黒曜石の宇宙
『そして、カムパネルラは、丸い板のようになった地図を、しきりにぐるぐるまわして見ていました。 まったく、その中に、白くあらわされた天の川の左の岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。 そしてその地図の立派なことは、夜のようにまっ黒な盤の上に、一々の停車場や三角標、泉水や森が、青や橙(だいだい)や緑や、うつくしい光でちりばめられてありました。 ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。 「その地図はどこで買ったの。黒曜石でできてるねえ。」ジョバンニが言いました。 「銀河ステーションで、もらったんだ。君もらわなかったの。」 、、、』
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』第六幕「銀河ステーション」 、、の中でのカムパネルラとジョバンニのやり取りです。
黒曜石でできた星座盤、、、。
銀河鉄道の地図、、、。
黒曜石に描き出される銀河の地図に、僕は、ずっとずっと憧れていました。
けれどもそれはお話しの中のお話し、、、。 そう思っていたのです。
でも、、、。
でもそれは間違いでした。
先月、2月の25日に書いた黒曜石の話。
『アパッチの涙』。
あのときに僕は出逢ったのです。(、、、巡り逢ったのです。)
あのときに僕は出逢ってしまったのです。(、、、巡り逢ってしまったのです。)
黒曜石の宇宙は存在していました。
「どこに?」
「ほっかいどうに」
北海道に、、、 黒曜石の宇宙は現実の中に『カタチ』として存在していたのです。
紹介させて下さい。 『黒曜石の宇宙』、、、『黒曜石の世界』を、、。
そして、僕の手元に届いた『M51渦巻銀河』と『縄文の鏡』を、、紹介させて下さい。
何も付け加えることも説明する言葉も存在しません。 僕が感じたこの気持ちのおすそ分けです。
素敵なんです。
素敵すぎるんです。
黒曜石の『M51渦巻銀河』です。
黒曜石の銀河が太陽を写し込みます、、、。
黒曜石から磨き出された『縄文の鏡』です。
黒曜石から磨き出された『縄文の鏡』が青空を写し込みます、、、。
掌の上の『蒼い空』そして『碧い宇宙』、、、。
ただただ、涙が溢れます。
ただただ、涙が零れます。
一塊の鉱物に、誰かの想いが磨き込まれた時、、 その鉱物はその身の内に『心』を宿すのです。
黒曜石が描き出す、、、『始まりの宇宙』です。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』第六幕「銀河ステーション」 、、の中でのカムパネルラとジョバンニのやり取りです。
黒曜石でできた星座盤、、、。
銀河鉄道の地図、、、。
黒曜石に描き出される銀河の地図に、僕は、ずっとずっと憧れていました。
けれどもそれはお話しの中のお話し、、、。 そう思っていたのです。
でも、、、。
でもそれは間違いでした。
先月、2月の25日に書いた黒曜石の話。
『アパッチの涙』。
あのときに僕は出逢ったのです。(、、、巡り逢ったのです。)
あのときに僕は出逢ってしまったのです。(、、、巡り逢ってしまったのです。)
黒曜石の宇宙は存在していました。
「どこに?」
「ほっかいどうに」
北海道に、、、 黒曜石の宇宙は現実の中に『カタチ』として存在していたのです。
紹介させて下さい。 『黒曜石の宇宙』、、、『黒曜石の世界』を、、。
そして、僕の手元に届いた『M51渦巻銀河』と『縄文の鏡』を、、紹介させて下さい。
何も付け加えることも説明する言葉も存在しません。 僕が感じたこの気持ちのおすそ分けです。
素敵なんです。
素敵すぎるんです。
黒曜石の『M51渦巻銀河』です。
黒曜石の銀河が太陽を写し込みます、、、。
黒曜石から磨き出された『縄文の鏡』です。
黒曜石から磨き出された『縄文の鏡』が青空を写し込みます、、、。
掌の上の『蒼い空』そして『碧い宇宙』、、、。
ただただ、涙が溢れます。
ただただ、涙が零れます。
一塊の鉱物に、誰かの想いが磨き込まれた時、、 その鉱物はその身の内に『心』を宿すのです。
黒曜石が描き出す、、、『始まりの宇宙』です。
by yoshikazusuzuky
| 2011-03-06 23:11
| 記憶の欠片
|
Comments(4)
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NON
at 2011-03-07 00:18
x
本当の本当に存在する
黒曜石の星座盤
銀河鉄道の地図…
手のひらの中に渦を巻く宇宙
吸い込まれてしまいそうなくらいですね…。
ジョバンニとカムパネラの話し声までも聞こえてきそうです
「もうじき白鳥の停車場だねえ」
黒曜石の星座盤
銀河鉄道の地図…
手のひらの中に渦を巻く宇宙
吸い込まれてしまいそうなくらいですね…。
ジョバンニとカムパネラの話し声までも聞こえてきそうです
「もうじき白鳥の停車場だねえ」
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ひめママ
at 2011-03-07 00:27
x
参りました!物心ついたときから、空と星を眺めることが大好きなひめママでござんすが、そんなところに星があるとは・・・空があるとは・・・・!驚きです!
