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スズキヨシカズ幻燈画室

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満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ



       「ことしはさかないのだろうか?(今年は咲かないのだろうか?)」

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       そう思いながら毎日通り過ぎていた休耕田に蓮華草の花が咲きました。

        「とてもきれいにさきました。(とても綺麗に咲きました。)」
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-11 13:39 | 日常 | Comments(1)
かいがきょうしつ リベラにはいった子どもたちはまずヨシさんに絵の具箱の中から黒い絵の具のチューブを抜き取られて黒い絵の具専用箱の中に封印されてしまいます。
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                    「あらららら」

黒い色の可能性について前に書きました。 黒白モノクロは七色の可能性を秘めている、、と言うような意味の事を書いたのに、なぜ子どもたちは黒い絵の具を取り上げられてしまうのか? 矛盾していますか?

でもね、黒は危険な色でもあるのです。(と僕は思うのです)

単独での使用ならば良いのですがほかの色の中に在ると、ほかの色を食べてしまうのです。

そのうえ黒い絵の具を持っていると『黒』と認識出来る色を黒い絵の具だけで塗ろうとしてしまうのです。(言っている意味は伝わっているでしょうか?) 髪の毛は黒、、とか、 カブトムシは黒、、とか、 自動車のタイヤは黒、、とか、 人の瞳は黒、、とか? でも、髪の毛もカブトムシもタイヤも瞳も『黒』ではありませんよね? ただ黒く見えるというだけのお話しであって、決して『黒』ではないのです。 そんな意味です。

『黒』は『白』と同様に、『すべての色をその身の内に宿した色』として受け入れられるようになったら黒い絵の具を使えば良いと僕は思っているのです。 黒に食べられるのではなく、黒を食べてしまうのです。 

それまでは黒は自分で作る色リストの第一候補です。(黒っぽい色なんて100万通りでも作れるはずです)

とは言え子どもたちにも要求する権利があります。

「くろつかいたい〜〜〜くろつかいたい〜〜〜くろつかいたい〜〜〜」

と騒ぎ出したときは黒い絵の具箱の中の封印を解き、思う存分、黒い絵の具だけで絵を描きます。

きょうはそれらの『くろいえのぐだけでかいたこどもたちのえ』(黒い絵の具だけで描いた子どもたちの絵)を紹介したいと思います。
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                   いかがでしたか?
                   
              
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              絵についての説明なんか必要ありませんね。
  



               色鮮やかな『ヒカリアソビ』の後に、、
            
           きょうは『黒い絵の具』と『黒い絵』のお話しをしました。



                      おしまい
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-10 00:38 | かいがきょうしつ リベラ | Comments(4)
午后の光に遊んでみた。

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宇宙を撮らえた赤外線写真みたいだね。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-09 23:12 | Comments(0)
番犬(ばんけん)ならぬ『番猫(ばんねこ)』です。

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        教室のご近所の玄関先を守っています。a0199297_9344978.jpg
















きょうは天気がよくて気持ち良さそうでしたよ。

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                 さあ、

                 こんしゅうも教室をはじめます。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-09 09:39 | 日常 | Comments(0)
午前5時に目が覚めました。(何時に眠ったんだっけ?)a0199297_23525987.jpg

今朝は我が愛猫、夜遊び猫の『黒猫パト』に、、
起きたくないのに無理矢理起こされたわけではなくて、、、

予定通りの目覚まし時計、

午前5時起きだったのでした。




                     「ニャに い!?」



きょうは震災で壊れた家具の解体作業で一日を過ごしました。

期間限定で(申請すると手数料が免除される)ゴミ処分場に持ち込まなくてはならないのですが僕の車は普通乗用車なのでコンパクトにまとめないと積み込めないのです。

そんなわけでの解体作業の一日だったのでした。


カラーボックスの中板にオモシロいモノを発見!
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何だかわかります?



初代、、、かな?

