三森たか子先生の展覧会
子どもたちを愛し
何より石川町を愛し続けた
ひとりの人間の
唯一無二の生き様を
観ました。
「スゴいなあ」
心からそう思いました。
「情熱を傾けるとは愛するというコトなのだなあ」
三森たか子先生93年間の生涯を目と指先で辿り終えたあとに
そう思いました。
鉱物の展覧会ではありません。
三森たか子先生という
ひとりの人間の展覧会です。
生きるコトの意味を
見せてもらえた気がしました。
「たくさんの方に
感じてほしいなあ」
そう思いました。
三森たか子先生には沢山の著書があるのですが
そのなかの一冊、
『石川の山の岩石』(平成19年 85歳で出版)
の中に書かれた「詩」の一遍です。
「
私の思い
私が、若くなったならば
もう一度学びたい
私が、若くなったならば
子供と共に自然を学びたい
ミクロの世界をもっとさぐりたい
生きている力、石の世界を
ミクロで高度の世界をさぐりたい
私に体力を神がつけてくれたら
子供と共に野山を歩いてみたい
石川の子よ、もっと全国にはばたけ
先輩の名が、全国に報道されたように
自然の力を学んで行こう
石川の子は優れた力のあることを信じて
」
この詩を読んで
涙が止まらなくなり
ました。
僕は、三森たか子先生の名前を夏に知ったばかりです。
その功績も何もかもを
文字で読んで知ったばかりです。
三森たか子先生の情熱は
すべてを超越し
僕の心に入り込んできます。
そして激しく揺さぶります。
「こんな大人になりたい」
目標となるひとが
またひとりできました。 (微笑)
『石川の大地教育の母 三森たか子先生93歳の生涯』
展覧会は「石川町立歴史民俗資料館」にて
(福島県石川郡石川町字高田200-2 TEL : 0247-26-3768 )
11月6日まで開催されています。
(開催時間/9:00〜16:00 入館15:30まで)
(休館日/月曜日 *月曜日が祝日の場合は翌日休館)
この展覧会は
鉱物の展覧会ではありません。
三森たか子先生という
ひとりの人間の展覧会
です。
素晴らしかったです。
(感動)
@
by yoshikazusuzuky
| 2016-10-04 00:02
| 理科室の記憶
|
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