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スズキヨシカズ幻燈画室

suzuky.exblog.jp

満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

教室を始める時間
子どもたちの鉛筆を削りながら
、、

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子どもたちの夢見るコトについて
考えています。

夢見るコトと夢を追うコト。

僕はいつに夢見て
いつに夢を追い始めたろうか?

「始めるのに遅いなんてコトはありません」

僕も生徒さんに
こう言うけれど、

僕は夢見て追いかけ続けてきたコトに真剣に向き合う大切さに気付くのが
遅すぎたよなと思います。

残された時間で何処までゆけるだろう?

昨日の夜に
高校生たちと
「何かをさがす」
コトについて話しをしました。
外国に居る時に何度も耳にした
「何かをさがしに来ました」
と言う言葉。

その言葉を口にした20代30代40代の人たち。
あの人たちから僕は、
何の真実味も感じ取るコトが
出来ませんでした。

「何かをさがしている」

20歳だった僕には、
その人たちがその言葉を言い訳にして
見せかけの自由に甘んじているようにしか見えなかったし、
たぶんその「何か」が目の前に現われても
この人たちは気付かないのだろうな
と思いました。(傲慢ですが20歳になったばかりの僕には
そう思えたし50代になった今でも同じように考えています)

僕は何かをさがしに日本を出たのではありませんでした。 日本から(あまりにも自分を甘やかし過ぎてどうにもならなくなった自分をとりまく環境から)逃げ出したのでした。 何かをさがすよりもっとヒドいかな。

夢_a0199297_10423622.jpg
鉛筆をカッターナイフで削っていると、限界がわかります。 これ以上削ったら折れてしまう芯の、ギリギリのトコロが見えるのです。 折れて仕舞いそうな境界線上で震える芯の切っ先は美しいです。 そしてこの芯のようでありたいと思います。


夢_a0199297_10423613.jpg
高校生たちは将来を見つめます。

たくさんのコトを考えます。

僕も考えます。

自分に残された時間で
辿り着ける場所まで、
僕は行きたい。



朝から何の話? (笑)



空気はキンとして冷たいけれど
青空が広がっています。

日曜日の教室が始まっています。



(微笑)






by yoshikazusuzuky | 2018-11-25 10:45 | かいがきょうしつ リベラ | Comments(0)

by yoshikazusuzuky