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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

カテゴリ:繋がる想い( 336 )

雨が、、いつの間にか霰にかわり、「こつこつ」と自動車の屋根や窓を叩いていました。

リサイクル本屋さん(古本屋とは呼ばないのかな?)をちょうど出たところでした。

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「こつこつこつ、、」
ごま塩の瓶に入っているような、
いびつなカタチをした霰でした。



じつは、、、
リサイクル本屋さんで「うわっ!」と小さく叫んでしまったのです。


       
       その原因が、、、
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                               、、、これです。



                 宮沢賢治の『春と修羅』、、
                 そして、
                
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                 『注文の多い料理店』です。



もちろん、大正13年に出版されたオリジナルではありません。 昭和50年代の後半に刊行された復刻版日本文学全集のシリーズ中のモノですね。(いままでネットオークションの画面の中では何度か見かけてはいたのですが、、、手が出ませんでした。『春と修羅』は初めて見ました!)
でも、、
オリジナルであろうと復刻版であろうと、こうして出逢えたことは大きな大きな歓びです!
もっと大きな声で「うわっ!」 っと叫んでも良かったと後悔しているほどです。(笑)


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しかし、、

何度読んでもこの『注文の多い料理店』の『序』の文章、そして『春と修羅』の『序』の文章は特別的に素晴らしいです。

理屈ではない文章です。

「ただ感じれば良いのだよ、、」

文章中の活字、
その一文字一文字から、、
優しくそう語りかけられている気がします。


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       活版印刷の文字は温かいですよね。

       そのカタチ自体(字体)が、
       温かみを含んでいる気がします。


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                      オリジナルの本って何処で見れるのだろう?
                      岩手県の花巻市にある『宮沢賢治記念館』に行けば
                      展示されているのだろうか?



『宮沢賢治記念館』のホームページは普通通りに表示されている。
地震の被害は、なかったのだろうか?
そうだといいなと思います。

いつか、、訪れてみたい場所です。


さて、、

我が教室の親愛なる詩人たち、、、。

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カメラ片手に色鉛筆を白黒画像で確認しながら描くケンセイを横目に(横目にも気にかけず、、笑)ひまりちゃんが新技を披露してくれました。

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ひまりちゃんが何をしているか、、、
わかりますか?

なんと!
鉛筆でカナヅチを叩いているのです!

ん?

書き間違いではなく鉛筆でカナヅチを叩いているのですよ。

なんだか村上春樹の小説のタイトルになりそうですね。
『鉛筆でカナヅチを叩く』

(笑)

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べつに、ひまりちゃんは
無茶をやってるわけではないんです。

ひまりちゃん曰く、、、

「かなづちにえんぴつがあたるとえんぴつのこながでるでしょ、そのこなはかみのうえにこぼれるでしょ、そのこなをてでこするといろがぬれるの。」

だそうです。 わかりましたか? 鉛筆でカナヅチを叩いて鉛筆の芯を粉にして色付けしている、、と言う、かなり高度なテクニックだったのですよ。

素晴らしい! (笑)



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               明日は雨やむと良いな、、と思う。


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                     あっ、、

                   月が零れてる。
by yoshikazusuzuky | 2011-04-19 23:11 | 繋がる想い | Comments(2)
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今朝ね、、
怖くて、、ずっと遠くから見ていることしか出来なかった城跡に行って来たんだ。
「きちんと見て覚えておかなければいけない」
今朝、目が覚めた時にそう思ったので行って来たんだよ。

小さな頃からの遊び場だった。
小学校の遠足も、もちろんこの場所だった。
図画の写生会もね。

いまの季節、
見上げれば桜、
足もとにはスミレの花がたくさんたくさん咲いている。

5月になればバラ園も開園するんだ。


はっきり言って遊園地や公園には到底およばない地味な場所かもしれないけれど『楽しむ』という意味では何処にも負けないね。


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でも今回は地震に負けてしまった、、、。


遠くから見ていて、すでにわかっていた事だけれど、、
目の前に見ると、、、

「ヒドいね、、、。」

それしか言葉が出て来ない。(その言葉すら口には出せずに呑み込んだ、、、)


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城跡の石積み、、、
存在感に溢れ、
あれほど安心感を与えてくれるモノは無いと思っていたよ。

無敵に思えていた。

いや、

無敵だよ!

