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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

カテゴリ:繋がる想い( 306 )

春分の日のきょうは雨降りの一日でした。

外出はせずに自宅画室に散乱した仕事道具を片付けて過ごしました。

少しずつ少しずつ部屋は片付いてゆくけれど、建物に手がまわるのは何時になる事か、、、。

まだまだ時間がかかりそうです。


朝食の時につけていたテレビ番組で、いわき市小名浜の被害状況を報道していました。
僕は浜の生まれではないけれど、小名浜の海は僕にとっては特別な海なのです。
「いまの僕はあの海で生まれた‥」と言っても良いくらいに、、、
僕にとっては特別な特別な愛すべき場所なのです。
『始まりの海』なのです。

テレビの画面に映った光景はまったく知らない場所の、まったく知らない海のように見えました。

破壊された港と海岸線、風評被害も加わり生活物資が途絶えてシャッターも降りたままの商店街。
もちろんそこに人影は見えず、、、。

涙が溢れて止まらなくなりました。

散乱した筆を束ねたり絵の具を並べたりしながらも涙は流れ続けました。

今回の地震の後で、いちばん涙を流したかもしれない、、、。

そんな僕にある人がこう言いました。




きっと またあたらしくはじまろうとしているの

こんどは 人間が
あの海を街を きっと
はじまらせて 守るの

前よりきっと 愛せるの

悲しかったぶんだけ
愛せるよ





あの愛おしい海に、

『夜の海に立ち…』

もう一度あの始まりの愛おしい海へ‥




by yoshikazusuzuky | 2011-03-21 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
『朔(さく)の日』より指折り数えて15日目、、、

『満月』の夜です。

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今夜は雨になる予報ですが、
雨は未だ降り始めてはいません。

まるで蛍灯のような『薄月(うすづき)』が見え隠れしています。

蒼白い光は、、
まるで『瞬く記憶』のようです。


きょうは『朝行く月』 の時刻から行列をしました。
ガソリンスタンドの行列です。

でも5時間列んでも一滴の給油も出来ぬまま行列を離れました。

あとどれくらいリベラに通えるかな?

いつになったら遠くまで車を走らせられるようになるのだろう。


今日の午後は地震以来初めてベッドで眠りました。
行列していたのと同じくらいの時間、、、久し振りに熟睡しました。

明日は自動車は動かさずに居ようと思います。

休みが明けたらがゾリンだけでも状況がほんの少しだけでも改善されていると良いのだけれど。

「眠って目が覚めたら、、」なんて思いません。 『夢』を見ているわけではないからね。 

眠って目が覚めたら現実が、ほんの少しだけでも良くなっていることを望みます。

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                  あっ、、綺麗な月だね。
by yoshikazusuzuky | 2011-03-20 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
きょうの夕刻、満月の一日前の(月齢14.3の)月が昇りましたね。

ぼんやりとした桃色のお月さまでした。


きょうの かいがきょうしつ リベラ には、5人の子どもたちが集まってくれました。

「ありがとう」

きょうも、子どもたちが夢中で筆をはしらせて描き上げた『絵』を紹介させて下さいね。

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              最後に、この一枚をクローズアップで、、、

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      子どもたちの中に残された重すぎる『何か』が、、、いつか癒されますように。
(でも水の青さが、僕の中の『何か』を優しく包んでくれるように思えるのは何故なのだろう、、、)
by yoshikazusuzuky | 2011-03-19 23:11 | 繋がる想い | Comments(4)
きょうの夕方から、絵の教室を再開しました。(教室の名前は『かいがきょうしつ リベラ』と言います)

こんな状況下で、、、と思われそうですが、僕は僕の考えに従って教室を再開したのです。

午後の投稿にも書いたけれど、今の様々な状況についての最終段階的な選択を迫られるまでは、自分に出来ることをやるしかないんだと思うのです。 極端な言い方をしてしまうと自分にコントロール出来ない状況について必要以上に考えてみても何処にも辿り着けないし、ただただ悲しみと苦しみと痛みだけに支配されてしまいそうになるのです。 だから僕は僕に出来ることをやるしかないのです。