『ビックリマンチョコ』のイタズラシールですね。



『五百円札』ってところに時代を感じます。(笑)




           
                   ここにもありました。a0199297_0292862.jpg




        穴が空いてる! (笑)


でもほんとはこれはガラス窓に貼るやつだね。


このカラーボックスは中学生の頃の勉強部屋に(モチロン、、勉強なんかしない勉強部屋に)置いてあったんだっけな?



            部屋の状況ばかりでなく、あの頃のイロイロなコトを思い出してしまった。 



ゴミの種類によって持ち込むゴミ処分場がリサイクルセンターだったり埋め立て地だったりするうえに、、
教室の空き時間と処分場の受け入れ時間と往復する時間も考えて効率よく動かなければならないのでけっこうたいへんです。

             「リサイクルリサイクル」と叫ばれる昨今、
            この量は胸が痛みますが、、、仕方ないですね。

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ひと時、、強風とともに雨雲が広がって「ボツボツ」と大粒の雨が落ちたけど、なかなかに好い天気の一日。 『作業日和』な一日でした。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-09 01:41 | 日常 | Comments(0)
今日も僕の手帳の画像から始まります。

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『手帳』と言うよりは『ノート』の大きさですね。
A4サイズくらいの大きさがあります。


『Agenda escolar 1993-1994』と言うタイトルが見えますね。 スペイン語で『1993年〜1994年度 学校スケジュール帳』と言う意味です。 新年度の始めに新聞の付録でついてきます。(これは『el Periodico 紙』のオマケでした) スペインの新年度は9月からなので、このノートのカレンダーの始まりは、9月6日からになっています。(ちなみに、1993年9月6日は月曜日でした。)


a0199297_144335.jpgこのノートも「みっしり」と膨れています。

ちょっとだけ、、何が貼り付けてあるのか、中をお見せしますね。


      
   先ずはこのページ、、、。

これは、スリアにやって来た『サーカス』のポスターです。  29日と30日の二日間、夕方8時30分開演、、と書かれています。
日本だと8時半は『夜』だけど、あちらでは『TARDE(夕方)』なのが懐かしいです。
スペインの夏(夏時間で1時間時計の針を戻していると言う事もあり)の夕暮れは、夜の10過ぎですからね。

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このページは、、、

僕の教室、『かいがきょうしつ リベラ』の名前の由来(僕が勝手にいただいたのですが、、、笑)でもあるスリアのパン屋さん、『RIBERA』の包装紙が挿んでありました。 『かいがきょうしつ リベラ』と『RIBERA』の電話番号(下4桁)も同じなんですよ! 『RIBERA』のご主人ジャウマと奥様のパキータには家族同然に受け入れてもらえて本当に良くしていただいたのでした。
ミルクチョコレートの包み紙と、カタルーニャのサッカークラブ『F.C.BALCELONA』の新聞記事も一緒に挿んでありました。

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   これはクリスマスですね。

クリスマスカードやプレゼントの包み紙を切り抜いたモノです。 ケーキに付いていた羽飾りや金貨チョコ、ちじんだ風船の模様の部分(東方の三賢者とスリアと言う文字)まで切り取って貼ってありました。(あれ?画像には写ってなかったですね、、)


昨日のブログに『「何でもかんでも」と言っても、いわゆる「手当たり次第」と言う意味ではなくて、一応は僕なりの決まり事はあります、、』なんて書いたけれど、、。 ほとんど手当り次第ですね! (笑)


僕の手帳の中身はまた追々紹介するとして、
それではきょうの子どもたちの手帳はどんなになっているのかな?

