10月6日(金)〜10月15日(日)
「風花画廊」(福島県福島市)



4日・水曜日に搬入をして
会期は6日・金曜日から始まります。


カメちゃんの教室やって
コットマンサークルの教室やって、
黒猫パトさんに薬を飲ませに家に帰って
、、
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(雨降りだったのでパトさんは
雨宿りな夕方中でした)
カズイ君の教室も仕舞い
となったので、
21時から
絵を描いています

今夜は遅くなりそうです。


(微笑)



@


by yoshikazusuzuky | 2017-10-03 00:00 | 繋がる想い | Comments(0)