僕に出来るコト、、、それは、絵を描くコト、子供たちと話しをするコト、リベラの空間にいるコトで子供たちの気持ちを和ませてあげれるコト。

子供たちが今までの生活の中で(無意識の中で)刻んできた(体に刻み付けてきた)リズムを取り戻す手助けをしてあげれるコトだと思うのです。

今日の教室に来れたのは1人だけでした。a0199297_22384785.jpg
でもね、その子と一緒に絵を描いていて、、、その子が2時間、僕と話しをしながら集中して絵を描いている姿を見ていて、僕は確信したのです。

「子供たちにはいまこそ『こういう時間』が必要なんだ、、」 ってね。

とにかく、車のガソリンが切れて教室に通えなくなるまで、、。 あるいはこの地域も、屋内退避なり避難命令が下るまでは、子供たちが一人でも教室に通って来てくれている限り、僕は僕のやり方で、この状況に対処してゆこうと思います。

「自分なら出来る!」なんて、おこがましい思いに駆られて行動している訳ではないのです。

ただ、、

「出来ないはずはない!」と思っているだけなのですよ。(微笑)


きょう来てくれた子が描いた絵の写真を添えます。



つい先ほどまで、スペインで作家活動をしている友達と子供たちを少しでも遠くへ避難させる計画についてSkypeで話しをしていました。a0199297_22485693.jpg
その後、彼女の実家のお母様より直接お電話をいただき、県外に避難先となる親類縁者のいない教室の子供たちを引き受けても良いので「いつでもご連絡下さい、、、」との心強い言葉をいただきました。
ありがたいです。
ただただありがたいです。

こうして繋がってゆくのですね。

心と心、、

想いと想いは、、

こうしてちゃんと繋がってゆくのです。


もしも何処かから誰かが見守ってくれているのならば、、、

どうか、どうか、、、

「子供たちを守りたまえ。」
by yoshikazusuzuky | 2011-03-18 23:10 | 繋がる想い | Comments(1)
地震から一週間、、、
やっと光回線が復旧し『幻燈画室』の電話が使えるようになりました。
インターネットも繋がりました。

僕は無事で元気にしています。

自宅建物はかなりの被害を受けましたが、雨風雪を防げるだけの応急処置は間に合ったし、何よりも命さえあれば何とでもなります。

幻燈画室もたくさんの大切なモノをなくしてしまいましたが子供たちは全員無事で、、、それだけで何より、じゅうぶんです。

幻燈画室内の片付けも何とか終わり、今日から僕は幻燈画室にいます。

原発の問題や燃料の問題など、状況が良くなるのはかなり先のことでしょう。 けれどもせめて、子供たちには安らげて笑える場所を提供してあげたい。 何人の子が来れるかはわからないけれど、今日から僕は幻燈画室で子供たちを待つつもりです。

とにかく、時間がかかると思います。

時間がかかっても、状況が好転するのか、、と言う保証はどこにも無いけれど、、でもね、、、

「一日一歩だよ。」

とにかく、一日一歩です。

僕は、いま僕に出来ることをやろうと思います。

繋がったパソコンのメールフォルダーからは、たくさんのメッセージが溢れ出し、零れ落ちています。
国内からも、スペインからも、、たくさんたくさん。

「繋がっているのです。」

繋がり、広がる世界の中で、僕はいま僕に出来ることを精一杯やろうと思います。

ご心配をおかけしています。

僕は元気です!
by yoshikazusuzuky | 2011-03-18 14:55 | 繋がる想い | Comments(0)
携帯からです。

たまたまブログに繋がりました。

僕は元気です。

家はめちゃくちゃになってしまったけれど‥

命があるコトをありがたいと思わなければならないです。

携帯電話も固定電話もインターネットも繋がりません。

心配してくださっているみなさん、僕は元気です。


みなさんは大丈夫ですか?

ケガなどしていませんか?


みなさんの無事を‥ただただ祈るばかりです。


また、お逢いしましょう。
by yoshikazusuzuky | 2011-03-12 22:57 | 繋がる想い | Comments(2)