手帳のタイトルはね、、、。 とうとう『役に立たない発明図鑑』なんて言うのも出て来てしまいましたよ。(苦笑)

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これ、、、
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                 ピラピラ星人1号、2号、、、a0199297_14411334.jpg





                                そして、カミナリ星人です。
(笑)

でもただのピラピラ星人とカミナリ星人ではないのです。
ピラピラ星人とカミナリ星人はとても仲が悪くてケンカばかりしているそうです。 だけどね、この二人がケンカをすると電気が作られるのだそうですよ。 ある意味、意義のある存在の『発電所』みたいなピラピラ星人とカミナリ星人なのですね。 「なるほどなるほど」



a0199297_14585629.jpgこれは『ジュースのようふく』です。
のどが乾いた時、すぐに飲み物が飲めるように、右のポケットにはオレンジジュースが、左のポケットにはアップルジュースが入っています。 ポケットだけではないのですよ。 ズボンのポケットには水が入っているし、、右の靴にはカルピスが、左の靴にはソーダが入っているのです。 そしてその全てを繋ぐストローが襟元までへと延びているのです。 

服のポケットだけではなくて靴の中にも飲み物が入っている、、、と言うところがポイントですね。



a0199297_1511406.jpg         これは『ダンボールのいえ』です。


その名前の通り全てがダンボールで出来ています。

しかも「雨とかにはまけないよ」なのです。 何故だと思いますか? 何故ならば「まほうのつえでポンとたたけばだいじょうぶ、、」だからなのです。(微笑)

でも残念な事に、この家は子ども専用(定員4名)だそうです。 大人は入れないのですよ。 残念ですね、、、。



a0199297_15404692.jpgこんなのもあります。
『くもはしご』です。

雲で出来たこのハシゴを使えばどんなに高い空の上でも、地面の下の下のそのまた下へでも「どんどんいける」んだそうです。
でも調子に乗って登り降りを繰り返し過ぎると「もどれなくなる」そうなので要注意です!



a0199297_15452883.jpgこれは『まほう図かん』からの一品(ひとしな)、

    『まほうのつりざお』です。


海に糸をたらすと「1分でたいりょうのさかながつれるとっておきのつりざお」なんだそうです。
スゴいお役立ちグッズですよね!



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こちらのカラフルなUFOみたいな物体は『どらやき』です。

一口食べれば、何でもどんなでも幾つでも願いごとが叶ってしまうと言う、魔法の『どらやき』なのでした。



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       では、、、とどめの一撃!

       タイトルは『そんなバナナ!』、、、です。

一口食べるとしんちょうが1m伸びる、、、と言う、、、そんなバナナ???

「わっはっはっ、、、はあ?」 (笑)




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                    そんなわけで、、、
             今日の幻燈の会は、これで仕舞いであります。

                 「アリガトゴザイマシタ」

                     (ぺこり)
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-08 00:11 | かいがきょうしつ リベラ | Comments(2)
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「これは僕が教室で使っている手帳です。」

いちばん古い日付が2008年2月16日(土)になっているので、、、

これで約5年分ですね。


僕に手帳を持たせると、
一冊使い終わる頃には、たいてい持ち歩くのに難儀するくらいの厚さに(2倍にも3倍にも4倍にも、、)膨れ上がり、ゴムバンドでグルグル巻きにしないと収拾がつかない状態になってしまっていますね。(笑)

とにかく僕は何でもかんでも手帳に貼り付けてしまうのですよ。

(「何でもかんでも」と言っても、いわゆる「手当たり次第」と言う意味ではなくて、一応は僕なりの決まり事はあります。そりゃそうだ。)


でも、素敵に大好きなのですよ、、 何でもかんでもが貼付けられて分厚くはち切れそう膨らんだ手帳がね。

なんだかワクワクするのです。

もちろん自分の手帳を自分で書いて貼って挿んだだけのモノではあるのですが、
毎回手帳を開く度に、初めて手帳を開いたかのような驚きと発見を伴う新鮮な気持ちを味わう事が出来るのです。 「ドキドキ」するのです。 何故でしょうね? (微笑)

これはもう『手帳』とは呼べませんね。



さて、今日から始まった子どもたちの『秘密の手帳』作りは、どんな風になっているかな?