人が造ったモノ、これ程の状況を目前にしても何故だか『力』が湧いて来る。

作業服に身を包んだたくさんの人たちが瓦礫に足もとを危うくさせながら一生懸命に測量を行なっていた。

「人が造ったモノを人が甦らせようとしているんだよ」

涙が溢れたよ。
(いまこうして文字を打ち込みながらも涙が溢れて止まらない)

人はこれだけのダメージをも甦らせる事が出来るんだ。

人がモノを造る条件、
(何かを誕生させる責任、)
それって『こういうコト』なんだと思った。

人が人では制御出来ないものを造り窮地に陥ってしまっている。
でもそこでも、、
その場所でも、この城跡でと同じように、誰かが足もとを危うくさせながらも一生懸命に解決策を見いだそうとしている。
危険の中に身を投じてくれている。

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「僕は人の力を信じています」


変わらないモノを、、、子どもたちの描いた絵を二枚添えます。

子どもたちと言ってもユメヒトは中学2年生(小6のときに制作)に、フミヤは大学2年生(高3の時に制作)と、大きくなってしまいました。(微笑)


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                  鈴木夢人 『夏空に建つ!』



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                金澤郁弥 『燃ゆる時刻(とき)』



人が造った『力』という『希望』です。


それは色褪せず、
変わるコト無く、
たしかに、この二枚の絵の中に存在し続けています。


僕はそれを感じます。 (微笑)
by yoshikazusuzuky | 2011-04-18 23:11 | 繋がる想い | Comments(1)


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                   穏ヤカニ 夕暮レテ

                    太陽ハ西ニ燃エ

                   月ハ東ニ輝キヲ増ス



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                宵闇ノ桜ニ満月ノイチニチマエノ月



                       輝ク

                       輝ク

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                    光(ヒカリ)輝ク


                    光(ヒカリ)輝キ

                  光(ヒカリ)マキ散ラス



                    光(ヒカリ)降ル

                 月光(ツキヒカリ)ハ降リ注グ



                     僕ラノウエニ


                    ミンナノウエニ
by yoshikazusuzuky | 2011-04-17 23:11 | 繋がる想い | Comments(4)
教室で朝を迎えてしまいました。

昨晩は募金イベント開始直前のスリアとスカイプ(Skype)を繋ぎ、ゆきちゃんのパソコンを経由してレオナルドと彼の家族、かつての隣人らと話しをしました。(日本時間の夜中、、スペイン時差は夏時間で7時間遅れ)
顔を見たら泣いてしまうのではないか、、、と緊張して臨んだ画面でしたが、話しの内容は深刻なのに、何故だか微笑んでしまえるのが不思議でした。

そんなわけで、毛布に包まり教室で夜を明かし、午前中の教室を終え、いまは午後の子どもたちを待っているのでした。(ガソリンスタンドの行列以来車中には毛布が常備されているので何時でも何処ででも眠れるのです)


昼前に一度、おおきな地震がありましたね。
a0199297_13372996.jpg子どもたちの反応は早かったです。

「バッ!」と戸を開けて避難態勢をとった、どの子の顔も、真剣そのもので、、、
そして「すっ、、」と白く透明になる顔色が、なんだかとても痛々しいです。

おまけに雷が鳴り、大粒の雨まで落ち始めて、、、
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                    そういえば、
        今日の天気予報は雨降りだったですね。


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でも、、、

午後の教室には眩しい陽光が戻って来てくれましたよ。
(ものすごい風が吹き荒れ教室が「ガタガタ」と揺れてはいますが、、、)



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さて、

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すずちゃんとかすみちゃんはデジカメの画面を見つめて何をしているでしょう?





