2017年 02月 27日 ( 1 )
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光を宿し始める時刻
、、
全てのモノたちが凍りついていました。
(きのう、、というか今朝のお話し)
帰宅してご飯を食べて
服を脱ぎ捨てベッドにもぐり込むと
自分の寝床から黒猫のパトさんがやって来て
僕のT-シャツの胸元を
「ぐちょぐちょ」
にしましたが気にもかけずに眠りに落ちました。
そしてパトさんに起こされるまで
真っすぐに眠りました。
(パトさんに起こされたのは午前10時でした)
僕は描き始める前にイメージしていたコトをすっかり忘れてしまっていました。
緑色の猫になった黒猫のパトさんの目をいくら描いても納得できなかったのも当たり前なのでした。何故なら僕は『盲目の猫』を描こうと思っていたのですから。目の前のモノを見るコトが出来る目を持った緑色の猫ではなくて、見えないモノを見るコトの出来る目を持った『盲目の猫』です。
それは、この絵の姿が頭に浮かび「描きたい」と思った時にチラリと脳裏を横切って行った「すりガラスの向こう側の風景のようなモノ」だったのでした。
片翼の緑色の猫は、
その「盲しいた(めしいた)目」で
片一方の翼しか持たぬ人間を
『あの赤い空の向こう側まで』
道案内するのです
。
「盲しいた(めしいた)目」を持つ
緑色の猫になった黒猫のパトさんは
きょう一日でこんなフウになりました。
搬入の集荷まで
一週間となりました
。
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by yoshikazusuzuky
| 2017-02-27 00:16
| スズキヨシカズ的アート
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