あっ! その前に言っておきますね。 手帳に冠した『秘密の道具図鑑』と言う題名も、始めにみんなで考えた『テーマ』のような内容の統一性も、、、。
始まってたったの数分間でキレイさっぱりと消滅して無くなってしまいましたよ。

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             まあ、予定(予想)通りのコトですね。(笑)


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まだまだ始まったばかりなのでメモ帳のページは「たっぷり」と残っているので子どもたちの気持ちはくつろいでいるし、、。 何よりも子どもたちの得意とする分野ですからね。(微笑)



思うにまかせた子どもたちの鉛筆は、「がんがんがん」と突き進んで行きます。


地球上の行きたい場所や、広い宇宙の行きたい星に、「ぴぴん」とタッチするだけで、瞬時にその場所へと移動させてくれる『地球儀&天球儀型瞬間移動装置』であるとか、、、

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長針と短針の角度を変えるだけで『現在過去未来の時間を自在に操れる時計』だとか。


或いは、
この一枚のパーカーを着ていさえするだけで、どんなに厳しい寒さにでも対応出来る、『ぜったいあったかいパーカー』(うん!良いネーミング!!)、、、だとかね。


かと思えば、、、
ラムネ菓子を食べまくって、手帳に「がしがし」その包み紙を貼り付けながらそれぞれの味の違いを論じているモノもあったな。 これなんかは「秘密、、」と言うよりも、どちらかと言えばラムネ菓子を作っている会社の『お客様相談窓口』に感想として直接伝えた方が喜ばれるんでないかな?
でも、いろんな味を大量に食べ過ぎて、最終的には味覚が麻痺して何にも味を感じなくなってしまっていたけどね。 (笑)


自分の手形を写し取った紙を黙々と貼っている子もいましたね。(微笑)

セロファンや紙など、素材を変えて折ったお花を貼って説明文を添えている子もいました。


「いいなあ、、 この一見すると無意味としか思えない作業!」

無意味にしか思えないと思える作業が終了する場所には、その無意味なように思えた作業からは想像もつかないし考えも及ばないほどに完成された素晴らしい世界観を収めた一冊の書物(おいおい、、「しょもつ」っておおげさすぎるだろう?!)が出来上がっていて、子どもたちを待ってくれているのですよ。



       
      さあ! こんな風にして始まった5月のリベラの『秘密図鑑』づくり、、、。

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はたして秘密を「ぎっしり」と詰め込んだこの手帳は子どもたちを(そして僕らを、、)どんな世界へと導いてくれているのでしょうか?




                   
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-07 01:49 | かいがきょうしつ リベラ | Comments(0)
長かったのか連なっていたのかも定かではないばかりではなく、
お休みだったのかどうかさえもハッキリとは自覚出来ない連休もきょうで終わり、
明日からはまた子どもたちとの教室が再開します。

5月の『 かいがきょうしつ リベラ 』は何をやるのかな? (何をやるの? かなかな?)


でもその前に、、、


何時だったかに書いた『APOLLO(アポロ)手帳』の話、、おぼえてる?
素敵すぎる子どもの夢!
『秘密手帳』のお話しでした。

その中で、『スパイ手帳』について「さらり」と触れたのですがあ、、、

「じゃじゃじゃん!」
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これが実物です!



どうですか?


『APOLLO(アポロ)手帳』に勝るとも劣らない、
子どもの心を「ガッチリ」とワシづかみにした素晴らしいデザイン性だとは思いませんか?

「たまりませんね!」




            ちなみに手帳の中身は、、、

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         こんな感じです。



写真をクリックして拡大写真で「よ〜〜く」とご覧になって下さい。
見えましたか?
いろいろと怪し気な説明が添えられた図解カードが入っていますね。
いろいろと突っ込みたくもなりますが、、(笑)、、それはさておいて注目すべきはその発想力だと思うのです。

だって『前と後ろから同時に弾を発射する拳銃』、、って! 普通に考えたら自分も死んじゃいますよ。(あっ! 突っ込んじゃった!!)