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                     「ニャに?」
                   (ねこ、、By まりん)


いま子どもたちは鉛筆の濃淡だけで色を作り絵を描いているという話しをしました。
で、、
デジカメを白黒モードに設定しましてですね、いろいろな色を白黒に置き換えて確認しているのですね。


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                  「ニャるほどニャるほど」
                   (ねこ、、By こはな)



で、、

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それらをふまえたうえで(?)ぬり始めたハヤトの手はこんなコトになってしまってたりしてます。
何故こんなコトになるのでしょうか? (笑)
いつもながら豪快にして繊細なハヤトです。(ステキです!)



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        今週も「ほわん」と着地、子どもたちとの一週間が終わりました。

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              しめくくりはハヤトの記念撮影で、、、。

                    「パシャリ!」
by yoshikazusuzuky | 2011-04-16 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
『 A-RI-GA-TO-U (Gracias) 』a0199297_2144264.jpg

Yo, solo puedo decir que palabras de agradecimiento.

『 A-RI-GA-TO-U (Gracias) 』

Estoy muy muy muy muy agradecido que ayuda afectuosa de la gente de suria.

Voy a enseñar una vez más a los niños,

que...

『 En este momento, tenemos que unir el esfuerzo de todos, y el corazon tambien. 』

『 No estamos solo, en el mundo. 』


A-RI-GA-TO-U (Gracias)


yoshikazu SUZUKI

15-4-2011


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『 mi pueblo del corazon... Suria.(我が心の故郷、、、スリア) 』


Yoshikazu.SUZUKI(スズキヨシカズ)

Shirakawa-FUKUSHIMA, 15-4-2011
by yoshikazusuzuky | 2011-04-15 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
ちょっと油断をすると涙がこぼれます。

「なんだろうな?」

ここ数日、涙腺がとても緩んでいるのです。


僕が住んでいたスペインのスリアという町で、今日から募金活動が始まります。
福島県と白河市に義援金を贈ってくれる為の募金活動です。
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バルセロナの友人「ゆきちゃん」とスリアの友人「レオナルド」の働きかけでスリア市役所が企画してくれました。
募金をしてくれた人にはゆきちゃんが、手づくりの栞(しおり)と折り紙のバラの花をプレゼントしてくれます。

「自分にできるコトを、、、ひとつずつひとつずつ」

『誰か』にも、
『自分』にも、
そう言い続けてきたけれど、

こうして、たくさんの人たちの心からの純粋な想いに突き動かされる活動を見聞きする度に、
僕の心が強くなったり弱くなったりするのです。

僕の中に、
いま自分がやっているコトに対してのたくさんの迷いが生まれます。
肯定と否定の間に揺れ動くモノが在るのです。

「でも、、、」


わかっています。
いまはそんなコトを頭の中だけで考えているときではない事はわかっているのです。


感謝の言葉、、
ただ、
いまの僕には言葉だけしか浮かんできません。

それもシンプルなシンプルな言葉だけ、、、。


『ありがとう』





ありがとう、

一つの言葉が宙(そら)に浮かぶ。

言葉はやがて雨に融け

大地に染み込む。

ヒノヒカリに呼ばれた言葉は宙(そら)に昇り

やがて幾億の星のヒカリのように

降り注ぐ、、、。


ありがとう。






あらためて子どもたちに伝えます。a0199297_193754.jpg


世界は繋がっているのだということを。


人は一人ではないのだということを。


あらためて子どもたちに伝えたいと思います。


僕の子どもたちを応援してくれる全てのみなさんへ、、、

子どもたちの作る『星のヒカリ』をプレゼントします。





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               ありがとう A-RI-GA-TO-U (Gracias)
by yoshikazusuzuky | 2011-04-15 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
10数年前まで、僕は『まっかちん』という言葉を知りませんでした。
関東の方では『アメリカザリガニ』をこう呼ぶんだね。
ザリガニは『ザリガニ』と呼んでいたので『まっかちん』という言葉を初めて聞いたときは新鮮な響きがあり、「なるほど」と感心しましたね。
大きな真っ赤なアメリカザリガニなんかは、たしかに『まっかちん』と言う呼び名にぴったりする感じです。

