いのち
この子は、、
天に召され
ました。
先週その姿を見つけたときから、実は二匹ともあまり良い体調の子猫とは言えませんでした。お母さん猫は置いておくご飯を食べているようでしたが子猫たちのおなかはいつもぺしゃんこで空腹でした。昨晩とても激しく子猫が鳴いていました。(いつも鳴いていたのはお腹がすいているのといくら鳴いてもお母さん猫が来てくれなかったからですね)そして今朝来てみると一匹は体を弓なりに伸ばしたまま動かなくなっていました。もう一匹はもふもふ毛布にくるまり鳴き続けていました。(昨晩ないていた子です)動かない子を手のひらにのせると体は冷えきっていました。急いで両の掌でつつみ温めながらさすってやるとびっくりしたように目を開きピクリと喉を動かして息を吹き返したのです。保育園の時間が迫っていました。タオルでその子を包み箱に入れて教室の中へ。電気ストーブを点けてその前に箱を置きました。家に電話して事情を話しました。僕はヒドく後ろ髪引かれる想いで保育園に出かけました。
今年度最初の白河保育園での授業は5歳児クラスの30名。
予告で書いた通り、用意しておいてもらった紙皿に
子どもたちは絵を描きました。
「好きなモノなんでも描いて良いよー!」
ヨシ先生のかけ声で始まったお絵かきで
僕の目の前の男の子が描き始めたのが
この絵でした。
「あの子猫が僕の手のひらの中で
もう一度息を吐き出したときの顔そのままじゃないか」(心臓の音が大きく大きく
全身に響きました)
子どもたちは
無我夢中、、
楽しみながら
何枚も何枚も紙皿に
絵を描いてくれましたよ。 (^〜^*
どうですか?
キレイですよね! (^0^*
子どもたちと話し合った結果
大きな大きなさかなを作るコトに
決まりました。(これから授業のある3歳4歳の子たちが作った紙皿うろこも合わせて
大きな魚を作ります)
子どもたちから
笑顔をもらって、、
いつもより早めに(1時間もはやく)
保育園を出ました。
教室に戻ると子猫たちはいませんでした。二匹ともお医者さんに連れて行ってもらっていました。お医者さんでミルクを飲ませてもらい箱に保温パックを入れてもらって帰って来ました。鳴き続けていた子は相変わらず鳴き続けてはいましたが元気そうでした。もう一匹の子の呼吸はゆっくりと静かでした。ときどき瞬きをしました。教室に戻って30分後でしょうか、、そのゆっくりとした呼吸は止まってしまいました。目は全てのモノを透かして見ているかのように虚ろでした。いくらさすっても、もう一度動いてはくれませんでした。お医者さんの見解。子猫たちは生まれて二週間ほどだそうです。ほとんどこの二匹と一緒にいないお母さん猫は教室で数匹の子猫たちを産んだあと元気な子たちだけを何処かに移し、二匹はココに残されたのではないか、、とのコトでした。猫は子どもを産むと一度場所を移動するのだそうです。とにかくそうして残され、それでも様子を見に来ていたお母さん猫でしたが連休も明けて教室も騒がしく賑やかになり、、置いておくエサは食べるけれどもソレから栄養をもらったオッパイはこの二匹にではなく兄弟たちの糧となり、二匹がお母さん猫のおっぱいにありつける頃には、二匹のおなかを満たすだけのおっぱいは残っていなかったのかもしれません。子猫たちの仕合わせが何処にあるのか僕にはわからないけれど、、この行為が人間の感情というエゴイズムそのモノだったとしても、僕は二匹を、残った一匹を成り行きに任せることは出来ません。冷たくなってしまった子は自宅の庭に(いつもパトがいる温室のわきに)埋葬しました。そしてもう一匹は自宅にいます。後先を考えない行為ですが、いまは自宅にいて3時間おきにスポイトと哺乳瓶からミルクをもらっています。元気に育つかどうかはワカラナイですね。(診てくれたお医者さんにも無事に育つ保証は無いから気持ちを切り替えるようにと言われて来たようです)黒猫のパトは中途半端に関心を示しています。つまりパトもどうしてよいのかワカラナイでいます。
いのちをもてあそぶつもりは
ないのですが、、
こう言うコトに
なりました。
元気に育ったらうちの子になるのかな?
それとも
誰かがこの子のお父さんお母さんに
なってくれるのかな?