でも、そこがスパイ手帳に入っている秘密の道具カードのスゴいところで、子どもはそれを不自然とは受け取らず、「ニヤリ」と笑いつつも「カッコいい!」と思い、この複雑すぎる秘密兵器の自分なりの使用方法を編み出そうとしてしまうのです。(そして間違いなく編み出してしまうのです)

それはこの手帳が子どもにとっては『特別な手帳』だからなのだと思うのです。

もう少し厳密に突き詰めてゆけば、この手帳を特別な手帳にしているのは子どもたちの想像力と思い入れなのだと僕は思うのです。


さあ、長過ぎる前置きはここまでで、、やっと本題です!


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             教室の机の上に積まれたカラフルなメモ帳、、、。

            このメモ帳が一冊ずつ子どもたちの手に配られます。

      そうです、5月のリベラは『秘密の道具図鑑』作りなのです。

4月に『始まりの世界』の街の光景を描いていた時に子どもたちから、、「こんな道具があったら便利だよね、、」とか、「これはこんなふうに改良したらいいのにね、、」なんて言う意見が「ぽろりぽろり」と出始めたのですね。
では、、、と言うわけで始めのタイトルは『便利道具図鑑』だったのですが、なにも現実的に限定しなくとも良いわけだから『秘密の〜』と範囲を大きく広げてみたのでした。

内容は何でもどんなでも O.K. です。

出来るか出来ないかではなくて、『出来たらいいな』、『出来ないかな?』、で良いのです。

メモ帳の全てのページを絵や説明文や写真や切り抜きやありとあらゆる『可能性』だけで埋め尽くして、自分だけの図鑑を作ってもらいたいのです。


「どうです?」 

「ちょっと楽しそうでしょう?」 (微笑)


制作の進行状況は随時ご報告させていただきますのでお楽しみに!



ところで、、

「 V. V 本部(ダブルブイほんぶ) ってどこにあるんだろう?」


(微笑)
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-05 23:11 | 繋がる想い | Comments(2)
ロバート・B・パーカー が亡くなったのが去年の1月18日だったから、もう一年半近くが過ぎようとしている。

『ロバート・B・パーカー(Robert Brown Parker)』

アメリカのミステリー作家です。(『ミステリー作家』とジャンル分けしてしまっても良いのだろうか? なんだかあまりしっくりとこないな、、)

『スペンサー』と言う名前を持つ私立探偵を主人公としたシリーズが代表作のベストセラー作家だ。

全シリーズを通して、舞台となっているのはアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。

17歳の頃の僕は、
ロバート・B・パーカー の書く文章に魅了され、
私立探偵スペーンサーの言動と、(文字でしか)その姿を想像出来ないスペンサーの一挙手一投足に魅了され、
文章の構成が伝えるだけで行った事も見たこともない『アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン』と言う街に魅了されていた。(でも、渡米したいとは思わなかったのが我ながら不思議、、。 最終的にスペインに行ってしまいましたものね。 笑)

僕が初めて手にしたロバート・B・パーカーの作品は、1982年に発表されたスペンサーシリーズの第7作『初秋(Early Autumn)』だった。

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             この作品は、僕にとっては衝撃の一冊だった。


「僕が17歳まで生きて来て感じていた世界感、見ていた世界の風景の全てが一変してしまった」と言っても過言ではないほどに、強い衝撃を受けた一冊だった。

『初秋』から始まった『僕のロバート・B・パーカー』は、『約束の地(Promised Land)』、『銃撃の森(Wilderness)』、『レイチェル・ウォレスを捜せ(Looking for Rachel Wallace)』、『儀式(Ceremony)』、『愛と名誉のために(Love and Glory)』、『ユダの山羊(The Judas Goat)』、、、と、シリーズ物にもかかわらず、発売順を無視したメチャクチャな順番で読み進められていった。(『銃撃の森』と『愛と名誉のために』はスペンサーシリーズではないんだよね)

