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スズキヨシカズ幻燈画室

suzuky.exblog.jp

満月ノ晩ノ蒼色幻燈会 ... 始マリ始マリ

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           スズキヨシカズ絵画作品 『理科室のシリーズ 3. 4. 』
# by yoshikazusuzuky | 2011-01-29 00:16 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)
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           スズキヨシカズ絵画作品 『理科室のシリーズ 1. 2.』
# by yoshikazusuzuky | 2011-01-29 00:15 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)
僕が目覚めたとき雨はもう止んでいた。

空を埋め尽くしていた黒雲母の隙間から、水晶に閉じ込められた金紅石(きんこうせき)の細い管が、僕の横たわる柔らかな草の上にも降り注ぎ始めていた。

どれくらいの時間、僕はこの場所に横たわっていたのだろう。
僕が眠っている間にも雨は降り続いていた筈なのに、、不思議と僕の体は濡れてはいなかった。
温かく濡れる草の上に掌を押しあて、僕は体を起こした。(掌の下からは柔らかく、雨を含んだ土の匂いがした。)

僕は森の中の窪地にいた。

緑色の樹々の葉から地面へと落ちる水滴はみな、金紅石(きんこうせき)を宿し、地面に到達してはじけると、一つ一つが小さな虹の遊色を踊らせた。

僕は雨上がりのそんな光景をただ静かに眺めていた。

なぜ自分がここにいるのかなんてわからない。
もし誰かが「ふっ」と現れて、僕がここにいる理由を説明してくれたとしても、、僕は興味を持って聞かないだろうと思う。 理由の必要ない事がたくさん存在している。 僕がここにいるのも、そんな事柄の一つなんだろうと思う。

「蛋白石の中に遊色が存在するように、、?」
「金紅石(きんこうせき)のなかに太陽の管が存在するように、、?」

いや、、(微笑) そんなに素敵な事ではないかもしれないけどね。(微笑)

でも、、僕はここにいるんだ。

白雲母色の空を見上げて、
もう一度、雨が降り始めるのを待っているんだよ。

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               スズキヨシカズ写真作品 『ひとり』
# by yoshikazusuzuky | 2011-01-29 00:00 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)
誰もいない忘れ去られた場所に射し込む光が

すべてのモノタチの輪郭線を蛋白石の虹色に滲ませて、

誰もいない忘れ去られた空間へと拡散させる。

誰もいない忘れ去られた場所に時間(とき)が刻まれる事はない。

誰もいない忘れ去られた空間に射す光の柱はたゆたうことの無い細かな細かな塵の結晶で構成されている。 「光ノ柱ニ触レテハイケナイ」 「光ノ柱ニ触レタ者ハミナ光ノ柱ノ標本瓶ヘト摂リ込マレテシマウカラ」 「光ノ柱ニ触レテハイケナイヨ」

誰もいない忘れ去られた場所に射し込む光が

すべてのモノタチの輪郭線を蛋白石の虹色に滲ませて、

誰もいない忘れ去られた空間へと拡散させる。

誰もいない忘れ去られた場所に時間(とき)が刻まれる事はない。


「誰モイナイ忘レ去ラレタ場所ニ刻マレルノハ誰カノ肉体ト誰カノ記憶ダケ、、、」




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               スズキヨシカズ写真作品 『ヒカリ』



 
# by yoshikazusuzuky | 2011-01-28 16:01 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)
君はずっとそこにいたのかい?

それとも、、、
それとも君は突然に僕の目の前に現れたのかな?

「わからないな、、。」

「うん、わからないよね。」

君がずっとそこにいたのかそれとも突然現れたのかなんてほんとうは問題じゃないんだよ。

君はいまそこにいる。

(君はいまそこにいてくれる)

「眩しいね、、。」

「うん、眩しい。」


逆光線の中にふたりだけ、、、。


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                            スズキヨシカズ写真作品 『逆光線』
# by yoshikazusuzuky | 2011-01-28 00:00 | スズキヨシカズ的アート | Comments(0)