とにかくいまは、、
ミルクをのんで
います。
。
ました。
先週その姿を見つけたときから、実は二匹ともあまり良い体調の子猫とは言えませんでした。お母さん猫は置いておくご飯を食べているようでしたが子猫たちのおなかはいつもぺしゃんこで空腹でした。昨晩とても激しく子猫が鳴いていました。(いつも鳴いていたのはお腹がすいているのといくら鳴いてもお母さん猫が来てくれなかったからですね)そして今朝来てみると一匹は体を弓なりに伸ばしたまま動かなくなっていました。もう一匹はもふもふ毛布にくるまり鳴き続けていました。(昨晩ないていた子です)動かない子を手のひらにのせると体は冷えきっていました。急いで両の掌でつつみ温めながらさすってやるとびっくりしたように目を開きピクリと喉を動かして息を吹き返したのです。保育園の時間が迫っていました。タオルでその子を包み箱に入れて教室の中へ。電気ストーブを点けてその前に箱を置きました。家に電話して事情を話しました。僕はヒドく後ろ髪引かれる想いで保育園に出かけました。
今年度最初の白河保育園での授業は5歳児クラスの30名。
予告で書いた通り、用意しておいてもらった紙皿に
子どもたちは絵を描きました。
「好きなモノなんでも描いて良いよー!」
ヨシ先生のかけ声で始まったお絵かきで
僕の目の前の男の子が描き始めたのが
この絵でした。
もう一度息を吐き出したときの顔そのままじゃないか」(心臓の音が大きく大きく
全身に響きました)
子どもたちは
無我夢中、、
何枚も何枚も紙皿に
絵を描いてくれましたよ。 (^〜^*
どうですか?
キレイですよね! (^0^*
子どもたちと話し合った結果
大きな大きなさかなを作るコトに
決まりました。(これから授業のある3歳4歳の子たちが作った紙皿うろこも合わせて
大きな魚を作ります)
子どもたちから
笑顔をもらって、、
いつもより早めに(1時間もはやく)
保育園を出ました。
教室に戻ると子猫たちはいませんでした。二匹ともお医者さんに連れて行ってもらっていました。お医者さんでミルクを飲ませてもらい箱に保温パックを入れてもらって帰って来ました。鳴き続けていた子は相変わらず鳴き続けてはいましたが元気そうでした。もう一匹の子の呼吸はゆっくりと静かでした。ときどき瞬きをしました。教室に戻って30分後でしょうか、、そのゆっくりとした呼吸は止まってしまいました。目は全てのモノを透かして見ているかのように虚ろでした。いくらさすっても、もう一度動いてはくれませんでした。お医者さんの見解。子猫たちは生まれて二週間ほどだそうです。ほとんどこの二匹と一緒にいないお母さん猫は教室で数匹の子猫たちを産んだあと元気な子たちだけを何処かに移し、二匹はココに残されたのではないか、、とのコトでした。猫は子どもを産むと一度場所を移動するのだそうです。とにかくそうして残され、それでも様子を見に来ていたお母さん猫でしたが連休も明けて教室も騒がしく賑やかになり、、置いておくエサは食べるけれどもソレから栄養をもらったオッパイはこの二匹にではなく兄弟たちの糧となり、二匹がお母さん猫のおっぱいにありつける頃には、二匹のおなかを満たすだけのおっぱいは残っていなかったのかもしれません。子猫たちの仕合わせが何処にあるのか僕にはわからないけれど、、この行為が人間の感情というエゴイズムそのモノだったとしても、僕は二匹を、残った一匹を成り行きに任せることは出来ません。冷たくなってしまった子は自宅の庭に(いつもパトがいる温室のわきに)埋葬しました。そしてもう一匹は自宅にいます。後先を考えない行為ですが、いまは自宅にいて3時間おきにスポイトと哺乳瓶からミルクをもらっています。元気に育つかどうかはワカラナイですね。(診てくれたお医者さんにも無事に育つ保証は無いから気持ちを切り替えるようにと言われて来たようです)黒猫のパトは中途半端に関心を示しています。つまりパトもどうしてよいのかワカラナイでいます。
いのちをもてあそぶつもりは
ないのですが、、
なりました。
元気に育ったらうちの子になるのかな?
それとも
誰かがこの子のお父さんお母さんに
なってくれるのかな?
とにかくいまは、、
います。
。
by yoshikazusuzuky
| 2016-05-18 00:11
| 猫
|
Comments(0)