自宅からリベラ教室のある町中までは自動車で20分くらいの距離です。

大きな国道は通らず裏道山道を抜けて来るのですが、その道の途中に『まっかちんの沼』があります。
子どもの頃から、夏休みの子どもたちの遊びの場、、『まっかちん釣りの沼』として子どもたちから絶大なる支持を得ている沼です。
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もちろん危険な場所である事は言うまでもありません。
地元の小学校PTAの「危険!水泳をしてはいけない!氷すべり、釣りをしない!」の看板もきちんと立っています。(僕が子どもの頃から変わらず立っています)
こういう事は大きな声では言えませんが、、、そういう文句の書かれた看板って子どもにとっては(「一部の子どもにとっては、、」と言っておこう)「ここおもしろいよ!!!」と読めてしまうのですね。
良くない良くない、良くない事ですよ!「子どもたちはこの部分は読んではいけません!」良い子は真似しちゃダメだしテレビを見るときは部屋を明るくして見ましょうね。(^^)
と言う訳で、、
僕も夏休みのほとんどをその沼で過ごしていた記憶があります。
もちろん危ない目にも遭いましたよ。
夕立で激しい雨が降ると、水量が増し粘土質の土手は滑りやすくなって沼に引きずり込まれそうになるんです。
沼を囲む崖に上って下りれなくなった事もありましたね。(いま見れば、何と言う事の無い高さの崖なのですがね、、)
だから、『まっかちんの沼』には一人で行ってはいけないのです。 誰よりも先に行って誰よりも大きなまっかちんを釣り上げたくとも、絶対に一人で行ってはいけないのです。 抜けがけをしようとすると必ず罰が当たる事になっていたのです、、むかしはね。 『まっかちんの沼』はヒミツの場所ではなくて、子どものルールに守られたみんなの場所だったのです。
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前置きが長くなってしまいましたが、その『まっかちんの沼』の水が無くなっていました。
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どうやら土手に入った大きな亀裂が原因のようです。a0199297_11122639.jpg

『まっかちんの沼』は大きな沼と小さな沼がつながっているので相当の水量がありますから、土手が決壊などしたら大変な事になるのです。
『まっかちんの沼』は下域の水田に水を供給する溜め池の役割も担っているので、亀裂が広がらないうちに水門を開けたんですね。

水田に水が入る季節の排水は水位の均衡を保ちながらなので急激に水が無くなったりすることはありません。 でも今回は急いで排水をしたようで沼の真ん中に残った小さな水たまりには沼の生き物たちがたくさん取り残されて、、しんでしまっていました。(画像からは修正し消してしまいました、、ごめんよ、、生き物たち、、、)
その中に『まっかちん』たちの姿はありませんでした。
まだ、冬眠からは目覚めない季節、、、どこか泥の中に潜っているのかな?

『まっかちんの沼』の季節はもう少し先のこと、、。

今年も、『まっかちんの沼』に子どもたちの笑い声が響くと良いな、、、。

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 あっ、たんぽぽだ。

『まっかちん』の季節への先触れだね。(微笑)




では、教室のまっかちん、、、じゃなかった、今日の子どもたちは何してたのかな?(笑)

きょうも、しずくちゃんと貫太郎と龍之介、、三人だけの木曜日教室でした。

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メトロノームのリズムに合わせた、、、

マイペースな息継ぎで作業を進めるしずくちゃんが

呆れるほどに、

更なるマイペースを極めたかのような、、、





龍之介、、、


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                        そして、

                     貫太郎、、、。 





       どうみても今日の二人は職人スタイルですね。                   



                        (微笑)

が、、、

なんで二人とも、そんなに耳が真っ赤なんだい?