1986年、スペインに旅立つ時にも僕はロバート・B・パーカーを持って行った。
棲処が決まったら日本から送ってもらう分はダンボール箱に梱包して実家に残し、その時すでにボロボロに近い状態だった3冊だけをバッグの底にしのばせっていた。

『初秋』、『銃撃の森(Wilderness)』、『愛と名誉のために(Love and Glory)』、の3冊、、。

僕はスペインで始めた生活の中で、この3冊にどれほど助けられたかわからない。(この3冊がどれほど僕を助けてくれたことか、、文章では書き尽くせない程だった)

もしかしたら、誰か興味を持って読んでくれるかもしれないから本を紹介しておきながら内容にはいっさい触れません!(笑)

でも本当に、、
バルセロナのあのアパートでの一人暮らしの中で、この3冊の本が、あんな風に僕に寄り添い、何時でもそばにいてくれなかったら、、
そう思えてしまうほどにこの『3冊のロバート・B・パーカー』は、僕にとっての『教典』にも近い書物だったのでした。



購入してからもう随分と時間が過ぎてしまったけれど、
ロバート・B・パーカー作、、
スペンサーシリーズの最新刊にして最終巻、、、

『盗まれた貴婦人(Painted Ladies)』

を、僕はまだ読み終えていないのです。


読み始めてからページの途中に指を挟んだままで、、

ずっとずっとそのままで、、

最後のページをめくってしまったら、
何かが終わってしまうような気がして、、

僕はまだ、
それを読み終えていないのでした。


「スペンサーよ、、永久(とわ)に。」

「ロバート・B・パーカーよ、、、永久(とわ)に。」


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そして、


「僕の中の何かよ、、、」


そんなコトをぼんやりと想いながら、、、。 

(なんちって! 笑)



スズキヨシカズ絵画作品
『1986年の自画像 〜道化師になった自我像〜』
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-05 02:32 | 記憶の欠片 | Comments(2)
天頂にさしかかるぎらついた太陽が、

東の空に積乱雲を沸き立たせています。

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「カウカウカウカウカウ」


何処かで雨蛙が鳴き始めました、、、。




きょうはこれから大きな荷物を積み込んだ車を走らせます。

ブログの更新は新しい日付になってしまいます。


では、、

きょうが終わる頃に、、、また。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-04 12:20 | お知らせ | Comments(0)
「この先の人生で、あなたが道に迷わないように、、、」
そう言っておばあちゃんが手渡してくれた小さなコンパス(方位磁針)を主人公の女性弁護士はお守りとしてペンダントに仕立て、大切に胸にしています。
ジョン・グリシャム原作の小説が1994年 に映像化された『依頼人(ザ・クライアント)』と言うアメリカ映画の一場面、、、。
ある事件の目撃者となってしまった11歳の少年を守る女性弁護士のお話しなのですが、とても好きな映画の一つです。
つらい経歴を持つ女性弁護士役にスーザン・サランドン(素敵な女優さんです)。 連邦検察官役のトミー・リー・ジョーンズ(ピンポイントで言ってしまうと捜査官役をやらせたらトミー・リー・ジョーンズは最高です! トミー・リー・ジョーンズ大好きなんです!)。 そして、素晴らしい演技でスーザン・サランドンとトミー・リー・ジョーンズと渡り合った、主人公の11歳の少年役を演じたブラッド・レンフロー。 この映画はブラッド・レンフローのデビュー作でもあったのですが彼は亡くなってしまいましたね。 2008年だから3年前ですね。 死因は薬物中毒。 薬物の過剰摂取が原因でした。 若すぎる25歳の死でした。 この映画での彼の演技は本当に素晴らしいですよ。

「この先の人生で、あなたが道に迷わないように、、、」

たくさんの素晴らしい台詞が盛り込まれたこの映画の中に在っては埋もれてしまいそうに儚い台詞なのですが、とてもとても愛おしい台詞なのです。

(ちなみに、映画『コンタクト(Contact)』の中でもコンパス(方位磁針)が重要な脇役として登場します。 シリアルか何か(お菓子かな?)の箱の中にオマケで入っていたオモチャのコンパスが良い演技をしてるんですよ。)