空は・・星は・・いつも私に勇気をくれるんです。(こんなことを言うから「変わってる」って言われちゃうんですよね。苦笑)
Anyway本当に参りました。美し過ぎる!(バタッ!←倒れた音デス。間違った、ドスン!笑)
空は・・星は・・いつも私に勇気をくれるんです。(こんなことを言うから「変わってる」って言われちゃうんですよね。苦笑)
Anyway本当に参りました。美し過ぎる!(バタッ!←倒れた音デス。間違った、ドスン!笑)
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yoshikazusuzuky at 2011-03-07 01:04
「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」 車掌がたずねました。
「なんだかわかりません」
「よろしゅうございます。南十字(サウザンクロス)へ着きますのは、次の第三時ころになります。」 車掌は紙をジョバンニに渡して向こうへ行きました。
『白鳥の停車場』はいかがでしたか、、NONさん?
蒼白く燃え立つ水晶の砂は、NONさんの素足の下で「キシキシキシ」と鳴きましたか?
化石化した胡桃の実は、NONさんの掌の上で「ぽっ」と朱色の音を発てて時間の彼方に消えて行ったのでしょうか?
蒼く透明にチロチロと揺らめく銀河の川の水が、NONさんのノドを潤してくれますように。
コメントをありがとうございました。
おやすみなさい、NONさん。
「なんだかわかりません」
「よろしゅうございます。南十字(サウザンクロス)へ着きますのは、次の第三時ころになります。」 車掌は紙をジョバンニに渡して向こうへ行きました。
『白鳥の停車場』はいかがでしたか、、NONさん?
蒼白く燃え立つ水晶の砂は、NONさんの素足の下で「キシキシキシ」と鳴きましたか?
化石化した胡桃の実は、NONさんの掌の上で「ぽっ」と朱色の音を発てて時間の彼方に消えて行ったのでしょうか?
蒼く透明にチロチロと揺らめく銀河の川の水が、NONさんのノドを潤してくれますように。
コメントをありがとうございました。
おやすみなさい、NONさん。
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yoshikazusuzuky at 2011-03-07 01:22
誰だったかな?
誰かが言っていたのです、、 「星空は夜にしか見れないわけじゃないんだよ」 、、って。
誰が言っていたんだっけ?
また、思い出せないコトを一つ増やしてしまいました。(苦笑)
何かを写すモノって魔法的だと思う。
そうだ、こんどは黒曜石の鏡に星空を写してみよう。 銀河の流れを写してみようかな。
でも、少し怖い気もするな、、、。
黒曜石の鏡に、銀河の流れる星空が、ぜんぶ吸い取られてしまったらどうしましょう?
ね?
ひめママさん、今夜は月が生まれる真っ黒な夜です。 星たちが心細気に瞬いていました。
コメントをありがとうございました。
誰かが言っていたのです、、 「星空は夜にしか見れないわけじゃないんだよ」 、、って。
誰が言っていたんだっけ?
また、思い出せないコトを一つ増やしてしまいました。(苦笑)
何かを写すモノって魔法的だと思う。
そうだ、こんどは黒曜石の鏡に星空を写してみよう。 銀河の流れを写してみようかな。
でも、少し怖い気もするな、、、。
黒曜石の鏡に、銀河の流れる星空が、ぜんぶ吸い取られてしまったらどうしましょう?
ね?
ひめママさん、今夜は月が生まれる真っ黒な夜です。 星たちが心細気に瞬いていました。
コメントをありがとうございました。