やっぱり、オマエたちの正体は『まっかちん』だったんだな! (笑) 


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                  しずくちゃんのお家
                   楽しそうだよね。

                    とてもとても
                    すてきな笑顔だ。

                こちらまで笑顔になってしまうよ。


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                      う〜む!
                   うならせてくれるよね
                      貫太郎?

                      でも、
               「この家に住んでみてもいいかなあ〜」
                   と思わせるところが
                  絶妙な貫太郎の魔法だな!


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                   龍之介の怪獣住宅は
                   ますます迫力満点の
                現代美術的デザインになってきたな。

                オブジェで立体化したいくらいだよ。

                      (微笑)


きょう、龍之介がこんな話しをしてくれました。

「ヨシさんヨシさん。 オレのおとうさんがね、『りゅうのすけはえをかくのがとくいなんだからそれでいいんだぞ! そのままでいいんだ!』っていってくれたんだよね。」

と、
とてもとても嬉しそうに、、、。


龍之介?

お父さんの言う通りだよ。
その通りだ。 
ヨシさんもそう思うよ。

龍之介?

すばらしいお父さんだな!
ヨシさんからも心を込めたいっぱいの拍手を龍之介のお父さんに贈ります!

「すばらしい!」





                                           
by yoshikazusuzuky | 2011-04-14 23:11 | 繋がる想い | Comments(4)
a0199297_16441534.jpg「ハルノニイ」ガシマシタ、、、。

この時期になるとなんの前触れもなしに、、
ある日、突然、何処からともなく、、、
「ハルノニイ」が漂って来るのです。

『ジンチョウゲ(沈丁花)』の花の匂いです。

小さな頃から僕の中で、
この花の匂いは『春』に直結しているのです。

小さな頃に住んでいた家の庭にあったのと同じ『ジンチョウゲ(沈丁花)』の木が、いま住んでいる家の庭にもあります。(同じ個体です)

『ジンチョウゲ(沈丁花)』の花の匂いは、小さな頃の僕の記憶に直結する匂いです、、、。


『ゴミ箱のウルトラマン(複数形)』に宛てて、素敵なコメントが届いていました。



こどもたちの発想、

エネルギー、

笑顔、

存在そのものがウルトラマンだと気がついた。

きみたちこそが地球を救うヒーローだ!

シュワッチ!





このコメントにも僕のすべてを込めて一票を、、。


「シュワッチ!」



さて、

そのウルトラマン、、、

今日は何だか面白い描き方を開発したようですよ、、、。



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これ、、、なにしてるかわかりますか?
(なにしてんのかな?なにしてんのかな?)

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もちろん絵を描いているのですが、、、
鉛筆をトンカチ(金槌)で叩いているのです。

画用紙という石を(あるいは木を)鉛筆というノミで彫刻しているのです。

「う〜む」
「やるじゃないか!」
「すばらしいじゃないか!」

素晴らしいですよね?(あれ、、すばらしいですよね?)

来週もどんどん彫刻してもらいましょう。

「どんどん削っちゃって!」(微笑)



『シュワッチ!』


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             2時間ずっと図鑑を見ていた子もいましたね。

          『宇宙の図鑑』から始まりいろいろいろいろ見ていました。

   画用紙は真っ白いままだったけれど、、心の中にはどんな世界を展開していたんだろう?

                   こんど覗かせてね、、。



『シュワッチ!』


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              「不思議な町が積み重なってゆくね」


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                 「あっ、、だれか見てる」

                     (微笑)


『シュワッチ!』
by yoshikazusuzuky | 2011-04-13 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
きょうのお話しは、まさに『絵にできるコト』のお話しだと思います。
(あるいは『絵だからこそできるコト』かな)

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先週中にリベラの子どもたちのほとんどが帰って来てくれました。

まだ顔を見れてない子が4人いるのですが、ケガや病気をしているわけではなさそうなので少し安心、、、。 きっと今週には逢えるでしょう。


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いろんな色やカタチに彩られた画用紙たちによって埋づめられていた教室の壁も、
少しだけ様子が変わりつつあります。