今日は『コンパス(方位磁針)』の話しを書こうと思ったのだけど、映画『依頼人(ザ・クライアント)』のたくさんの場面が浮かんできて気持ちが、、、なんだか気持ちが変です。
もしよろしかったら、依頼人(ザ・クライアント)』、ご覧になってみて下さい。(微笑)


この台詞のせいで、、と言う訳ではないけれど、『コンパス(方位磁針)』が好きです。

『道を指し示してくれるモノ』、、 『道標(みちしるべ)』、、かな。

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           British Military Compass『MkIII 』TG Co. Ltd. London  

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           U.K.ロンドンの『TG Co. Ltd.』製作の軍用コンパス。
               1940年製の『MkIII 』です。
             文字盤は貝(シェル)で出来ています。


この真鍮削り出しのコンパス(方位磁針)は、僕の宝物なのです。 ロンドンの蚤の市から海を渡ってやって来ました。 その海を渡るに至ったエピソードは、、内緒です。(微笑)


            日本製の古い軍用コンパス(手前)もあります。
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このコンパス(方位磁針)は革製のバンドが着いていた腕に巻くタイプなのですが、革バンドは劣化して朽ちてしまいました。 残念ながら『北』も指せません。 『ジャック・スパロウのコンパス』(「3.3 ジャックの資産」の項目参照)みたいですね。(笑)


              コンパス(方位磁針)って素敵です。
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「ぷるぷる」と震える磁針がとても儚気で、、。 見つめていると、とても愛おしい気持ちになります。


                     でも、、

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        でも、あまりたくさん持っていると逆に、道に迷いそうですけどね。

           しかもみんな別々の方角を指し示しているし?(笑)

                      
     別々の方角を指し示しているたくさんのコンパスがある光景って、たくさんの『人(動物界後生動物亜界脊索動物門羊膜亜門哺乳綱真獣亜綱正獣下綱霊長目真猿亜目狭鼻猿下目ヒト上科ヒト科ヒト下科ホモ属サピエンス種サピエンス亜種)』が行き過ぎる交差歩道のようですね、、、。

                 (或いは『人生』だとか?)



                   (ほほえんでみる)
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-03 23:13 | 記憶の欠片 | Comments(4)
場所の記憶が定かではないのだけれど、
バルセロナの大聖堂の裏道に美術品の修復を手掛ける工房があった。

狭い通りに面して大きな(おおきかったっけかな?)硝子窓があり、中で作業をする様子をうかがうことができたんだ。
絵の具の缶や筆や名前のわからない道具たちが雑然と(あるいは整然と)置かれた作業机に向かっていたのは、修復と言う仕事のイメージからは「エッ?」と思ってしまうほどに歳の若い職人さんたちだったと記憶している。

僕は、『修復する』と言う言葉が(行為が)とても好きだ。
その言葉を聞いただけで(その行為を見ているだけで)、「わくわく」と言うよりも「どきどき」してしまう。

それは人の『時間』だとか『想い』だとか『命』だとかに関連した事柄だからかもしれない。

その当時は、彼あるいは彼女らの手元にばかり目を奪われていてそこまで考えが巡らなかったのだけれども、、

「あの工房は修復の勉強ができる学校のような場所だったのかもしれないな」、、、とね

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今日の午後、、瓦礫をトラックに積み込んだ後、、、

「ふっ」と自分の足もとのひび割れを見たら、そんな事が(バルセロナのあの光景が)頭をよぎったのでした。



記憶って不思議だね。


突然、何かと何かが繋がってしまったりするんだね。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-02 23:37 | スペイン残像 | Comments(0)

               田んぼに入る、水の音を聴いていた。

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              「とぷとぷとぷ、、とぷん、、とぷぷ」


              「とぷとぷとぷん、、と、、とぷぷん」



              ゆっくりゆっくり水は染み込んでゆくよ。




                大地が小さくため息をもらす。
# by yoshikazusuzuky | 2011-05-01 23:11 | | Comments(2)
僕の父親です。

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御歳、89歳です。


地震発生以来、自身の寝室が使えなくなってしまい勝手の違う別な部屋での避難生活(「避難生活」って言うのかな?)を強いられていて生活のリズムもすっかり変わってしまいストレスは溜まる一方なので、、
今日は一日、父親のお供をしてきました。

a0199297_15571545.jpg僕の父親は(プロフェッショナルとアマチュアの違いが僕には理解出来ないので『プロ』とも『アマ』とも冠しませんが、、)写真家です。

15歳のころから写真を撮り続けています。

ペンを持った時の指先は微かに震えても、カメラを構えファインダーを覗いている時の指先は微動だにしません。

始まりはもちろん『ピンホールカメラ』だったそうです。

個展や展覧会は数限りなく開催しています。(去年の12月にも個展を開催したばかりです)
写真集も出版しています。

僕なんかよりもはるかに活動的です。

山登りが好きで山の写真を撮り始めたのが本格的に撮影を始めるきっかけだったそうです。(20代後半に『プリモフレックス(Primoflex)』を手にしてから俄然写真熱が加速したようです)

学生時代は日本画家に憧れていた父親は、初めは絵筆を持って山のスケッチをしていたそうですが『写真機(カメラ)』の魅力に取り憑かれてしまったのですね。

(余談ですが、日本画家に憧れていた父親の影響が今日の僕にも色濃く反映しているのでしょうね、、きっと。)


             福島県須賀川市の釈迦堂川に行って来ました。

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青空でなかったのが残念でしたが川の上を数百匹の鯉たちが風をいっぱいその身に孕んで、元気よく泳ぎ回っていましたよ。

              もうすぐ、『端午の節句』ですものね。


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                その数百匹の鯉のぼりの中に、
         ちょっとかわった色合いと柄の鯉のぼりたちを見つけましたよ。

わかりますか?

『がんばろう』と大きく書かれた文字と、鯉たちの鱗が「手形」と「似顔絵」になっているんです。

こんな風な鯉のぼりが10匹あまり、、、。 それぞれに『*****ようちえん』と幼稚園名が入っていましたよ。 素敵なアイディアですよね。 須賀川市は今回の地震で、かなりの被害を受けたと聞いています。 この鯉のぼり作りに参加した子どもたちもきっと怖い思いしてしまっているよね。 どんな思いで鯉のぼりに絵を描いたんだろう? でもね、僕は思うのだけれど、きっと素敵な笑顔だった気がするな。 

「そんなえがおだったらいいな、、」 と思いました。 

子どもたちの『祈り』は、空いっぱいにいっぱいに広がっていましたよ! 

鯉のぼりに絵を描いたり手形を捺したり色づけしたりしている子どもたちの賑やかな笑い声と笑顔、そしてその情景が空の彼方から降り注いでいるかのような光景でした。


「すてきなものをみてしまった!」(微笑)


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釈迦堂川の鯉のぼりのあとは植物園により、午后からは地元に戻ってまた写真を撮って歩いた父親でした。
ほんと、、、
写真機(カメラ)を構えているときの父親は水を得た魚、生き生きとしています。


父親の後ろを予備のバッテリーと交換レンズの入ったカメラバックを担いでついて回った、、、

「そんないちにちだったのでした」

(微笑)
# by yoshikazusuzuky | 2011-04-30 23:11 | 繋がる想い | Comments(0)
きょうはね

どこにいても

なにをしていても

ずっとずっとずっとずっとこのきょくがあたまのなかにながれつづけていたんだよ

「みんなもきいてください」

I love you

I need you

. . .




きょうはもうこれだけでじゅうぶん


(ほほえもう?)


(^〜^)
# by yoshikazusuzuky | 2011-04-29 23:11 | 繋がる想い | Comments(3)