先週から少しずつ紹介し始めていますが、
いま子どもたちは、
四つ切りの画用紙に鉛筆だけで『町(まち)』を描き始めています。

『始まりの世界』、、、a0199297_1503330.jpg

子どもたちの新しい始まりの風景です。


今回は鉛筆(4B のみ)なんです。

色も(絵の具もクレヨンも色鉛筆も使わず)、鉛筆だけの白黒濃淡で表現してもらっています。

『色』は、いらないです。

色のない世界にこそ色は生まれるのではないかと僕は思います。

赤は赤です。
青は青だし、黄色は黄色です。

でも色のない世界では自由です。

色のない世界では、ありとあらゆる色がありとあらゆる色になり得るのです。
色のない世界に存在しない色は無いのです。(あらゆる色が存在しています)

赤は赤であると同時に青であり、黄色でもあるのです。


白い画用紙には、a0199297_19342914.jpg

子どもたちの素敵な想像力の世界が展開していますよ。

火や水や風やその他想像もつかない何かに電力を求めようと『発電所』を描き連ねる子。 たくさんにモノが溢れたお店を描く子。 摩訶不思議な建物が画用紙を埋め尽くすように建ち並び
見たこともない花が咲き様々な種類の果実をつける不思議な木のある風景を描く子。

動物たちがたくさんいて、
子どもたちがたくさんいて、、
道は、、、
どこまでもどこまでも真っ直ぐに続いている。


地震から1ヶ月が経ちましたが余震は続き、
大地の活動は、また活発になりつつあります。
ヒトの作りしモノは破壊されるばかりで未だ再構築するには時間を要します。

でも、ここでは始まっています。
真っ白な画用紙の中では始まっているのです。

子どもたちの心の中には、
新しい町が生まれ始めていますよ。

子どもたちの想いをのせた想像力の世界は制限されることは無く、
果てしなく果てしなく真っ直ぐ延びる道のように続いてゆくのです。


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ひまりちゃんの始まりは『噴水』でした。


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           噴水のまわりには素敵に楽しそうな町が出来ました。



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けんせいの始まりは
『非常用ドーム』でした。

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         風力と水力と最新鋭の科学の力で建造された非常用ドームは
               しっかりと町を見守っています。


あたらしい町は、
本当の意味で『人(人間)』と『自然(地球)』が理解し合える『町』になるのでしょう。

自然(地球)がもう一度、人(人間)に機会を与えてくれますように、、。

人がもう一度、立ち上がれるように見守ってくれますように、、。


くれますように、、、。
by yoshikazusuzuky | 2011-04-12 23:11 | 繋がる想い | Comments(4)
月曜日の朝、
可燃ゴミの袋が山と積まれた、地区のゴミ集積場。

束ねられたダンボールのいちばん上にウルトラマン(複数形)がいました。

地震から1ヶ月めの朝に微笑んだ僕は、ウルトラマン(複数形)に元気をもらいました。

「いまこそヒーローがひつようなんだ!」

、、って?

誰が言ってたんだっけな?

「もちろん僕が言いましたっ!」(笑)


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「シュワッチ!」



そんな良い気分で始まった『きょう』だったのですが、、、

怖かったですね、、余震。

先週の金曜日につづき、大きな大きな余震でした。

しかも僕は、
きょうの余震が起こったその時に、最高震度を記録した町を車で走っていたのでした。
雨に濡れ黒々としたアスファルトの道が地鳴りと共に波打つようにうねり震えたかと思うと車が跳ねたのでした。

「車って跳ねるんだ、、」と思いました。

車って跳ねるんですよ。


いまこの瞬間も大きく揺れ続いています。

夕方からずっとずっと揺れ続けています。

地面が揺れていないときはカラダとココロが揺れています。


今晩も長い夜になりそうです。



ダンボールに描かれたウルトラマン(複数形)に出逢ったきょうは、
楽しいお話しになるはずだったのになあ、、、。



「シュワッチ!」
by yoshikazusuzuky | 2011-04-11 23:11 | 繋がる想い | Comments(2)